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「敬虔なる警官」 R 水文明 (4) |
クリーチャー:メタリカ/チーム銀河 4000 |
<ギャラクシールド>[水(2)](このカードを使うコストの代わりに、[水(2)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化する) |
自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。 |
このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンに置かれた時、相手のコスト2以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。次の相手のターン中、相手はコスト2以下のクリーチャーを召喚できない。 |
ゲーム序盤から使われるコスト2以下のメタクリーチャーを対策するかのようなバウンス&ロック能力を持つ。
また、速攻への対策としても強力であり、このクリーチャーをシールド化した次のターンには相手は何もできないというのも起こり得る。
自身がコスト踏み倒しを使うデッキにてメタのメタとして活躍が期待できるカードである。3ターン目から踏み倒しを行う【ドギラゴン剣】や【赤青覇道】には強力な1枚。
弱点としてはバウンス&ロック能力はシールド化した時限定で、一度使うとただの準バニラでしかない点か。素のコストを支払って召喚するなどもってのほか。
この点については《カンゴク入道》をバトルゾーンに立たせておけば毎ターン回収して使いまわせる。
他には【青黒ゲンムエンペラー】のムゲンクライムのタップ要員などで利用できる。
クリーチャーとしてシールドゾーンからバトルゾーンに移動した次の相手のターンからは再びコスト2以下が召喚できる状態に戻るため、ゲーム全般でコスト踏み倒しメタに引っかかる行為を行い続けるデッキには不向きといえる。
ギャラクシールドとの相性で考えると、天敵の《とこしえの超人》や《奇石 ミクセル》などをメタれるのは良いが、ギャラクシーGOした次のターンには、ギャラクシールドでシールド化したクリーチャーがギャラクシーGO時に再召喚されているであろうメタクリーチャーに引っかかってしまう。
当初は召喚ロックの優秀さが気づかれておらず採用率は低かった。
コスト2以下は《奇石 ミクセル》などコスト踏み倒しメタが多く存在していることから、これを入れた【白青赤ドギラゴン閃】がDMSP-02期のチャンピオンシップ(オリジナル)で3位入賞を果たしている。
2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂を機に【ゼロ・ルピアループ】がアドバンス環境の中心に立つと、そちらに2枚から3枚程度挿されるケースが散見されるようになった。このデッキではコスト踏み倒しメタを除去したターン中にコンボを決めて安全に勝利できるのが採用される要因として大きい。DMBD-18期になると4枚積みも珍しくなくなった。最大の採用理由としては、ミラーマッチのリソース系クリーチャー(《戦略のD・H アツト》、《福腹人形コダマンマ》、《困惑の影トラブル・アルケミスト》、《ヘームル・エンジオン》など)を粗方封殺できるというのがある。
オリジナルで言うと、DMEX-17期に流行した【青黒退化】が《死神術士デスマーチ》を不用意にポン置きした時に刺さる。【我我我ブランド】がシールド回収を繰り返してウィニーを並べる動きも程度阻害でき、それどころかギャラクシーGOした次の相手のターンまで相手にほぼ何もさせないでおける。【青黒緑デッドダムド】にもオリジナルでは投入される場合がある。
コスト踏み倒しメタ満載のミラーマッチへの対策として4枚積みされた【白青赤鬼羅.Star】が上位入賞したケースもある。《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》によってブロッカー化するお陰で場に出た後も腐りにくい。極端なところではギャラクシールドでシールドとして装填してはターンエンド時に《カンゴク入道》でシールド回収することで半永久的に相手のコスト2以下をロックする組み合わせもある。勿論【我我我ブランド】などだとマナが貯まれば《“罰怒”ブランド》や《“逆悪襲”ブランド》で足掻けるため絶対的なロックとは言い難いが、そこまでマナが貯まる前に勝負を決めれば問題ない。
【青黒緑退化】が流行すると、ミラーマッチ対策として投入されるケースが目立っていった。
十・王マーク2ブロック構築環境では【青黒白ナーガ.Star】などの青系のビートダウンでも結果を残している。
【青黒闇王ゼーロ】系統や【青黒DOOM・ドラゲリオン】のような、墓地肥やしを伴う手札交換ウィニーやムゲンクライム、その他自己リアニメイトクリーチャーなどで固めた青黒基盤が環境に蔓延すると、DM22-RP2期には青黒基盤ウィニー対策を1つの目的として【青黒闇王ゼーロ】系統に入るようになった。
後に《絶望神サガ》が登場すると、【絶望神サガループ】においてコスト踏み倒しメタを処理してコンボを成功させるための札として脚光を浴びた。基本的に《蒼神龍ヴェール・バビロニア》、《終末の時計 ザ・クロック》の枠とはトレードオフの関係で、いずれかを増やせば他の枠を減らさなければならない。
《若き大長老 アプル》や《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》が減り、これで除去できない《ボン・キゴマイム》が増えると次第に弱みが目立った。
《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》が登場するとそちらに取って代わられるケースが増えた。この頃の【絶望神サガループ】はコントロールに転向しており、所詮1ターンしか稼げないこのカードは弱くはないが噛み合っていなかった。
【絶望神サガループ】消滅後、厳密には役割が異なるが小型メタには《飛翔龍 5000VT》に席を譲った。
【白青赤BAKUONSOOO】が成立すると、次第にそちらにメタカード対策として投入されるケースも見られるようになった。
Q.相手のクリーチャーが1体もいない状況で、自分は《「敬虔なる警官」》の「ギャラクシールド」を使い、シールドゾーンに表向きで置きました。効果で相手のクリーチャーを1体も手札に戻せませんでしたが、相手は次のターン中、コスト2以下のクリーチャーを召喚できませんか?
A.はい、1体も戻さなくても相手はコスト2以下のクリーチャーを召喚できなくなります。
引用元(2021.2.19)