天使(てんし)悪魔(あくま)墳墓(ふんぼ) [編集]

天使と悪魔の墳墓 R 光/闇文明 (4)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。
すべてのマナゾーンを見て、同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。

DM-13で登場した/呪文

かなり不安定だが、一枚で複数の除去またはランデスが可能。
タイミングを見極めれば強力であるが、能動的に条件を満たすことが難しく、相手に4積みされたカードが少ないと腐ることも多い。公式戦ではありえない事だが、人数が増えるほど条件を満たしやすくなる。

だが、それでも4マナS・トリガー付きで2ランデスや2体除去を行えるのは強力で、の合うコントロールに1、2枚投入されることが多い。
特に、同名カードが揃いやすい【ヘブンズ・ゲート】【グールジェネレイド】【武者ワンショット】、各種種族デッキなどにはよく効く。

ただし、自分もこのカードの被害を受ける点には注意。
そのため、このカードを投入するなら自分のデッキに複数積まれたカードを極力減らし、自身への被害を抑える必要がある。(とは言えハイランダーに近い構成にしなくてもプレイングで十分カバーすることはできる。)
また「自分に2枚」「相手に2枚」だけでなく「自分と相手に1枚ずつ」でも反応するので、ミラーマッチなどでは注意。
逆にそれを狙って、積極的に除去ランデスを狙っていく戦術も可能。

決まれば強力ではあるが、先述の通り4枚積みでもなければ中々条件は満たされないことも多く、カード資産の少ない初心者は勿論のこと、上級者のコントロール系のデッキなども4枚積みは意外と少ない。他のカードにも言えるのだが、このカードは特に環境を読んで使うことが非常に重要である。考えも無しに使っても活躍は見込めないことを忘れてはならない。

デッキビルディングからプレイングまで、登場から常に環境に大きな影響を与えているカードである。その特徴から、これからもこのカードのことを意識していくことになるだろう。

ルール [編集]

環境において [編集]

登場当初は墳墓避けの理論自体が存在せず(当時仮にあったとしても未成熟であった)、自軍に被害を与える札として非常に低く評価されていた。高く評価する者としても「ウェーブストライカーサバイバーに刺さる」程度としか考えていなかった。

まともに評価されるようになったのは、1枚積みが多い構築であった(当時完全なハイランダーとまでは行かなかった)【ボルメテウスコントロール】が環境の一角にあった極神編環境に入ってからの事であった。

同名クリーチャーがバトルゾーンに並びやすい【サイバー青単】が環境に進出した神化編環境では、その対策札としての需要を得た。

エピソード1環境では【紅蓮ゾルゲ】という4枚積み満載の仮想敵が登場、積極利用された。

エピソード2環境【Nエクス】【ターボゼニス】などのマナを伸ばすデッキが流行すると、その対策として【オール・イエス】【白青黒超次元】などのマナブーストが出来ないデッキで盛んに使用された。

革命編環境において多くのプレイヤーが【レッドゾーン】対策について頭を悩ませていた中、先攻なら相手が動き出す前に3ターン目のランデスで出足を鈍らせることも状況次第で実現可能な札として注目された。実際、タッチS・トリガーとして《閃光の守護者ホーリー》《終末の時計 ザ・クロック》を各4枚積みとした型の場合、手札にあっても仕方のないそれらのS・トリガーは積極的に早期にマナチャージされたため、案外刺さりやすかったと言える。

双極篇ではマナブースト系統が強化を受けたため、複数のマナゾーンのカードに干渉できるこのカードの需要が増した。

超天篇環境では同名クリーチャーを2積みする事が殆どである超GR戦術の対抗策として考慮されたが、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》で封じられたり、《MEGATOON・ドッカンデイヤー》ループ戦術の前では唱える術がなかった。

王来篇環境では【5色コントロール】系統がアドバンスオリジナルを問わずに環境の中心にあるため、1枚積み中心のグッドスタッフ構成での入賞が偶に見られる。

テクニック・対策 [編集]

  • このカードを採用する時、このカード自体が呪文の効果の被害を受けて負け筋になることがないように、採用枚数を2枚以下に抑えるのがメジャー。複数回唱えることが自然な流れのゲームではまずないため、そういうところも採用枚数を抑える理由となる。

その他 [編集]

エラッタ [編集]

かつてのカードテキストでは、破壊とランデスの能力が以下のようになっていた。

バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。その後、すべてのマナゾーンを見て、同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。

2020年12月17日の「その後」と書かれたテキストの処理に関する裁定変更に伴い、1つの能力だったものが2つの能力に分離された。
呪文能力は上から順番に処理しなくてはならないため、この変更がなされても全体除去より先にランデスを行えるようにはならない。

  • エラッタ当初にアナウンスされたテキストでは、ランデス能力のテキストが「マナゾーンに同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。」となっていた。このテキストでは相手のマナゾーンに干渉できることや、お互いのマナゾーンに共通のカードが1枚ずつあった場合にもランデスできることが十分説明できておらず[1]《職人ピコラ》のように自身のマナを削るデメリットにも勘違いされかねなかった。
    • DMEX-17での再録時に現在のテキストとなり、エラッタ前と同じ挙動であることが明確になった。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

天使と悪魔の墳墓 R 光/闇文明 (3)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。

コストが3になり、ランデスが消去された。

名前はTCG版と同じものの、テキストの処理が半分なくなった。
《英知と追撃の宝剣》《龍素の宝剣》に、《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》《ヘブンの衝撃》になるレベルの大変更である。

マナゾーンに同名カードが並ぶことは気にならなくなったが、バトルゾーンでは同名クリーチャーを2体並べるとたった3マナ、またはS・トリガー1枚だけで2体破壊される可能性が生まれた。デッキビルディングやプレイングに与える影響は無視できない。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMEX-17
    手札とマナを破壊し、サーチアタックも許さない。相手の行動をすべて否定するコントロールデッキがデュエキングとなった。 - 『エボリューション・マスター』
  • DMPP-09EX
    相反する力が、絶対不可避の裁きを下す。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》と、《龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《天使と悪魔の墳墓》を唱えました。この場合、どうなりますか?
A.リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》と、《龍神ヘヴィ》が破壊されます。リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》は、《龍神ヘヴィ》の名前も持っていますので、《天使と悪魔の墳墓》の効果で破壊されます。
引用元

Q.バトルゾーンに相手の《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》《「正義星帝」》がいる状況で《天使と悪魔の墳墓》を唱えた場合、この3体のクリーチャーは破壊されますか?
A.いいえ、破壊されません。「同じ名前のクリーチャー」とは、名前が完全に一致しているクリーチャーを指します。
引用元(2021.12.17)


[1] バトルゾーンとは異なり、マナゾーンはプレイヤーごとにそれぞれ存在しているゾーンであるため。