【連鳥】 [編集]
「連続で大量の焼き鳥(ファイアー・バード)をバトルゾーンに出すデッキ」の略。
読みは「れんどり(れんドラを踏襲)」「れんとり(重箱読み)」「れんちょう(音読み+音読み)」か。
戦術自体は《カイザーウイング・ドラゴン》や《超竜ファイバード》の頃からあったが、《爆竜 NEX》が登場したことによって本格的に組めるようになったデッキである。
ファイアー・バードは全体的にパワーが低く【連ドラ】と比べると爆発力はないが、全体的に軽い為序盤から攻め込むことができるのが強みである。
《爆竜 NEX》はファイアー・バードをスピードアタッカー化する能力も持つのでごり押して勝てるということも。
《キャプテン・ドラッケン》の登場以降は決定力が大幅に向上し、大量展開からの1ショットキルも狙えるようになった。
《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》の登場後は、安定した打点形成と速度を獲得する事にも成功。
中にはバニラのファイアー・バードを《パーロック・スマイリーストーリー》で連発する異色の構築もある。
《チャラ・ルピア》、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》などのパーツの登場により、現在では白赤でも無理なく組めるようになった。
DM24-EX1で成立した、《龍后凰翔クイーン・ルピア》を中心とする同弾の各種新規アーマード・ファイアー・バードで組まれたデッキは【白黒赤ファイアー・バード】を参照。
爆竜 NEX(ネックス) VR 火文明 (6) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド 6000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見せる。それがファイアー・バードであれば、バトルゾーンに出す。それ以外であれば、山札の一番下に置く。 |
自分のファイアー・バードはすべて「スピードアタッカー」を得る。 |
キャプテン・ドラッケン SR 火文明 (7) |
進化クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 13000 |
進化―自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を表向きにする。その中から進化ではないファイアー・バードをすべてバトルゾーンに出し、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 |
革命2―自分のシールドが2つ以下なら、自分の他の火のクリーチャーのパワーは+6000され、シールドをさらにひとつブレイクする。 |
凰翔竜機ワルキューレ・ルピア R 光/火文明 (5) |
クリーチャー:ファイアー・バード/アーマード・ドラゴン 6000 |
革命チェンジ:ファイアー・バードまたはドラゴン(自分のファイアー・バードまたはドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
自分のファイアー・バードすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない) |
自分のドラゴンすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更してもよい) |
パーロック・スマイリーストーリー R 水/火/自然文明 (5) |
D2フィールド |
自分のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。その後、カードに能力が書かれていないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 |
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
《爆竜 NEX》軸 [編集]
主要カード [編集]
その他候補 [編集]
ファイアー・バードはドラゴンサポート種族である為、《爆竜 NEX》も出しやすくなっている。
まずは《コッコ・ルピア》か《マッハ・ルピア》を出して《爆竜 NEX》のコストを下げて召喚する。
《マッハ・ルピア》はスピードアタッカーを付与するおかげで、cipとアタックトリガーで合計2回能力を使えるので極力こちらから出したい。
《トリガラ・ダシッチ》から《火之鳥ペリュトン》に繋いでpigで大型を踏み倒しすることも出来る。
あとは強いファイアー・バード出ることを祈り殴り続けるだけである。
狙い目は《ショーブ・アイニー》。《爆竜 NEX》のスピードアタッカー付与能力のおかげでタップ能力を即座に使うことができる。
《マッハ・ルピア》がいるのであれば《時空の剣士 GENJI・XX》を出してやれば《GENJI・XX》もスピードアタッカーとなり覚醒条件を即達成することができる。覚醒した《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》は場持ちがよく、離れる時にファイアー・バードがめくれれば場に留まるのでこのデッキとよく噛みあっている。
