ゴッド(種族) [編集]
DM-24で登場した特殊種族。
複数体のゴッドがG・リンクによって合体し、真の力を発揮するという特徴がある。
極神編のゴッドは、ヒンドゥー教やギリシア神話などの多神教の神を元ネタとするものが多い。
命名ルールとして、原則名前には「神」がつく。
竜極神ゲキ VR 闇文明 (7) |
クリーチャー:ゴッド/ドラゴン・ゾンビ 7000+ |
このクリーチャーがブロックされた時、相手は手札をすべて捨てる。 |
W・ブレイカー |
G・リンク《竜極神メツ》の左横 (バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性(パワーや能力)を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時はどちらか1枚を選ぶ) |
このクリーチャーは、リンクしている時「Q・ブレイカー」を得る。 |
竜極神メツ VR 火文明 (7) |
クリーチャー:ゴッド/アーマード・ドラゴン 7000+ |
このクリーチャーが相手を攻撃してブロックされなかった時、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。 |
W・ブレイカー |
G・リンク《竜極神ゲキ》の右横 (バトルゾーンに自分の指定ゴッドがあれば、このカードをリンクしてもよい。リンクしたゴッドは、各ゴッドの特性(パワーや能力)を持つ1体のクリーチャーとなる。バトルゾーンを離れる時はどちらか1枚を選ぶ) |
このクリーチャーがリンクしていて攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置いてもよい。 |
ゴッドをバトルゾーンに出す際、G・リンクの対象となるゴッドがバトルゾーンに既に存在すれば、そのゴッドとリンクさせつつバトルゾーンに出す。G・リンクしたゴッドはそれぞれの特性を併せ持つ1体のクリーチャーとなる。
例えば、上述の2体が合体した時の能力は次の通りとなる。
竜極神ゲキ/竜極神メツ VR 闇/火文明 (7+7) |
クリーチャー:ゴッド/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン 14000 |
このクリーチャーがブロックされた時、相手は手札をすべて捨てる。 |
このクリーチャーが相手を攻撃してブロックされなかった時、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊してもよい。 |
Q・ブレイカー |
W・ブレイカー |
バトルゾーンを離れる時、持ち主は《竜極神ゲキ》か《竜極神メツ》のどちらか1枚を選んで場を離れさせる。 |
このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選び、持ち主の墓地に置いてもよい。 |
種族としての特徴は何と言ってもG・リンクであり、2体以上のゴッドを合体させることができる。
多くのゴッドが2体または3体で横並びに合体するが、条件が整えば無限にリンクできる五元神や、縦横にリンクする神化編のゴッドなども存在する。
カードフレームなどもリンク状態を前提にデザインされており、G・リンクすることでカードイラストが繋がり1枚絵になる様になっている。
特に縦横にリンクする場合、リンクしている部分をよく見せるためにカード名や種族などの欄が横側や下側に移動している場合もある。
リンクすることが前提のカードデザインであり、リンクすると非常に強力なクリーチャーとして完成し、中にはオーバーキルな程の強さを発揮するものも存在するが、リンクしていない単体の状態だとあまり強いクリーチャーでないことも多い。
《超絶神ゼン》などはその例で、単体では多色のブロッカーに過ぎないが、《究極神アク》とリンクするとモヤシ・アタックトリガーの確定除去・自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする能力を持つQ・ブレイカーという非常に強力なフィニッシャーと化す。
単体では弱くリンクするまでは大変だがリンクすると非常に強力になるという両極端なスペックであるため、総じてデッキビルディングの腕が問われる難しい種族と言える。
なお、G・リンクしたゴッドがバトルゾーンを離れる時は、リンクしている内のどれか1枚だけを離れさせる事ができる。そのため、通常のクリーチャーより除去に耐性がある。
