血風聖霊(けっぷうせいれい)ザーディア》 [編集]

血風聖霊ザーディア P 光/火文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 5500
シンパシー:エンジェル・コマンドおよびメルト・ウォリアー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーをパワーの合計が5500以下になるよう好きな数選び、破壊する。その後、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま自分のシールドに加える。

月刊コロコロコミック2005年4月号付録として登場したエンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー

シンパシーを持つ敵対色多色クリーチャーである。

cip能力で5500点の割り振り火力シールド追加ができる。ビートダウンには刺さるが、その分9マナとかなり重いのがネックなため、シンパシーである程度軽減したい。

しかし、エンジェル・コマンドメルト・ウォリアーは重いカードが多く、シンパシーの恩恵を受けにくい。
エピソード1では《激流アパッチ・リザード》《アパッチ・ヒャッホー》など、サイキック・クリーチャーを出す能力を持つメルト・ウォリアーがいくつか登場したので、それらと組み合わせて使うのがいいだろう。
《時空の霊魔シュヴァル》を出せる《光流の精霊ガガ・カリーナ》も相性がいい。

ただし、シンパシーを考慮しても大方7マナ前後で出てくることを考えると、ビートダウンの対策には遅すぎる。また、エピソード1辺りからのインフレで、8マナ以上のファッティカードパワーがどんどん上がっていることもあり、相対的に弱体化してきている。

能力自体は悪くないので、やはり素早くバトルゾーンに出すことを心掛けたい。
コスト9という点を活かして《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》と共に【九極侵略】へ採用するのも手か。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

血風聖霊ザーディア SR 光/火文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 5500
シンパシー:エンジェル・コマンド、メルト・ウォリアー
ブロッカー
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、それが自分のターンなら、相手のクリーチャーをパワーの合計が5500以下になるよう好きな数選んで破壊する。

DMPP-04で登場。 レアリティスーパーレアになった。ブロッカーが追加され、割り振り火力には「自分のターンに出た時」という条件が加わった。

  • ブロッカーが追加されたことで、同じ弾で収録された《ヘブンズ・ゲート》で出せるようになった。相手のターン中に火力が使えなくなったのは、S・トリガーで《ヘブンズ・ゲート》を唱えた時に火力まで使用できるのは強力すぎると判断されてのものだろう。
  • 《魔刻の騎士オルゲイト》もデュエプレでブロッカーを獲得したクリーチャーだが、そちらは恩恵が限りなく薄く、逆に弱体化したと言われる始末だった。ブロッカーを獲得したことで一気に実用性が高まった《血風聖霊ザーディア》とは実に対照的である。
  • DMPP-09実装と同時に、cipの「自分の山札の上から1枚目をシールドゾーンに加える」のテキストがシールド化に置き換えられた。

環境において [編集]

DMPP-04で登場以降【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)の主力ブロッカーとして活躍を続けている。【ヘブンズ・ゲート】のウィニーを大量に展開後ブロッカー破壊タップでブロッカーを無力化されてから一斉攻撃されると弱い点、ウェーブストライカーが発動した《スカイフレーム・リザード》に弱い点などを見事に払拭している。速攻デッキに対して手打ち《ヘブンズ・ゲート》から登場すれば一発でゲームエンドになることも珍しくない。S・トリガーの《ヘブンズ・ゲート》だと火力は使えないものの、シールド追加ブロッカーが一体増えることで最低限の仕事はできている。

このクリーチャー自身はパワー5500と《ヘブンズ・ゲート》から出てくるブロッカーにしてはそこまで高くなく、除去する方法もそれなりにあるが、cipが優秀なのであまり気にならない。

TCG版から能力が大幅に変更された結果活躍の機会を得たカードは多数あるのに対し、このカードの主な変更点はブロッカーを得たくらいである(TCGでも環境でそれなりに使用されていたカードではあったが)。《ヘブンズ・ゲート》から6コスト域で出せるようになった点が大きく、早期に出せることの重要性を認識させられる1枚である。

TCGで同時期の《ヘブンズ・ゲート》から出せるブロッカーには、パワーが高い《天海の精霊シリウス》や、無限ブロッカーで実質除去能力持ちの《悪魔聖霊バルホルス》がいたが、その頃は【ヘブンズ・ゲート】は環境入りとまでは行かなかった。そのことを考えると、デュエプレで【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)がトップメタに君臨し続けている立役者であると言えるだろう。

旧テキスト(デュエプレ) [編集]

血風聖霊ザーディア SR 光/火文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 5500
シンパシー:エンジェル・コマンド、メルト・ウォリアー
ブロッカー
バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をシールドゾーンに加える。その後、それが自分のターンなら、相手のクリーチャーをパワーの合計が5500以下になるよう好きな数選んで破壊する。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-04
    天上の炎を司る番人。その試練を乗り越えた者は、禁忌の力を手にする事ができるらしい。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] デュエプレの能力定義でシンパシーはクリーチャーに限定されていないため。また、《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》デザイナーズコンボだろうということからも。