《スローリー・チェーン》 [編集]
敵味方関係なく、唱えた時点でバトルゾーンにあるクリーチャーを攻撃できない状態にする変わった効果を持つ。自身をシールドを仕込む効果も持ち、何度も防御に使用できる。 相手のターン中にS・トリガーで唱えれば、以降の攻撃を全て止められる。自分のターン中に唱えると自分が攻撃できなくなるが、シールドに防御札を仕込める。また、攻撃を強制されている状態で唱えることでそれを無効化するのにも使える。 なお、デュエマではこのテキストだと唱えた後に出たクリーチャーには影響を及ぼさない。《オーラ・ブラスター》などの継続的効果と同様となる。 環境において [編集]長らく他のスパークの影に隠れ使用されてこなかったが、エピソード1環境で《エンペラー・キリコ》系列のデッキに採用されたことで脚光を浴びた。同デッキは「キリコさえ出せれば勝てる」という極端な構成なので、ほぼ確定でターンを稼ぎつつ、あわよくばシールドに埋まった《キリコ》を落とせるかもしれないこのカードは完璧なシナジーを形成する。《キリコ》の布石となる《蒼狼の始祖アマテラス》のリクルートにも対応し、空撃ち装填できたことも高く評価された。 《エンペラー・キリコ》のプレミアム殿堂後も、1ショットキル系統のデッキやビッグマナではしばしば使われていた。汎用性の高い《DNA・スパーク》や《終末の時計 ザ・クロック》などの対抗馬も登場していたが、《超次元ホワイトグリーン・ホール》で埋めるカードの選択肢として採用され続けていた。 しかしながら超天篇環境にて【4色ミッツァイル】に防御札として採用されることとなる。環境における《Dの牢閣 メメント守神宮》の通りが悪くなったこと、《Wave ウェイブ》から踏み倒せること、事前の防御策として手打ちも十分考えられることが大きい。 十王篇環境終期では、【白青黒オレガ・オーラ】において、後述の《極幻空 ザハ・エルハ》との組み合わせが採用された。ただし、同時期に活躍していた【赤青ヴァイカー覇道】は《奇天烈 シャッフ》によりこの呪文を止められるため、抜け道自体は存在する。 DMPCD-01・DMPCD-02期(オリジナル)では、【我我我ブランド】対策として全く色の合わない【青魔導具】に投入され、優勝した事例まで見られた。環境に流行する《アルカディアス・モモキング》による呪文ロックに引っ掛からないのも大きい。 【白赤アーマード・サムライ】が成立すると、そちらに投入されるケースも。 『DMGP2024-1st』Day1個人戦(アドバンス)ではベスト8に残った【ゴスペルデリート】に4枚積みされていた。過剰打点デッキが多いアドバンス環境では重宝したものと見られる。《水晶の王 ゴスペル》で攻撃する型やプランにおいては、稀に見切り発車のサポートとして保険的に《水晶の王 ゴスペル》でコスト踏み倒ししてシールドに仕込む場合がある。 その他 [編集]
関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]タグ:
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