《アビスベル=ジャシン
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アビスベル=ジャシン帝 OR 闇文明 (4) |
クリーチャー:アビスロイヤル 7000 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。 |
このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。 |
自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。 |
墓地のアビスクリーチャーにアビスラッシュを付与し、さらに墓地召喚時にコスト軽減し、除去置換効果で手札2枚をディスカードとする耐性も持つ。
アビスラッシュの付与と墓地召喚のコスト軽減、置換効果によるディスカード、すべてが非常に噛み合っている。
1ターンだけでアビスを2〜3体並べることも容易。
その上、アビスラッシュの特性である、召喚されたターンでの攻撃の許可も相まって、バトルゾーンがこのクリーチャーのみの状況から打点を増やして、【赤単速攻】に1歩劣るくらいの速さで総攻撃に移ることも可能。
このクリーチャー自身は耐性を持つためダイレクトアタック要因として最適。さすがに、G・ストライクやプリン効果付与で止まるが、その場合でも耐性のあるブロッカーになるため攻守共に隙が少ない。
さらにこのクリーチャー自身もアビスなので、《アビスベル=ジャシン帝》のアビスラッシュ効果で、2コストで2体目の《アビスベル=ジャシン帝》を出すこともでき、相手としては対処が困難になっていく。
逆に、攻撃可能クリーチャーをあえて攻撃させずcipだけ使うのも、手札を消費しない呪文のような感覚で使えて便利。
軽減込みで1マナとなる《フォーク=フォック》がその典型だろう。
また、置換効果の2枚のディスカードは本来なら痛いディスアドバンテージになる所だが、アビスラッシュと墓地召喚時のコスト軽減によって、ディスアドバンテージになるどころかむしろアドバンテージにすらなりうる。
アビスラッシュを使用したクリーチャーは山札に戻るので、墓地肥やしによって減った山札を回復できるメリットも大きい。
特にアビスラッシュを持たないクリーチャーでも山札回復に務められるという役割を与えられるため、ライブラリアウトになりづらい。
基本的には「置換効果で1ターン生き残り、次のターンに墓地のクリーチャーを展開して1ショットキルを仕掛ける」使い方になるだろう。
どの能力も強力であり、魅力的ではあるものの、墓地が使用不可になってしまえば途端に耐性持ち準バニラとなってしまう。
墓地の溜め直しを要求される《お清めシャラップ》や墓地回収・墓地召喚をすべて不発にする《若き大長老 アプル》などの対処は大きな課題だろう。
それとは別に、素ではアビスラッシュを持たないがアビスラッシュが付与されると強力な《深淵の三咆哮 バウワウジャ》などにはバトルゾーンの《アビスベル=ジャシン帝》は不可欠となる。
離れるかわりの2枚捨てる行為は墓地肥やしに転用できるが、置換効果が使えなくなるまで手札を失って貫通した除去を食らってしまうと攻めに移れなくなる恐れがあるので要注意。
かつて超獣世界を完全に支配していた古の支配者にしてアビスロイヤルの絶対君主。
初代ボルシャックと光文明が協力して「深淵」に封印したはずだったが、超獣世界を襲う大異変と共に復活する。
その存在は未だ謎に包まれており、超獣世界の伝説として一億年前から語り継がれていたという。
性格は冷酷で、配下が敗れても特に気にする様子は無い。それどころか、敵を倒すために平気で配下を使い捨てにする。
強大なパワーを秘めており、各文明を代表する大型クリーチャーの攻撃を受けても微動だにしない余裕っぷりを見せる。
先に「深淵」の調査に来た《ドラン・ゴルギーニ》や、《ドラン》の敵討ちに来た《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》を次々と返り討ちにする。
アビスロイヤルの大侵略や、各文明の王侯達の敗北を前に世界は混迷の色を深めていった。
更に自然文明を侵略、《首領竜 ゴルファンタジスタ》を簡単に倒して「深淵」に引きずり込み、《邪闘 シス》との戦いで弱っていたところにとどめを刺す。
《ゴルファンタジスタ》撃破後は自然の力を取り込み、《アビスベル=覇=ロード》へとパワーアップを果たした。
その後、水文明の《芸魔王将 カクメイジン》と戦っていた最中、太陽の力を取り込んだ《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》が現れる。《バクテラス》の力は強大であり、一度はバクテラスが力の反動で暴走しかけた隙に撤退することに。
深淵に戻ったジャシンは、更なるパワーアップ形態《アビスベル=覇統=ジャシン帝》となりバクテラスの前に舞い戻った。
またゴッド・オブ・アビス背景ストーリーよりも遥か昔、どこか遠い並行世界でゼニス・セレスとの戦いを繰り広げていたことが明かされている。
《クリス=タブラ=ラーサ》によって支配されたセレス世界に突如として現れ、ゼニスを襲撃。一度は敗れるも、こちらにおいても《覇統》の姿となり、《タブラ=ラーサ》を焼き尽くしてしまった。
結果的にゼニスによる支配体制を討ち滅ぼしたものの、ジャシン自身はセレス世界を制圧せずに、《タブラ=ラーサ》撃破後は世界を置き去りにしてどこかへと去ってしまった。
この世界は後に、ジャシンではなく《「俺獅」の頂天 ライオネル》によって復興されることが示唆されている。
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Q.《アビスベル=ジャシン帝》の「自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。」は、どういう能力ですか?
A.墓地からマナコストを支払ってクリーチャーを召喚する際に、そのマナコストを2少なくできる能力です。
「アビスラッシュ」による召喚のほか、「ムゲンクライム」や「フシギバース」でクリーチャーを召喚する際、《テラ・スザーク <ロマノフ.Star>》を自身の能力で墓地から召喚する際にも、そのコストを2少なくできます。
ただし、「ムゲンクライム」のクリーチャータップの体数や、「フシギバース」でクリーチャーをマナに送ることなど、マナコスト以外のコストは少なくできません。
引用元(2022.9.16)
類似裁定(2024.4.12)