《バリバリ・ケドケド》 [編集]
バリバリ・ケドケド R 闇文明 (2) |
クリーチャー:ファンキー・ナイトメア 2000 |
バトルゾーンにあるクリーチャーは、シールドゾーンとマナゾーンに置けない。 |
クリーチャーを、シールドゾーンとマナゾーンからバトルゾーンに出せない。 |
DMRP-16で登場した闇のファンキー・ナイトメア。
全てのクリーチャーをシールド送りとマナ送りから守りつつ、シールドゾーンとマナゾーンからクリーチャーをバトルゾーンに出すことそのものを禁止するメタクリーチャー。
マナ送りとシールド送りを完全に腐らせる事ができるため、自然や光中心のデッキに対し強気に攻めていけるだろう。ギャラクシーGOを持つクリーチャーやJチェンジも封じられる。《生命と大地と轟破の決断》や《蒼龍の大地》などの踏み倒しを防げるのも大きな評価点。
ただし、自分にもそれらのメタが働いてしまうため、このクリーチャーを入れる場合はその点に注意する必要がある。踏み倒しはもちろん、マナ送りとシールド送りも腐ってしまう。幸い、破壊、山札送り、封印といった強力な除去手段は相変わらず使えるため、よっぽど失念していなければ、大した問題になることはないだろう。
また、このクリーチャーのメタ性能を逆手にとることもできる。例えば、フシギバースを使用してもクリーチャーがマナゾーンに送られないため、頭数を減らさずにリアニメイトが行うことが可能。
その他、パワーは2000と、コスト相当とはいえそこまで高くはなく、破壊耐性も無いので、火力やマッハファイターなどで簡単に破壊できてしまう。この点は、使用するにあたって若干ネックとなるだろう。
場に出すことをロックすること、自軍への被害の有無に関しては後に登場した《検問の守り 輝羅》に数段劣るが、こちらには場からシールドゾーン・マナゾーンへの移動に干渉できる、色的に【黒単ヘルボロフ】に入るという差別化点が存在する。
ルール [編集]
出せないなども参考のこと。
S・トリガー獣は、一度手札へ移動してからバトルゾーンに出すため、このクリーチャーの影響を受けずに召喚できる。
置換効果によるマナ送りやシールド送りも禁止されるため、破壊置換効果でマナゾーンやシールドに送られるクリーチャーが破壊された場合、他のクリーチャーと同じく墓地送りとなる。
この能力バトルゾーン・マナゾーン・シールドゾーンのクリーチャーに対してかかる効果であり、また、プレイヤーに特定の行為を禁止させる能力でもある。
この能力の影響下では、特定の場所を移動させる能力は全て不発に終わるほか、マナ召喚などに挙げられるような、カードの使用宣言そのものも行えない。
- ただし、Jチェンジなどといった特定の場所を移動させる能力の使用宣言自体は可能。この点は間違いやすいので注意が必要。
テクニック [編集]
環境において [編集]
発売前からかなり注目されていたのは、《陰陽の舞》との組み合わせ。
このカードの登場当時、このクリーチャーがバトルゾーンにある状態で、《陰陽の舞》をマナ爆誕0で召喚した場合、1度マナゾーンを離れ、再びマナゾーンに置かれる。という裁定が正式に出されていた[1]。このことを悪用した即死ループも当時は開発されていた。(→【ケドケドベラドマイ】)
後の裁定変更により、この動きは出来なくなったものの、このコンボの成立は、当時のプレイヤーに《バリバリ・ケドケド》の名を知らしめる一因となった。
だが手札以外メタとしてはまだ過渡期のスペックであったためそうした意味での需要はさっぱりで、《とこしえの超人》の登場によってあったかどうかも怪しい手札以外メタとしての役割を終えた。
その他 [編集]
- コロコロオンラインの記事では、カード画像と異なるテキストが記載されている。
どのクリーチャーも、バトルゾーンからマナゾーンやシールドゾーンに置かれない。 |
どのクリーチャーも、マナゾーンやシールドゾーンからバトルゾーンに置かれない。 |
収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.自分の《バリバリ・ケドケド》がバトルゾーンにいる状況で、相手は「S・トリガー」能力や「S・バック」能力でクリーチャーを召喚し、バトルゾーンに出せますか?
