【青白マーシャル】 [編集]概要 [編集]DM24-EX1で光のスプラッシュ・クイーンが参戦したことで成立した【マーシャルループ】系デッキ。
主要カード [編集]
候補カード [編集]
ループ手段 [編集]このデッキは構築の柔軟性が高く、【マーシャルループ】系のほとんどのループを導入できる。
長所 [編集]初動を担う水光複合の進化元クリーチャーが非常に優秀。キャントリップ付き進化元が複数存在するため、ループデッキにしては安定性が高い。 攻防一体のキーカード《マーシャル・プリンス》が強力。 ひとつひとつのループの要求パーツの枚数が少ないため、単純に再現率が高いだけでなく複数の型を組み合わせることで容易に冗長性を確保できる。 短所 [編集]手札要求値こそ低いものの、バトルゾーンの要求値が高い。 そのため、《マーシャル・プリンス》に依存し過ぎないような構築が必要。 また、最序盤は手札が不安定なため、考え無しにコスト2進化元を最速でポン起きするとデッキの動きが悪くなる場合も。 環境において [編集]DM24-EX1発売と同時に成立。【青黒COMPLEX】に有利が取れ、【赤白黒ファイアー・バード】にも遅れを取らないデッキとして一定の活躍を収めたが、環境の中心に食い込むほどではなかった。 DMGP2024-2nd-Day1では、この基盤の【マーシャルデリート】が準優勝を果たした。 【白青黒マーシャル】 [編集]DM24-RP3にて参戦した《逆転の影ガレック》を最大限活用する派生型。【ガレックマーシャル】とも呼ばれる。
主要カード [編集]
候補カード [編集]
ループ手段 [編集]自壊手段が呪文の場合 [編集]バトルゾーンに《マーシャル・クイーン》が1体、墓地または《マーシャル・クイーン》の進化元にコスト3以下の進化元スプラッシュ・クイーンが1枚、手札に《逆転の影ガレック》、《深海の伝道師 アトランティス》、自軍を破壊させるカード(ここでは、《背理の振り子鎌》とする)がそれぞれ手札に1枚ずつ必要。
自壊手段がクリーチャーの場合(《学校男/ゾンビ・カーニバル》採用) [編集]自壊手段である《学校男/ゾンビ・カーニバル》は墓地にあってもよいが、ここでは手札にあるものとして説明する。この場合必要パーツは、上記のものに加えて墓地にもう一枚《マーシャル・クイーン》を要する。
その他 [編集]上記の型と進め方が大差なく、かつ採用率が比較的低いループは、大雑把にここへまとめる。
これらのループにより、任意の進化元スプラッシュ・クイーンのcipを好きな回数使用できる。 長所 [編集]ループの過程で、墓地を利用する前に《ガレック》の効果が1回分だけ余ったり、相手に選ばせ除去を強いることができたりするため、相手が墓地利用メタクリーチャー1体だけならループのついでに処理できる。 スプラッシュ・クイーン以外のループパーツは、すべて除去S・トリガーとしても機能する。そのため、ループデッキでありながらビートダウン系のデッキに対して比較的打たれ強く、メタクリーチャーへの対策もしやすい。 《マーシャル・クイーン》を射出できるS・トリガーを複数搭載しており、またループの過程がすべてcipのみで進行するため、相手ターン中の即死ループが現実的に狙える。 すべての処理がcipで進むため、自分ターン中なら《異端流し オニカマス》や《ハッター・ルピア》など除去させるタイプのメタや、受け札を兼ねる強力な山札回復である《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》を無視できる。 《ゾンビ・カーニバル》の存在により、ハンデスが他のループデッキよりは致命傷になりにくい。 短所 [編集]性質上、フィニッシャーはおおよそ《腐敗麗姫ベラ》か《冥土人形ウォカンナ・ピエール》かの二択になりがち。いずれも墓地に送ることでライブラリアウトを狙うカードであるため、《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》を搭載する相手には注意が必要。 自力で墓地を肥やす手段があまり多くない。《影世界のシクミ》が引けなかった場合は、一度出してから《邪魂転生》で破壊するか、S・トリガーで出た《逆転の影ガレック》の効果を使うくらいしかない。 環境において [編集]DM24-RP3にて《逆転の影ガレック》が参戦すると同時に成立。当初は、【青白マーシャル】にループパーツとして《逆転の影ガレック》と《奇石 バリアン/背理の振り子鎌》を入れただけの派生デッキのひとつ程度のものであった。 成立当初はちらほらと入賞報告が上がる程度で他の強力なデッキに押され気味だったが、DM24-EX2前後における【青黒緑マルル】の増加に伴い不利対面だった【白赤緑ドリームメイト】が勢力を弱めたことで徐々に頭角を現し始める。また、この頃から従来の青白型で用いられていた【ライベルモットループ】パーツの大半が《影世界のシクミ》や《邪魂転生》など闇文明のパーツへと入れ替わり、元の【青白マーシャル】とはかなり違った顔ぶれになった。 DMGP2024-2nd-Day2では、【マーシャルループ】名義のデッキが【青白マーシャル】と【青白黒マーシャル】を合算してBEST128まで15名が通過。その後のBEST8時点では3名と最多母数のデッキになる。最終的に、そのうちの1名が第3位に輝いた。 グランプリ後には【青黒赤マーシャル】なる派生型が56人参加のアドバンスのチャンピオンシップを優勝。《邪心臓の魔法陣》を疑似キング・セル兼手札交換として採用し、《鬼火と魍魎の決断》のハンデスで妨害する構築となっており、当然青赤を含む暴発デッキ、墓地利用デッキとあって《氷柱と炎弧の決断》も採用される。 2024年11月初頭からマナ回収手段として《ニアピン・モスキート》が流行し、自壊用ループパーツ兼メタ除去札として《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》が開拓されている。 11月初週末明けの平日には《ジェラシー・ベル》型も報告されており、早期にカウンターの《絶対華麗!マーシャル歌劇団》で踏み倒せば特定の呼び出し先クリーチャーに依存しないcipエンジンとして使えるとして《ブルー・モヒート》を2枚挿した型も結果を出した。 2024年11月の中頃には、露骨にオールハンデスで対策してくるデッキへの返しとして《貝獣 パウアー》を1枚積みした型も見られるように。同じ頃から注目されるようになったマナ回収としては《黙示賢者ソルハバキ》の名前を挙げることができる。S・トリガーを持たないことは弱点だが、《逆転の影ガレック》でリアニメイトできるのは当然の事、アンタップマナ生成により《マーシャル・クイーン》を再召喚できるのも利点。光を含む軽量級進化元とのシナジーから《正義の逆転撃》を1枚積みし、大量ドローで引っ張り込んでから相手の見切り発車に備える型もこの頃に確認された。 参考 [編集]タグ:
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