【アウゼス】 (デュエプレ) [編集]

概要 [編集]

システムクリーチャーながら十分なパワーとシンパシー込みでの軽さを持ち、終盤にはアタッカーにもなれる《悪魔聖霊アウゼス》を最大限に生かすデッキ。

《アウゼス》の登場したDMPP-04から、細々と活躍を続けている。

白黒にあと1、2色足すのが基本である。

3色の場合は以下の特徴がある。

第2回公式大会では火文明型が上位にランクインした。

New Divisionでは、DMPS-05での再録により、2022年12月頃まで《悪魔聖霊アウゼス》が使用可能である。

主要カード [編集]

《悪魔聖霊アウゼス》このデッキの軸
《聖騎士ヴォイジャー》キャントリップ付きのエンジェル・コマンドコスト軽減
《光輪の精霊 ピカリエ》キャントリップブロッカーで守りを固めつつシンパシーの種に
《天使と悪魔の審判》序盤は2000以下を溶かし、中盤以降は相手のタップ手段に変貌する
《バリアント・スパーク》真価を発揮するのはマナに7枚以上ある状態
《アウゼス》召喚と《バリアント》詠唱を同じターンに行いやすい
《ホーリー・スパーク》攻守両面で活躍する

候補カード [編集]

《聖鎧亜キング・アルカディアス》《ヴォイジャー》で軽減できるロックカード。《アウゼス》を2マナ進化元にすることも
《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》
《聖霊王アルカディアス》S・トリガーの《デーモン・ハンド》や手打ちの《ロスト・ソウル》などを防ぐ
《聖霊王アルファディオス》コスト10がネックだが、制圧後に出せればその時点で勝利が確定することも
《聖霊王エルフェウス》《聖鎧亜キング》とは、自身の軽さと多色にも効く点で差別化
《魔聖デス・アルカディア》シールド1つと引き換えに除去できる、スレイヤーかつブロッカー
《アシガ・ルピア》《デス・アルカディア》と組ませて半無限耐久
《清浄の精霊ウル》S・トリガーつきのブロッカー、マナに7枚以上あれば1体タップのcipを得る
《金色の精霊クロスヘイム》最低限殴れるS・トリガー持ちブロッカーで、《アウゼス》などをブロッカーにもできる
《神門の精霊エールフリート》呪文サーチ
《新星の精霊アルシア》呪文墓地回収
《栄華の精霊メルセウス》《ヴォイジャー》でコスト軽減し、《アルファディオス》やメタモーフにマナ加速
《連珠の精霊アガピトス》踏み倒しし、タップのシステムクリーチャーにもなる
《粛清者モーリッツ》オートで1体タップのcip疑似付与だが、システムクリーチャーは盤面の圧迫が気になる
《光陣の使徒ムルムル》《アガピトス》とセットで
《鎮圧の使徒サリエス》2ターン目これ→3ターン目《審判》で2面処理
《烈風の求道者サンゾン》《ピカリエ》などのプレイヤーを攻撃できないブロッカーを打点に
《ダイヤモンド・カッター》既に7体埋まっていても使えるのが《サンゾン》との違い
《ヘブンズ・ゲート》S・トリガーで《ピカリエ》しか出せなかったとしても、《アウゼス》が軽くなる。
《悪魔聖霊バルホルス》《ヘブンズ・ゲート》で出す無限ブロッカー。【ダイヤモンド・ブリザード】【黒緑速攻】を黙らせる
《デーモン・ハンド》闇の基本S・トリガー

デーモン・コマンドに寄せる場合の候補 [編集]

《悪魔神ドルバロム》お互いの決定打がない状態からのフィニッシャー 《バーロウ》型なら【ドルバロム】
《凶骨の邪将クエイクス》自分の他の闇クリーチャーだけランダムハンデス
《漆黒戦鬼デュランザメス》デーモン軸の【アウゼス】ならG・ゼロで出しやすい
《地獄の門番 デスモーリー》闇の単色マナや4ターン目の除去として優秀
《傀儡将ボルギーズ》火を入れない場合の《ビルギアス》、タップされていなくとも3000以下であれば溶かせるのは優秀
《不浄の魔人ジャラ》S・トリガーつきのスレイヤー、マナに7枚以上ないとブロッカーにならないのは痛い

青入り時の候補 [編集]

