白凰(はくおう) [編集]

漫画とアニメ「デュエル・マスターズ」シリーズの登場人物。

かつて主人公を務めた切札 勝舞の最高の親友にして最大のライバル。
アニメでの声優は皆川純子氏。

性別は男、年齢は勝舞より2つ年上で13歳。
漫画無印及びアニメ「チャージ」では死にかけるも奇跡的に助かっているが、FEとSXでそれぞれ1度死亡しており、勝舞のデュエルマスターの力によって生き返っている。

デッキカラー文明が主軸。
光以外は水の使用頻度が高く、自然もそれなりに使っている。
闇の使用頻度は高くなく、火の使用頻度が最も低い。
エンジェル・コマンドをメインとし、ヒーローズ・カードでも同種族を多く担当。

過去に白凰家に伝わるカードを奪おうとしたG (ゲドー)との真のデュエルに敗北した結果、母親を失っている。
元は明るい性格だったが、これがきっかけで強さのみを追い求めるようになった。

漫画がMagic:The Gatheringを扱っていた初期の頃は、日本ジュニア最強のデュエリスト集団「白い騎士団」のリーダーとして、四天衆の三国ミミ愛善牛次郎を率いていた。
非常に冷酷な人物として描かれ、デュエルが弱い人間を貶したり、デュエルに負けた人物を容赦なく追放していた。
この時の行いは、後のバトルアリーナ編で牛次郎から非難されたが、当人も負い目を感じている。

デュエル・マスターズを初めて使用した切札 勝舞とのデュエルに敗北して目が覚め、元の明るい性格に戻る。
Dr.ルートの元で修行を始めて以降、勝舞と幾度ものデュエルを経てライバル・親友としてのポジションを確立していく。

バトルアリーナ編では集中治療室で死の淵に立たされ三途の川で母に再会したが、偶然あの世から目に留まった勝舞と牛次郎のデュエルで勝舞に奇跡のS・トリガーをもたらし、そのまま絆の力で息を吹き返した。

バトルアリーナ終了後、ザキラによって記憶を抜かれ、幼児化。その後はG (ゲドー)によって洗脳され、W (ホワイト)になり、勝舞達と敵対するようになった。
勝舞とのデュエルによって洗脳が解けた後は、ガルドを崩壊させるべくY (イエスマン)にデュエルを挑むも敗北。
「真のデュエル」で実体化した《腐敗電脳メルニア》の攻撃で高所から転落して死亡するが、勝舞が手に入れたデュエルマスターの証の力によって復活を果たす。

「SX」最終回では勝舞の死が認められず、取り乱している。

アニメではシリーズによって、ザキラ登場後の様子が大きく異なる。
「チャージ」では漫画と同様に記憶を奪われているが、幼さがより強調されていた。
「クロス」では記憶を奪われる事はなく、序盤でザキラに敗北後すぐに連れ去られて洗脳されている。

「ビクトリー」以降は、《竜魔神王バルカディア・NEX》カードイラストで大人になった姿が見られるが、番外編も含め登場はない。

その後、アニメ「キング!」にて過去の世界の人物として再登場。時系列は不明だが、《白騎士ゲート》を使用しているので「SX」で南極に行く前の可能性が高い。
一度はハイドに敗れ、切り札である《聖霊王アルカディアス》を奪われて《聖魔連結王 ドルファディロム》に変えられてしまうが、未来からタイムスリップして来たジョー達と出会い交流する。アルカディアスを欠いた状態でもデュエマの実力は健在であり、彼からすれば遥か未来のカードを使うジェレミーを一蹴した。
その後、《聖魔連結王 ドルファディロム》を使うジェンドルと戦うジョーを見守る。クリーチャーたちの声を聴き、《アルカディアス》を必死で取り戻そうと奮闘するジョーの姿に切札 勝舞の面影を感じ、彼の関係者であることを察していた。
ジョーが《アルカディアス》を奪還したあとは《アルカディアス》がジョーとともにいることを望み、2枚に分裂したことを受けて片方を彼に譲渡。共にデュエマを楽しんだ。
別れ際には「そちらの勝舞くんによろしく」と言い残し、勝舞の甥っ子であることを伝えていなかったジョーを驚かせた。
ちなみに今作では珍しく、《ボルシャック・モモキングNEX》の融合元が《ボルシャック・NEX》であることを指摘している。《ボルシャック》を伝説のカードとしてしか知らないジョー達の世代と、実際に活躍するところを間近で見ていた勝舞世代の違いだろう。

アニメ「キングMAX」最終回では、べんちゃんと同じく王立デュエマ大学の教師になっていた模様。

  • 劇中では何度も性格が変化しており、同じ人物とは思えないほど。本来は明るく優しい性格だが、母親の死を受けてデュエルの神殿編では冷酷な性格となっていた。元の性格に戻った後も、ザキラに記憶を抜かれて幼児化したり、ガルドに洗脳されてW(ホワイト)になったりしている。アニメでは「敵を騙すには味方から」という事で、勝舞達に事情を説明せず冷たい態度を取った事も。
  • 黄昏 ミミを始め彼を慕う人物は多い。四天衆の中では牛次郎を除いて三国愛善から「様」付けで呼ばれており、少年少女は多くの人物が「様」付けしている。勝舞の仲間も白凰を呼び捨てにするキャラは少ない。
    • また、白凰は敵以外は基本的に呼び捨てにせず、子供キャラにはほぼ「君」付けしている。ミミにも「君」付けだが、紗雪には「さん」付け、幽には「ちゃん」と「さん」を使っている。ほか、ジョージには「君」付けだったり呼び捨てだったりする。
  • 勝舞とは幼少時に出会っていたが、お互いに覚えていなかったという設定が後から加えられている。
  • 他のキャラクターと違いフルネームは不明。白凰という名前もファーストネームかファミリーネームかはっきりしない。劇中で「白凰家」という言葉が出ており、彼の母親も「白凰」と彼を呼んでいたため、白凰家で代々受け継がれている名前なのかもしれない。
  • 全身の血液を脳にのみ送り、感情をも消し去ってデュエルに集中する能力「ホワイトアウト」を持つ。ただし、見た目が完全にのっぺら坊なのでネタにされることがある。ちなみにこの能力、デュエル以外でも発動できるらしく、番外編では現実逃避にも使用された。
  • 作者の松本しげのぶは「勝った人と負けた人が一体どうなるのか?」「その先に何があるのか?」を勝舞編のテーマと位置付けており、敗者を容赦無く切り捨てる神殿編の白凰の描写に反映されていた。参考

関連カード [編集]

関連デッキ [編集]

関連パック [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでの使用デッキ [編集]

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サムライ・ヘヴン [編集]

Arcadias騎士団 [編集]

ホワイト・ブレイク [編集]

参考 [編集]