セル [編集]

カードタイプの一つ。
複数のカードで1体の巨大なクリーチャーができる時、1枚1枚の構成するパーツに割り当てられるカードタイプである。
いずれも特殊タイプを持ち、「セル」だけのカードは存在しない。

セル単体の特性は非常に少なく、通常はセルであることを示すカードタイプ、そして文明しか持たない。
代わりに、通常のカードとして使える面を持つ両面カードとなっている(セルで構成されるクリーチャーを出すための能力もこちらに記載される)。
キング・セル両面カードではなく、上述の特性に加えてカード名マナ数能力を持つ。

覚醒リンクスーパー龍解などの能力によってリンク合体)することで、 1つのサイキック・スーパー・クリーチャーキング・クリーチャーを形成する。

個々について詳細はサイキック・セルドラグハート・セルキング・セルの項を参照。

ルール [編集]

  • これらの点から、完成した1体のクリーチャー(オブジェクト)を選ぶ場合と、カードとして個々のセルを選ぶ場合では挙動が違ってくる。
+  文明に関する裁定の変遷

その他 [編集]

コスト指定のあるカード指定除去効果でも、0として扱えるセルを選ぶ事で完成したクリーチャーを簡単に除去できてしまう点については、納得出来ない裁定だと考えるプレイヤーは数多く、下記のいずれかの主張をする者に大別される。ローカルルールとしていずれかを採用したフォーマットで対戦してみるのも一興だろう。

  1. 完成したサイキック・スーパー・クリーチャー等と同じマナコストを有するべきである。
  2. 非セル面と同じマナコストを有するべきである。
  3. マナコストを定義する余白がないのだから、そもそも対象として選べること自体が荒唐無稽であり、選べないものとするべきである。

実物のカードには、特性としてカードタイプだけが書かれている(「サイキック・セル」または「ドラグハート・セル」の表記)。それ以外に表記されているものはすべて完成系のクリーチャー特性である。この点が先述の通り長く大きな混乱を招く引き金となった。

ちなみにそのカードタイプの枠のカードの黒枠にくっつく形で小さく記載される。このテキストの向きは逆の面のカードの向き(例えばフォートレスなら横向き)に準じ、必ず完成系のクリーチャーの正位置の向きと異なる。また、特殊タイプ特有のシンボルは記載されない。このような形でカードタイプが表記される例としては他にコアが該当する。

参考 [編集]