《アクアン》サイバーロード、ドロマーカラーの鉄板
《エナジー・ライト》デッキにコスト4が多くなりがちなので《アクアン》との選択
《魂と記憶の盾》厄介な相手は盾送り
《陽炎の守護者ブルー・メルキス》盤面制圧後に安全にフィニッシュするための候補
《腐敗電脳アクアポインター》クリーチャーを出し渋る相手にハンデスを
《キング・アクアカムイ》《アポカリプス・デイ》後のケア
《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》《アウゼス》と合わせると盤面を一掃できる
《霊王機エル・カイオウ》《アガピトス》とセットで
《電磁星樹アマリンα》サイバーロード、《アガピトス》とセットで
《英霊王スターマン》ビートダウンデッキの対策になる殴り返しシールド追加
《知識の精霊ロードリエス》エンジェル・コマンドはブロッカーを持つことが多いので複数ドローが狙いやすい

緑入り時の候補 [編集]

《フェアリー・ライフ》緑入りの大きな目的
《鼓動する石版》
《霊光の化身》《アウゼス》よりもヘイトを稼げる置物
《口寄の化身》ドローソース
《二角の超人》【クリーチャーコントロール】の定番マナ回収
《統率するレオパルド・ホーン》大量展開でG・ゼロかつ大型化

赤入り時の候補 [編集]

《血風聖霊ザーディア》露払いと守りの増強
《雷撃と火炎の城塞》S・トリガー
《腐敗勇騎マルドゥクス》選ばせ除去もできるスピードアタッカー
《腐敗勇騎ガレック》ブロッカー主体デッキには2枚の大きなアドバンテージが得られる
《地獄スクラッパー》S・トリガー
《マイキーのペンチ》《アウゼス》などがスピードアタッカーになる
《竜極神》《ピカリエ》や《ヴォイジャー》を使いまわせるほか、フィニッシャーとしても活躍する
《炎獄の剛魔ビルギアス》O・ドライブで6000以下1体破壊か3000以下2体破壊のデーモン・コマンド
《機動聖霊ムゲン・イングマール》クラッチ+《ヴォイジャー》で2マナに。ブロッカーの《ピカリエ》も同時展開しやすくリーサル回避が狙いやすい
《翔天幻風ラルック》3ターン目に出せるシステムクリーチャー
《聖霊竜騎ボルシャリオ》《ラルック》と相性が良いエンジェル・コマンド

このデッキの回し方 [編集]

《光輪の精霊 ピカリエ》など、アドバンテージを稼ぐクリーチャーを出していき、相手が攻撃でタップしたり息切れした隙を狙って《アウゼス》を召喚する。
相手が《アウゼス》の除去で手間取っていたり、クリーチャーを出すのをためらったりしている間に、ハンデスでアドバンテージを稼いだりして試合に勝つ。
《アルファディオス》をフィニッシャーとするなら、デッキ枚数の差次第では殴らずにライブラリアウトが正解の場合もある。

長所 [編集]

《悪魔聖霊アウゼス》は1回の攻撃につき自身の能力で1体+殴り返しで1体を倒せるため、制圧力が非常に高い。
タップ&デストロイを戦術とするデッキにありがちな、「相手のクリーチャーのパワーが高くて対処できない」といったこともない。
パワーで勝てなくても、タップした攻撃対象を除去対象にし、バトルを不発に終わらせるテクニックが使える。

クリーチャーの効果で破壊するため、《デーモン・ハンド》などを封殺する《聖霊王アルファディオス》《光神龍スペル・デル・フィン》《超神星マーキュリー・ギガブリザード》なども対処できる。
ただし、タップさせるカードに呪文を採用している場合は注意が必要。幸いにも採用しやすい《清浄の精霊ウル》《連珠の精霊アガピトス》でタップを狙うことはできる。
なお、《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》なら多色呪文の《天使と悪魔の審判》でタップできる。

デッキ構築を歪めずに《天使と悪魔の審判》を採用できるため、3ターン目《コッコ・ルピア》【アポロヌス・ドラゲリオン】にも対抗できる。

短所 [編集]

時間をかけて横並びさせるので、《アポカリプス・デイ》を使われると非常に苦しい。《聖霊王アルファディオス》《陽炎の守護者ブルー・メルキス》では対策できないため、《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》に頼る必要がある。

《アウゼス》はバトルゾーンのクリーチャーを排除する性能に優れるが、あまりクリーチャーをバトルゾーンに出さない【除去コントロール】にはクリーチャー除去が腐りぎみになる。

参考 [編集]