(おに)タイム [編集]

<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、~~~。

DMSD-15で登場したキーワード能力

鬼ヶ覇王 ジャオウガ KGM 闇/火文明 (10)
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 17000
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーは、召喚されたターン、バトルゾーンを離れない。
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーをすべて破壊する。

各プレイヤーのシールドが合計6つ以下になると効果が発生する能力。
発動するには、自分と相手のシールドの枚数が最低でも6:0、5:1、4:2、3:3、2:4、1:5、0:6となる必要がある。

  • 名前の由来は「鬼退治」からだと思われる。魔物に遭遇すると言われる夕暮れ、『逢魔時』もイメージとして組み込まれているのだろう。ゲームが終わりに差し掛かると暴れ出す鬼タイムにはピッタリのイメージである。
    • 《デモニオの鬼時計》イラストでは鬼時計の針が2時50分を指しており、「丑三つ時」のイメージでデザインされているようである。
    • アニメ『キング』では鬼タイムに突入した際には鐘の音と共にバトルゾーンが暗くなる演出が入る。
      また、メガネデストロ伊藤コニーが効果を発動する際には時計の背景が登場し、彼らが時計のポーズを取った後に「5、4、3、2、1!鬼タイム発動!」と台詞を言う演出が取られている。

テクニック [編集]

特殊なコンボでも使わない限りコントロールで使う事は難しく、明らかにビートダウン向きの能力である。
こちらのシールドか全て残っている状態だと相手のシールドを1つ以下にしなければ発動しないため、《斬斬人形コダマンマ》《キズグイ変怪》《「貪」の鬼 バクロ法師》などシールド回収できるカードを利用して積極的に早期発動を狙っていきたい。

ミラーマッチには注意。自分の鬼タイムと同時に相手の鬼タイムも発動させてしまうため、シールドを減らすタイミングが重要になる。

《逆転のオーロラ》《ギガジャドウ》などを使って自分のシールドを極端に減らしていく戦法も視野に入りそうだが、それは革命の方が効果の振れ幅では優れていると言える。

ただし、鬼タイムを持つカードやそれと相性のいいカードには、同時に鬼エンドを併せ持つものも少なくない。場合によっては《鬼ヶ大王 ジャオウガ》などで一気に自分のシールドを叩き割り、鬼タイムと鬼エンドの両方で攻め込むことも考えられる。

環境において [編集]

登場当初は中速ビートダウンで刻むプレイングをするのがハイリスクローリターン過ぎて環境の動きとして相当ではないと見られていた。

しかし徐々に《カンゴク入道》《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》などの鬼タイム非達成時のスペックが高いカードが登場し、環境でも【赤黒邪王門】系統が活躍するようになった。単純にシールド回収が充実しているおかげで【赤黒邪王門】系統には安定感があるというのも大きい。

鬼タイムという能力自体を活かすデッキも、【赤黒バクロ法師】などで一定の活躍が見られる。

その他 [編集]

この能力を持つクリーチャーは鬼タイムがなければ平凡な性能しか持たない一方、鬼タイムが発動すればまさに「」のような性能を発揮するようになる。

昨今は確実性を重視すべく、ロックによりS・トリガーニンジャ・ストライクといった逆転要素を使わせる事なく1ショットキルを決めるデッキタイプや、シールドに触れる事なくループによるソリティアライブラリアウトエクストラウィンを狙うといった『対話拒否』型のトドメの瞬間まで相手のシールドに一切触れないデッキタイプが主眼となってきたのも、『双方の』シールドの数を駆け引きに要するこの能力が登場した一端かもしれない。

余談だが、鬼札 アバクの声優である木村良平氏は「妖怪ウォッチ」のエンマ大王の声優も担当しており、その「妖怪ウォッチ」には「鬼時間」というシステムが存在する。この鬼タイムというネーミングにしても、アバクのキャスティングにしても、狙ってやったのだろうか?

「鬼タイム」に関連する能力を持つカード [編集]

参考 [編集]

ルール [編集]

公式Q&A

Q.「鬼タイム」はどういう能力ですか?
A.お互いのシールドの合計が6つ以下になることで発動する能力です。
引用元

Q.「シールドプラス」などの効果で2枚のカードが重なっているシールドは、「鬼タイム」で数える時にどうしますか?
A.カードが複数枚重なっていても、1つのシールドとして扱います。
引用元

Q.相手のシールドが5つ、自分のシールドが2つの状態で、自分のシールドが1つブレイクされました。手札に加えたカードが《襲来、鬼札王国!》で、その「S・トリガー」を使う場合、「鬼タイム」時の能力を使えますか?
A.はい、使えます。《襲来、鬼札王国!》を唱える時点でのシールドの総数は6つですので、「鬼タイム」であるとして両方の能力を使うことができます。
引用元

Q.相手が《ボルカニック・アロー》を唱え、自分の《「双打」の鬼 ウコン丸》を選び、破壊しました。《ボルカニック・アロー》の最後の能力によってシールドがひとつ墓地へ置かれ、ちょうど6つになった場合、《「双打」の鬼 ウコン丸》の「鬼タイム」の能力は使えますか?
A.はい、使えます。「鬼タイム」は、その能力が解決される時点でのシールドの合計を参照します。
引用元

Q.自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動していない状態で唱えました。その後、同じターン中に自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になった場合、《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は発動しますか?
A.いいえ、発動しません。
引用元

Q.お互いのシールドが6つ以下の状況で《ミチズレ入道》を召喚しました。《ミチズレ入道》は「鬼タイム」により「スレイヤー」を得ていますが、この《ミチズレ入道》から進化したクリーチャーは「スレイヤー」を得ますか?
A.いいえ、《ミチズレ入道》の「鬼タイム」は常在型能力ですので、進化したクリーチャーに「スレイヤー」は引き継がれません。
引用元


[1] アニメ『VSR』での表現。侵略者に多く見られる相手のシールドが2枚以下で発動する能力である。