《ハイドロ・フォーメーション》 - デュエル・マスターズ Wiki

《ハイドロ・フォーメーション》 [編集]

DMX-19で登場した水の呪文。
リキッド・ピープルのシンパシーを持ち、場の相手のカードを全バウンス、戻した数だけドローする。

小型の充実したリキッド・ピープルとシンパシーのシナジーがあるものの、とにかく重い。リキッド・ピープルを何体も並べるならこの呪文を使うまでもなく殴りきれてしまうだろう。リキッド・ピープルもパワー面では貧弱なので、小型をばら撒きながらのんびり待っていたのでは、相手側の全体火力等で吹き飛ばされかねない。

リセット能力そのものは強力であり、カード指定なのでフォートレスをも抹消、相手側の場はガラ空きとなる。しかし、追加のドローがうまくかみ合わない上に強制。バウンス数が少ないとコストに見合わず、一方たくさんドローするには多くのバウンスが必要で、そんな場合は終盤に多く、過剰ドローになりがち。撃てるには撃てるがライブラリアウトする、という目も当てられない事態になることも。

シンパシーはあるがあまりそれにこだわらず、《龍素王 Q.E.D.》や《甲型龍帝式 キリコ³》などによるコスト踏み倒しも視野に入れた運用が必要になるだろう。

ルール [編集]

• このカードはカード指定除去に分類される。
  • 進化クリーチャー、G・リンクしたゴッド、サイキック・スーパー・クリーチャーに対しては、それぞれのオブジェクトを構成するカードそれぞれに対してバウンスを適用する。

• 進化クリーチャーをバウンスした場合、それを構成するカードを別個に数える。進化元も1枚のカードとして数えるため、進化Vのクリーチャーをバウンスすると3枚分手札に戻した扱いとなる。

• G・リンクしたゴッドに対しては、リンクしているゴッドそれぞれにバウンスを実行する。よって、何体リンクしていてもすべてバウンスすることができる。

• サイキック・スーパー・クリーチャーに関しても、それを構成しているサイキック・セルそれぞれに対してバウンスを実行する。よって、リンク解除を持っていたとしても完全に解体できる。また、サイキック・セルは手札を経由して超次元ゾーンに戻るので、バウンスされた枚数として数える。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-22で実装。レアリティがレアになった。
テキストが省略されているが、バウンスするのはTCG版と同様「バトルゾーンにある相手のカード」であり、この点については性能に変更は無い。
ただし以下のように、デュエプレとTCGの違いの影響を大きく受けている。２番目こそ過剰ドローによるライブラリアウトを避けられるメリットとなる可能性があるものの、基本的には弱体化したといえる。

• 7体という盤面制限の都合上、このカード自身のシンパシーではコスト5までしか軽減できない。
• ドローは手札の上限に達するまでである。
• デュエプレではバトルゾーンに対するカード指定除去はオブジェクトの除去として処理される。そのため、サイキック・スーパー・クリーチャーにはリンク解除でクリーチャーを残されるうえ、ドローの枚数にカウントできない。進化元が残っている進化クリーチャーを戻しても1枚しかドローできない。

フレーバーテキスト [編集]

• DMPP-22
  「あ、あれは・・・」「知っているのか！？」「ああ。幻とされた必殺技・・・その名も『ハイドロ・フォーメンション』だ！」――アクア諜報員 ハッセー&アクア諜報員 オッシー

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Ishibashi Yosuke
  • DMX-19 「スーパーレア100%パック」

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• illus.Ishibashi Yosuke
  • DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」

参考 [編集]

• シンパシー
• リキッド・ピープル
• バトルゾーン
• カード
• バウンス
• カード指定除去
• 全体除去
• ドロー