魔軸(マジック)(くさり) カメカメン》 [編集]

魔軸の鎖 カメカメン VR 光文明 (3)
クリーチャー:ビーストフォーク/暴拳王国 3000
<アバレチェーン>:各ターン、はじめて自分のクリーチャーが攻撃する時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。

DMRP-15で登場したビーストフォーク/暴拳王国

アバレチェーンコスト4以下呪文踏み倒せる。そうしなければ1ドロー

唱える呪文はコスト4以下であれば文明は問わない。
1ショットキル用の《ファイナル・ストップ》クリーチャーの展開に《瞬閃と疾駆と双撃の決断》《フェアリー・シャワー》のようなリソース呪文など選択肢は豊富。
4コストのランデス呪文である《マナ・クライシス》《クライシス・ボーラー》《センジュ・スプラッシュ》の価値が更に高まったとも言える。

2ターン目にコスト2のクリーチャーを召喚し、次のターンにこのクリーチャーに繋げれば、コスト4の呪文を1ターン早く唱えることができる。特に《貪欲な若魔導士 ミノミー》は相性が良く、《ミノミー》が除去されなければ《ミノミー》でサーチした呪文アバレチェーンで唱えられる。

王道のコスト踏み倒し先は《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》《銀河大剣 ガイハート》で自身をスピードアタッカー化できるだけなく、先置きしたウィニーと共に攻撃を仕掛ければ《熱血星龍 ガイギンガ》への龍解もすぐである。

また、呪文を唱えない場合の1ドロー【速攻】にとっては置きドローに等しく、コンボパーツが揃わなくても十分活躍できる。攻撃しながら手札から踏み倒しできるマジボンバーとも高相性。

攻撃したクリーチャーを《ミラクル1 ドレミ24》革命チェンジさせれば、一度の攻撃で2枚の呪文を使用可能。

コスト4以下の呪文を多用しも合う【赤白GR】などで採用が見込める。

このカードを活かすにはそれなりの数の呪文を投入しなければならないため、アバレチェーン持ちではあるがクリーチャー主体の【白緑アバレチェーン】には入り難い。後にDMEX-14にて《暴拳の伝説》が登場。数少ない暴拳王国のコスト4呪文であり上手く組み合わせたいところ。

環境において [編集]

十王篇環境においては【赤白GR】で一定の結果を残した。

王来篇になると2ブロック構築の【鬼羅.Star】を中心に活躍。2ブロック環境においては専ら《ファイナル・ストップ》の詠唱に使われている。

その他 [編集]

  • DM25-RP2での再録時にアバレチェーンのテキストが「自分のクリーチャーが攻撃する時、それがこのターン最初の攻撃なら」から「各ターン、はじめて自分のクリーチャーが攻撃する時」に変更された。
  • 《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》によるアバレチェーンサポートの全文は以下の通り。
    自分のクリーチャーの「アバレチェーン」のテキストにある「それがこのターン最初の攻撃なら」を、「それがこのターン最初または2度目の攻撃なら」に変える。
    《魔軸の鎖 カメカメン》側でテキストが大幅に変わったことで、上の能力を正常に使うことができなくなった。
    [1]

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 暴拳王国のシンボルを持っている以上、そのマスターの補助を受けられないとは常識的に考えてありえないという観点では、適宜読み替えて2度目の攻撃でも《魔軸の鎖 カメカメン》の誘発は使えるだろうという主張もある。一方、書かれていることにすべて従うテキスト原理主義では、「常識的に」という感情バイアスが入る時点で正当性に欠け、さも当然のように使えるだろうと安易に判断するべきではないとの考えもある。かの有名な「《神帝スヴァ》はカードデザイン上、(当時の)他のカード群とは違う処理が適用され敗北します」に通づるものがある。要するに《龍装者 バルチュリス》エラッタが行われたように、テキストと処理内容に差異がないようエラッタが必要なのではないかということ。