DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄(れんごく)からの復活(ふっかつ) [編集]

2015年8月8日発売。価格は1800円(税抜)。

マスターズ・クロニクル・デッキの一つであり、《邪眼皇ロマノフI世》を主軸にした構築済みデッキ
低年齢層向けのデュエル・マスターズでは珍しく、元々デュエマを遊んでいた高年齢層を狙った商品である。それに合わせて、旧シリーズのキャラクターであるザキラをモチーフとしている。

内容は《邪眼皇ロマノフI世》を主軸とした自然【ロマノフサイン】。強力な新規カードを引っ提げて新たなデッキタイプに生まれ変わっている。

パッケージはクリーチャーやキャラクターも描かれていない縦長の直方体の箱というシンプルな造形で、全カードが覚醒編以前の懐かしの第一世代枠仕様となっている。
さらに特製のデッキケースが付属している。

新規カードは、

デッキの名の通り《邪眼皇ロマノフI世》が復活。
新たなリアニメイト呪文である《煉獄と魔弾の印》の登場によって、連鎖的にクリーチャーリアニメイトする【ロマノフサイン】の戦術が再び可能となった。

《煉獄と魔弾の印》スピードアタッカー付与のおかげで《邪眼皇ロマノフI世》のネックだった召喚酔いを無効にし、即座にアタックトリガーを使えるようになっている。

新規カードの《邪眼教皇ロマノフII世》cip呪文を唱えられるようになっており、新たなリアニメイト戦術を強力にバックアップしてくれる。

序盤はマナブーストカードマナをためつつ、《カラフル・ダンス》《白骨の守護者ホネンビー》を使って《邪眼皇ロマノフI世》墓地に置く。

その後、新規カードである《煉獄と魔弾の印》《邪眼皇ロマノフI世》リアニメイトcipで別のロマノフを落としてからアタックトリガー先ほど唱えた《煉獄と魔弾の印》を再び唱えることで連鎖的にどんどんクリーチャーを展開できる。

G・ゼロを持つ《百万超邪 クロスファイア》進化クリーチャーを出せる《魔光蟲ヴィルジニア卿》なども駆使すれば、1ショットキルすら夢ではないだろう。

  • 収録されているカードはマークが付いていない。そのため革命編限定戦では使用することができないので注意。
    革命編の日本一決定戦では店舗予選から革命編限定戦を導入し、カードプールを制限して新規プレイヤーが参加しやすくするという公式の意図と、懐かしのクリーチャーで楽しく遊べるように新規・再録カードを惜しみなく投入するというデッキコンセプトがぶつかり合ってしまったための措置である。

収録カード(◎=スーパーレア仕様) [編集]

おすすめの改造法 [編集]

《邪眼教皇ロマノフII世》は2枚、《邪眼皇ロマノフI世》《煉獄と魔弾の印》は3枚のみの収録であるため、【ロマノフサイン】に特化させたい場合はいずれも1枚ずつは増量したい。墳墓避けとして《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》を入れるのもアリだろう。
それでも《邪眼教皇ロマノフII世》が毎回《煉獄と魔弾の印》を唱えられるとも限らないので他にも呪文を入れておきたい。

墓地が山のように肥え、《煉獄と魔弾の印》でスピードアタッカーを得られることからライブラリアウト対策に《殲滅の英雄ハンニバルZ》を入れるのも良いだろう。

また以外ののバランスが極端であり、自然単色カードが少ない。不足で2ターン目にマナブーストできないといったことも十分起こり得るため、単色カードを増やしたいところ。
《超次元フェアリー・ホール》は7コスト《邪眼教皇ロマノフII世》に繋ぎつつ自然マナ基盤にもなるため便利。

S・トリガーも6枚、ブロッカー《白骨の守護者ホネンビー》の4枚しか収録されておらず、防御面に不安が残る。
《黒神龍オドル・ニードル》はこのデッキドラゴンとのシナジーがないどころかロマノフ《煉獄と魔弾の印》とも合わないため、いっそのこと《デーモン・ハンド》《凶殺皇 デス・ハンズ》《破壊者 シュトルム》などに総入れ替えしていいだろう。

【墓地ソース】寄りに改造するならば《暴走龍 5000GT》も悪くない。ロマノフパワー6000以上のため召喚は阻止されず、呪文の規制はされないため呪文墓地利用のロマノフ一族と噛み合いやすい。ただし、デッキスロットに苦労するかもしれないが。

ロマノフが手札やマナブーストの過程でマナゾーンに貯まったりするとやや辛い。未改造では手札のカードを直接墓地に置く手段はなく、一度に複数枚マナゾーンから墓地に置けるのが殿堂の《カラフル・ダンス》だけで、他にマナゾーンに干渉できるのは《腐敗勇騎ドルマークス》2枚と《ダンディ・ナスオ》のみしかない。

手札から直接墓地に置くために《禍々しき取引 パルサー》《支配からの開放》を投入したり、マナブーストは《ボーンおどり・チャージャー》頼みにして水の手札交換を自然と入れ替えるのもあり。

水を入れる場合、《龍素知新》《邪眼教皇ロマノフII世》で呪文を唱えられる可能性を引き上げるのでほぼ必須といえる

参考 [編集]