A.はい、「S・トリガー」能力は手札で解決しますので、「S・トリガー」能力を持つクリーチャーを召喚し、バトルゾーンに出せます。
+
| | (総合ルール 112.3a)
| - 112.3a
- S・トリガーはブレイクなどでシールドが手札に加えられるとき、そのカードを対戦相手に見せて宣言することで、即座にコストを支払わずに使うことができます。複数のS・トリガーを持つカードがシールドから手札に加えられる場合、使用するカードを対戦相手に見せて宣言を行います。すべての宣言が終わったら、それらのカードを1枚ずつ使います。呪文の場合は呪文の効果解決までがS・トリガーの能力となりますが、クリーチャーは召喚することまでがS・トリガー能力です。バトルゾーンに出たことによって誘発する効果は別個のイベントとして扱います。これはクロスギアのジェネレートやフィールドを展開する事についても同義です。
|
引用元(2020.12.15)
Q.自分の《バリバリ・ケドケド》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《大樹王 ギガンディダノス》を、墓地から「フシギバース」能力で召喚できますか?
A.はい、実際にマナゾーンに置けなかったとしても召喚できます。
引用元(2020.12.15)
Q.封印の付いているクリーチャーと《バリバリ・ケドケド》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》の呪文側を唱えました。《バリバリ・ケドケド》の能力によりクリーチャーはマナゾーンに置かれませんが、封印はどうなりますか?
A.封印はマナゾーンに移動してから表向きになるので、その表側がクリーチャーであってもマナゾーンに置かれます。
引用元(2020.12.15)
Q.《バリバリ・ケドケド》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《無双竜鬼ミツルギブースト》をバトルゾーンに出しました。 「出た時」の能力で自身をマナゾーンに置いたことにして、相手のパワー6000以下のクリーチャーを破壊できますか?
A.はい、「そうしたら」以前が実行できる状況なので、実際にマナゾーンに置けなかったとしても効果を解決できます。
引用元(2020.12.15)
Q.相手は《ゴリミング・トラップ》を唱えて、自分の《バリバリ・ケドケド》を選びました。《バリバリ・ケドケド》はマナゾーンに置かれますか?
A.いいえ、クリーチャーをバトルゾーンからマナゾーンに置けないので、何も起きません。
引用元(2020.12.15)
Q.自分の《煌龍 サッヴァーク》の「出た時」の能力で、相手の「鬼タイム」能力が発動している状態の《極悪!獄鬼夜城》や、《バリバリ・ケドケド》を選んだ場合、《極悪!獄鬼夜城》や《バリバリ・ケドケド》は、表向きでシールドゾーンに置かれますか?
A.いいえ、シールドゾーンにカードを置けないので、何も起こりません。
+
| | (総合ルール 101.2)
| - 101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ
- あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。)
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引用元(2020.12.15)
Q.《バリバリ・ケドケド》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ウェイブの伝説》を唱えました。相手は自身のクリーチャーをマナゾーンに置くことを選び、バトルゾーンに残せますか?
A.はい、残せます。
引用元(2021.2.19)
Q.相手の《バリバリ・ケドケド》がバトルゾーンにいる状況で、自分はマナゾーンから《陰陽の舞》の「マナ爆誕0」を使用できますか?
A.いいえ、できません。マナゾーンからクリーチャーをバトルゾーンに出せない状況では、マナゾーンからクリーチャー・カードを使用し、召喚することもできません。召喚ができないので召喚手順を開始できず、「マナ爆誕」の代替コストによる召喚を行うこともできません。
引用元(2021.4.14)
召喚は保留状態になってからバトルゾーンに出る処理となるため、《バリバリ・ケドケド》がいると、召喚→保留状態→マナゾーンに戻る(置かれる)という処理になる
当時は「バトルゾーンに出すカードは、必ず保留状態になる」総合ルール409.1aが整備されてなく、クリーチャーの踏み倒し時はどこでもないゾーンを通過せず出すことになっていた。