プレイング [編集]

ゲーム中におけるカードの使い方のこと。

将棋などの「指し方」と似たような意味。「いいプレイング」「まずいプレイング」などのように使われる。

良い、悪いの絶対的な指針は無いものの、結果的に対戦の勝利に近づくようなプレイングが、基本的には「良いプレイング」である。

単純なところで言うと、

1、バトルゾーンに自分の《蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ》《天空の守護者グラン・ギューレ》がいる状態
2、相手が《ドラグライド》攻撃

このとき《グラン・ギューレ》をブロックに向かわせれば、こちらは一つも損害を出さずに(アドバンテージを失わずに)済むことになるが、《ラ・ウラ・ギガ》でブロックしてしまってはこちらのクリーチャーが減ってしまうだけ。
このケースでは基本的に《グラン・ギューレ》でのブロックが正解となり、「良いプレイング」と言えるだろう。

……とは言っても、実際の対戦では単純に正解がただ一つに定まらないことも多い。
この状況なら、自分のシールドに余裕があるならばブロックせずに攻撃を通して手札を増やすのもあり。
また、何かしらガーディアンの破壊をトリガーにして能力を発動するようなカードがバトルゾーンにあるならば、《ラ・ウラ・ギガ》をブロックさせてそれを発動する選択肢もありえる。

このように、実際の対戦では様々な要素が絡み合い、さらに運や不確定事項も関係してくるため、基本的にプレイングはケースバイケースで対応していくことになる。もちろん、それには「読み」の要素も絡んでくる。

  • 以下にプレイングのセオリーとされる事項を挙げる。ゲームの際は参考にされたし。

基本的なプレイングのセオリー [編集]

…など

もちろん、手札バトルゾーンの状況によってはセオリー通りのプレイが行えなかったり、良かれと思って行ったプレイが結果としてミスプレイになることも多い。
また、上記のセオリーを逆手に取ったブラフもあり得る。やはりプレイングはケースバイケースなものである。

プレイングミス [編集]

間違ったプレイングはミスプレイ、プレイングミス、プレミなどと呼ばれプレイヤーの間では忌避される。

ルールとしては、対戦相手のプレイングミスを指摘して正しいプレイングを指南するのはたとえ自分が損をする場合でも「11.2 イベント上の誤り ─ 外部情報の参照」に抵触する重大な違反であり、ペナルティによってゲームの敗北が課せられるので注意。これは、イベントはプレイヤーの技量を試す場であり、外部のアドバイスや指示に従う能力を試す場ではない為である。
デュエル・マスターズ競技イベント運営ルールが適用される競技大会では、ルール違反である事が明白であればジャッジの指示を仰ぎ、そうではない相手のプレイングミスはラッキーと心の中で思って、貪欲に勝ちを狙いに行くのも必要である。実際のゲームでは「相手のプレイングミスで勝っても嬉しくない」というプレイヤーが意外とやってしまいがちな違反である。とはいえ、デュエル・マスターズ競技イベント運営ルールが厳格に適用されるような競技大会でない場合は、わざわざ自分が損をする、勝利をみすみす逃すような行為が咎められる事はまずないと言って良いだろう。

そもそも、プレイングミスをしてしまうのも、そのプレイヤーの技量だと言える。どのプレイヤーも自分がその都度最適だと思うプレイングはしているはずで、それはカードの能力を見落としたり見誤ったりしても同じことである。

  • 運の要素も絡むカードゲームでは良かれと思ったプレイが、結果的によくない方向に行ってしまうこともあるが、これは「結果論」の側面が強く、プレミとは言い難い。

その他 [編集]

  • カード資産デッキ構築力以外では、当然プレイヤーの強さの一番の基準となる事項。強いプレイヤー、弱いプレイヤーを分ける最も単純な指針と言えるだろう。

参考 [編集]