《アルカディア・スパーク》 [編集]
モードで山札送りの後ドローさせる効果かオールタップを選んで使うS・トリガー。自分のエンジェル・コマンドがあれば任意で両方選べる。 除去+オールタップのS・トリガーとしては《支配のオラクルジュエル》が比較対象になるが、こちらはエンジェル・コマンドがなければ片方の効果しか使うことができず、山札送りも相手にドローさせるデメリット付きとカタログスペックは抑えめ。仮に山札送りしたクリーチャーと同じクリーチャーを手札に加えられたら《スパイラル・ゲート》などのバウンスと変わらない。 しかし、アンタップ破壊と確定除去の違いは大きく、基本的にどのタイミングでトリガーしても腐りにくい防御札として評価されている。例えば【緑単ベアフガン】との対戦で、2ターン目《獣軍隊 ベアッサー》の1点で《支配のオラクルジュエル》を踏んでも無駄なS・トリガーでしかないが、このカードなら《ベアッサー》を山札送りして3ターンキルを失敗させられる。他にも《永遠のリュウセイ・カイザー》《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》などの強力なロッククリーチャーが自分を攻撃してきた時に、タップ状態のそれらを除去できるのとできないのとではターンが返ってきた場合の逆転しやすさが明確に変わる。 また、カードとしては白青なので【5色コントロール】で採用率の高い《偽りの王 ヴィルヘルム》と合わせて5文明が揃う。序盤における《フェアリー・シャワー》のプレイしやすさを考えても、水を含む多色カードにスペースを割いて損はないだろう。 前記した通りドローは基本的にデメリットだが、山札送りできる相手のクリーチャーがいなくても強制で引かせることに注目すると山札破壊としての利用価値がある。名目コストの関係で《龍素記号Sr スペルサイクリカ》や《目的不明の作戦》ではギリギリ使い回せないものの、そのハードルを乗り越えて無限ループさせた場合の恩恵は極大。 ループデッキで信頼性の高いフィニッシャーには《黒神龍ザルバ》《光霊姫アレフティナ》などもあるが、いずれもフィニッシュ以外役割がないカードのため、対ビートダウンで防御札にもなるこちらの強みにかなわないだろう。 DMRP-17で防御用S・トリガーとして汎用性でこちらを上回る《S・S・S》が登場。比較した場合のこちらの強みはガチンコ・ジャッジにやや勝ちやすい程度だが、名目コスト利用デッキの代表格である【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】にすら《S・S・S》が優先採用されるという状況。 ルール [編集]
テキストの不備について [編集]
他のカード・デッキとの相性 [編集]
環境において [編集]革命ファイナルでは【天門ループ】【マーシャルエクストラウィン】【ラララオプティマス】などで防御札兼フィニッシャーとして採用された。特に【ラララオプティマス】にとっては《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》と共に当デッキを一気にメタゲームに押し上げた1枚であり、第3回公認グランプリでは準優勝を収めて一躍有名となった。 登場から新章デュエル・マスターズ頃までは【5色ドギラゴン剣】の防御札としてもメジャーだった。オールタップは《異端流し オニカマス》のタップキルに役立った。 新章デュエル・マスターズの【5色ジョリー】でも結果を残した。 遅くとも「DMGP-5th」前後には【5色蒼龍】での採用も見られるようになった。採用する場合は役割が被る《レインボー・スパーク》との入れ替え枠となる。 エンジェル・コマンドをふんだんに入れた【ロージアミラダンテ】にも使われ、「DMGP-5th」優勝デッキには4枚積みされていた。 《真・龍覇 ヘブンズロージア》の殿堂入り後に開催された「全国大会2017」では3位に白青黒【ロージアミラダンテ】が1人残ったものの、このカードは採用されていなかった。理由としては当時《ヘブンズロージア》→《龍魂城閣 レッドゥル》→《時の法皇 ミラダンテXII》という押し付けより、非エンジェル・コマンドの《煌龍 サッヴァーク》を立ててターンを返す場面が多くなっていたこと、《裏切りの魔狼月下城》の殿堂入りによって多色カードの優位性が低下したことが挙げられる。 超天篇では【インパクトリガー】のフィニッシャーとして活躍。このシリーズでは《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》と《偽りの名 ゾルゲ》を揃えて《アカカゲ・レッドシャドウ》と《防羅の意志 ベンリーニ》をループさせる型の【5色蒼龍】でも使用された。 十王篇で成立した【ライベルモットループ】でも好みで使われた。 王来篇環境 (オリジナル)ではDMEX-17発売からしばらくの間、【ネロ天門ループ】のフィニッシャーとして姿を見せていた。 その他 [編集]
デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]
モードの1つ目のテキストが変更され、選んだクリーチャーが山札に加えられないとドローが発生しなくなった。また、条件達成時には強制で両方の効果を使うようになった。 何らかの耐性でクリーチャーがとどまった場合にハンドアドバンテージを与えることがなくなったため、基本的には強化。TCG版《アルカディア・スパーク》の個性だったライブラリアウト戦術は取れなくなったが、カードプールの狭いデュエプレでは普通に汎用性の高いマナ基盤兼防御札として利用されている。
関連カード [編集]フレーバーテキスト [編集]収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]デュエル・マスターズ プレイス [編集]参考 [編集]
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