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守護と偶然の象徴 UC 光/水文明 (4) |
呪文 |
S・トリガー |
自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から「ブロッカー」を持つカードを自分の手札に加え、他の3枚を好きな順番で自分の山札の一番下に戻す。 |
水・光がともに得意とするブロッカーを参照する。
水ということで山札操作の能力になったようだ。
しかし、手札に加えられるのがブロッカー1枚だけのため、どうにも使い勝手がよくない。
なにより、同コストでありながら、単色かつ山札全体から無条件で好きなカードを持ってこれる《クリスタル・メモリー》が、既にDM-01の時点で登場している。最初期に登場したカードにスペックで圧倒的に負けているのである。同じDM-01の《ディメンジョン・ゲート》にも軽さ、参照できる山札の範囲、手札補充できるカードの種類の範囲で負けている。他にも、DM-09で、単色でコストが1少なく、どんな種類のカードでも手札に加えられる《サブマリン・プロジェクト》がおり、基本的に性能が高めの多色カードでありながら、既出の単色カードより性能が劣っているのは、流石に看過できない。
そもそもこのカードを安定して使うにはメインデッキの半分程度をブロッカーで固めなければならないが、そのような構築ではかなりの速度の【速攻】やブロッカー除去が豊富なデッキが相手でない限り終盤までシールドが割られる状況にないため、S・トリガーで出て来るチャンスすら訪れづらい。
せいぜいマナ基盤や、《聖霊王アルカディアス》、《聖霊王アルファディオス》、《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》の下でも使える程度のメリットしかない。
仮に運よくトリガーしても、《光牙王機ゼロカゲ》くらいしか即使用可能なブロッカーはおらず、それ1枚を得たとしてもマナゾーンの条件次第では不発もある。大体これ1枚でやれることが限定的すぎるため、防御カードとして同色同コストの《レインボー・スパーク》と比較しても大きく劣ると言えるだろう。
その後も、5枚の中から自由に選べて、それが指定文明な、バウンスも付く汎用性の高い《ドンドン吸い込むナウ》や《ドンドン吹雪くナウ》も登場しており、今後このカードにお呼びがかかることはないだろう。
守護と偶然の象徴 UC 光/水文明 (4) |
呪文 |
S・トリガー |
自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて自分の手札に加え、それ以外をランダムな順番で山札の下に置く。 |
DMPP-08EXで実装。テキストが変更され、表向きにしたカードのうちブロッカー全てを手札に加えるようになった。また、山札の下に戻す順番はランダムとなっている。
《ヘブンズ・ゲート》を使うデッキのドローソースとして使われることがある。
《アクアン》とは違い、《マーシャル・クイーン》で暴発させることで手札が枯渇した状態で《ヘブンズ・ゲート》の直前に使うことができる。