命名ルール [編集]
特定の種族に属するカード群に見られる、カード名の法則性のこと。種族だけでなくカードタイプや文明、能力に依存する場合もある。
「命名規則」などと呼ばれることもある。
例えば、
の3枚の種族はいずれも火文明の種族アーマード・ドラゴンであるが、カード名を見ると、いずれも最後に「・ドラゴン」が付くという共通点がある。これがアーマード・ドラゴンの命名ルールである。
ライトブリンガーなら「予言者〜」、デーモン・コマンドなら「○○の○○〜」、サイバーロードならカタカナ3~5文字・・・といったように、種族によって命名ルールは異なるため、カード名から種族を判断するのは難しくない。
多種族の場合は、両種族が持つ冠詞を置き、単種族の時とは異なったルールになる。また進化クリーチャーの命名ルールがどう変わるかも種族によって異なる。
メイン種族に加えて特殊種族を持つ場合、
がある。これは特殊種族が特殊種族と呼ばれる所以でもある。
ただし、命名ルールは必ず適用されるものとは限らない。《シーマイン》《ミラフォース・ドラゴン》のような誤植や誤認と疑われるものや、上記の命名ルールを外す種族を持っているものもあれば、《ボルシャック・NEX》のように意図的に外されているものも存在する。このため、名前から種族を判断する事が難しいカードは増えている。
これらの法則性は公式が公言しているものでもないため、あくまで命名の「傾向」として考えておいた方が良いだろう。
- 特にビクトリーなどの最高レアリティによくあることだが、華々しさや特異性を優先して命名ルールから外れた名前になるカードも存在する。
- 特殊種族には、晴れ舞台となった年度が過ぎると命名ルールが守られなくなる傾向がある。その最たるものが《究極男》である。
- ノスタルジーカードのように、種族の枠を超えたグループのカードにも、一定の命名法則が見られることがある。
参考 [編集]