他の狙い目としては《ピッチュ・アイニー》と《ポップ・ルビン》。《ピッチュ》はフレイム・コマンド、《ポップ》はドラゴンを起き上がらせるクリーチャーだが《爆竜 NEX》はどちらの種族も持っているので能力を最大限に活かせる。
《爆竜 NEX》をアタックトリガーを再び使用しさらにファイアー・バードを呼び出すといったことも可能になるのだ。
どちらを優先していれるかだが、《ピッチュ》はパワーが2000なので場持ちが良い方で、単体でスピードアタッカーを持つので腐りにくいがやや重い。《ポップ》はパワー1000なので除去に滅法弱いが、コスト2と軽くこのデッキ内では2ターン目に行えることがないので素出ししやすい。
《キャプテン・ドラッケン》軸 [編集]
主要カード [編集]
候補カード [編集]
安定して《キャプテン・ドラッケン》の能力で3体以上引き当てるために、最低でもデッキの24枚、出来れば30枚前後はファイアー・バードで固めたいところ。
とにかく《キャプテン・ドラッケン》を召喚しなければ始まらないが、元々ファイアー・バードとドラゴンは相性が良いため召喚は容易。
特に《ラブ・ドラッチ》などのコスト軽減や《ゴーゴー・ジゴッチ》によるサーチを駆使すれば4ターン目に進化させることも可能。
主なパターンは以下の通り。
- 《ブルース・ガー》→《ラブ・ドラッチ》→《ラブ・ドラッチ》(3ターンパターン)
- 《ラブ・ドラッチ》→《ラブ・ドラッチ》or《フレフレ・ピッピー》or《コッコ・ルピア》
- 《一撃奪取 トップギア》→《燃えるメラッチ》or《フレフレ・ピッピー》or《コッコ・ルピア》
- 《ラブ・ドラッチ》→《ラブ・ドラッチ》→《ゴーゴー・ジゴッチ》でサーチ
ちなみに《ヘブンズ・フォース》を利用して最速3ターン目での召喚を狙うルートも存在するが、光文明が入るため安定性に欠ける。
また、S・トリガーで登場した《イーグル・バトッチ》、《ショーブ・アイニー》や《カモン・ピッピー》で呼んだコスト6以上のサイキック・クリーチャードラゴン、マナ武装5を達成した《ミスター・アメッチ隊長》などを《G・アイニー》のタップ能力で破壊するといった手段も考えられる。中でも《ミスター・アメッチ隊長》は自前でスピードアタッカーを持っているため《ドラッケン》が手札にあれば自爆特攻で手軽に出せる。
その他、《ドギラゴン・エントリー》ならシールド回収で革命2の条件に近づけつつコスト踏み倒しが可能。
《キャプテン・ドラッケン》の能力で真っ先に呼び出したいファイアー・バードは他の火のクリーチャーをスピードアタッカー化する《ボルコフ・紫苑》。次点で手札補充能力を持ちW・ブレイカーの《翔竜提督ザークピッチ》、《勝利のリュウセイ・カイザー》などのサイキック・クリーチャーを呼び出す《カモン・ピッピー》。
また展開されたファイアー・バードや余ったマナ次第では2体目の《ドラッケン》や《超竜Bクリムゾン》の召喚も視野に入る。
- 公式対戦動画のデュエマチャンネルカップにてアニメVSRF代表として出場したホカベン役の菅原雅芳氏がこのデッキを使用。コロコロチャンネル代表のナガオ仮面戦とデュエマTV!!代表の開発主任K戦の2試合で使用し、いずれも勝利を収めている。なおその時使用されたデッキは公式サイトにて公開されており、レシピは以下の通り。
《パーロック・スマイリーストーリー》軸 [編集]
主要カード [編集]
候補カード [編集]
DMEX-12で誕生した型。
《パーロック・スマイリーストーリー》でバニラバードを踏み倒しまくるのが目的。
主に火・自然・水の三色を中心に組まれ、《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》によりタッチで光が入る。
《翔天魔獣ギガッピ》と《天災 デドダム》を投入する為に闇を加えられる事も。
基本の動きは
2ターン目マナ加速 → 3ターン目バニラバード → 4ターン目《スマイリーストーリー》
もしくは、
2ターン目《ノッピィ・ルピア》 → 3ターン目マナ加速 → 《スマイリーストーリー》
この様にして、バニラバードから《ワルキューレ・ルピア》に革命チェンジすることで手札にバニラを抱えつつ、ファイアー・バードをSAにして1ショットキルを仕掛ける。
また、《ワルキューレ・ルピア》がいなくても《刀の3号 カツえもん剣》がいればその枚数だけ追加攻撃が可能。
ファイアー・バードは古参種族であり、種類がとても豊富である上、革命編でのファイアー・バード炎、ゴッド・オブ・アビス以降のアーマード・ファイアー・バードなど、長期に渡ってプッシュされている種族の一つである。
そのため今後も優秀な新規が出続ける可能性は高く、新たなファイアー・バードが出るたびに強化されると言えるこのデッキも将来性に期待が持てる。
「サポート種族であったファイアー・バードをメインにして実用性のあるデッキを組める」という点で、古参プレイヤーにも一定の人気がある。
参考 [編集]