ヒーローズ・カード [編集]
漫画「デュエル・マスターズ」などの、キャラクターが描かれたカードの名称。
当初は全てフォイルで、カティノカードと入れ替わる形で戦国編で登場した。
キャラクターのイラストと、ヒーローズ・カードであることを表すH.C.(ヒーローズ・カード)のシンボルが描かれているのが特徴。登場人物の姿や能力を模したデザインになっているカードも多い。
カードによっては「H.C.」の表記が無いものもある。後述する《松本大先生》の能力は「H.C.」があるものだけを対象にするので注意。
ヒーローズ・カードの変遷 [編集]
戦国編と神化編のものはカティノカードと同じような扱いで、全てフォイルカード。封入率もほとんど違わないが、コレクター泣かせであることに変わりはないため、シングルカードで手に入れてしまうのも一つの手だろう。また、シークレットカードは「H.C.」の表記こそ無いがキャラクターが描かれている。
DMC-47とDMC-48は、レア以下はフォイルでこそないが、全てのカードがヒーローズ・カード仕様となっている。通常と違い、イラスト内のキャラクターが吹き出しで英語の台詞を発している。
覚醒編でヴィジュアルカードに代替わりとなり、以降の通常エキスパンションからは姿を消した。その後、DMC-67とDMC-68やDMX-06とDMX-07 で再登場した。ただし、キャラクターが描かれたのみで「H.C.」の表記が無い。
DMX-12ではDMデッキ開発部のキャラクターが描かれたものが登場し、ファンを驚かせた。また、ヒーローズ・カードをサポートする《松本大先生》が登場。DMX-12にあるヒーローズ・カードは勿論、過去のヒーローズ・カードも対象になるので、クリーチャーが「H.C.」を持つことは若干のメリットになった。
DMX-19の一部カード及びDMX-22では描かれるキャラクターが松本しげのぶ氏のイラストからアニメ作画に変更された。また、こちらでもDMデッキ開発部のカードが登場している。無論、これらのヒーローズ・カードもクリーチャーであれば《松本大先生》のサポートを問題なく受けられる。
DMX-24のアワードを受賞したカードの仕様を決める投票では無念の最下位となってしまう。そのためか、以降のパックでは謎のブラックボックスパック含め登場していない。
その他 [編集]
- 今でこそ漫画のキャラクターをモチーフにしたカードは多いが、極神編辺りまでほとんど存在しなかった。ヒーローズ・カードは漫画とカードとの連動の皮切りだったと言える。
デュエル・マスターズは低年齢層向けカードゲームであることから、カード自体のキャラクター性も大事にされるようになったと言うことだろう。
- 「H.C.」のシンボルには「フンボルトフラクトゥール(Humboldtfraktur)」と呼ばれるブラックレターフォントが使用されており、初見だと分かりづらい。
- カードイラストとデュエル・マスターズの登場人物のイラストの画風の違いから、敬遠する人も少なからずいる。
- フレーバーテキストが存在するカードは、そのキャラクターの台詞に変更されていることが多い。漫画やアニメの劇中で発した台詞が多いが、それであっても完全にそのままの台詞ではなく、多少変更されている。
- 神化編のヒーローズ・カードはキャラクターたちがクリーチャーのコスプレをしている。また呪文のヒーローズ・カードとなったキャラのコスプレは無理矢理な形になっている。
ヒーローズ・カードのリスト [編集]
ヒーローズ・カードに関連する能力を持つカード [編集]
参考 [編集]
ヒーローズ・ゴッド・カード