完成までに別のクリーチャーを要するという点では進化クリーチャーと同じだが、そちらに比べると組み合わせるカードの名前が完全に決まっているという欠点がある。しかし、上記のG・リンク特有の耐性によってある程度除去にも強い上、リンクサポート能力をゴッド自身が有していることも多いので、一概にどちらが強いかは決めることはできない。
その他G・リンク能力及びリンク状態に関するルールは各項を参照のこと。
- 漫画ではゴッド自体が使用する者を選ぶという、まさに強大で「神」的な存在として描かれている。
- 漫画やアニメでは、G・リンクしていない時はカードイラストの一部(リンク後にいわば「連結部」となる部分)が省略されて描かれることが多い。
- 漫画「FE」でザキラが切り札として使用したヘヴィ・デス・メタルの印象が特に強いためか、以降に登場したゴッドは背景ストーリーや漫画・アニメのいずれにおいても主人公と明確に敵対する種族として登場している。
- 種族がゴッドでなくても、名前に「神」を持つクリーチャーは多数存在する。
冠詞に「神」を持つことが多い、あるいは命名ルールから「神」が含まれる種族としては以下のような例がある。
- デザインの原型はMagic:The Gatheringのジョークエキスパンション生まれである《B.F.M.(Big Furry Monster)》だとされる。2枚のカードを繋げることで1枚となるカードだが、左右のカードが独立しておらず同時に出す必要がある点でゴッドと異なる。
ルールに当てはまらないゴッド [編集]
多くのゴッドは名前や能力にここまでで述べた特徴を持つが、一部に例外がある。本項ではそのような「例外」をまとめる。
ゴッドと似た命名ルールを有するゴッド・ノヴァ、ゴッド・ノヴァOMG、メカ・ゴッド・ノヴァOMGも併せてまとめている。
環境での変遷 [編集]
- DM-24期
- DM-25期
- DM-26期
- DM-27期
- DM-28期
- DM-32期
- DM-33期
- DM-34期
- DM-35期
極神編で多色の復活と共に目玉ギミックとして初登場。
各ゴッドが友好色でG・リンクをし、リンク後に2つの文明を持つようになる、多色推しらしいギミックとなっている。
しかし、全体的にリンク後の能力が淡白であったり単体で機能するものが少なく、環境においては地雷止まりであった。
人気カードではあるもののゲキ&メツはコストが重く、ロマンカードの立ち位置だった。
3色カードが初登場したエキスパンションということもあり、2色と単色のカードをG・リンクさせることで3つの文明を持つようになるゴッドが登場。
これらのゴッドは片方の不完全な能力をそれぞれ組み合わせて完成させるというデザインになっている。単体でもリンクしても使いやすくなり、汎用性が向上した。
また、《鎧亜の剣邪オラスワン》や《ゴッド・シグナル》といったサポートカードも登場した。
リンク相手が複数存在するデュアル・リンクが初登場。cipでゴッドをマナ回収出来る《無上神アンダーワールド》、アタックトリガーでセルフハンデスを行う《至高神オービタル》、cipで《エマージェンシー・タイフーン》を撃つ《崇高神ケミカル》、ターン終了時に自分のブロッカーを全てアンタップ可能な《極上神プロディジー》といずれも強力なものばかり。
4色ゴッドのゼン&アクは高い制圧力を持ち、メタゲームにおいてもゴッドが注目され始めた。
そしてスーパーデッキ・ゼロのDMC-40にてヘヴィ・デス・メタルが登場し、トップメタに食い込む程の実力を誇った。特に《龍神ヘヴィ》は後に殿堂入りを果たしているため、その強さが窺い知れるだろう。
5色と共に五元神が登場し、早々に環境へと進出。主に《黒神ダーク・インドラ》、《炎神フレイム・アゴン》、《地神エメラルド・ファラオ》の3体で組まれることが多かった。
強力なゴッドの収録で極神編は有終の美を飾った。
新たにガリョウ&テンセイとレオパルドII世&ルドヴィカII世が登場。後者は強力な能力を持っているが、環境に影響を与える程のスペックではなかった。
神化編は極神編同様にゴッドがテーマの1つとなっており、多くのゴッドサポートが登場した。
新勢力としては4体でリンクするオリジンゴッド、神帝が登場。G・リンクする度に能力をトリガーさせるのがコンセプトとなっている。ただしこの時点ではデッキの枠を割かなければいけない使い辛さなどから環境入りはしなかった。
劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝の前売券特典で《神帝スヴァ》と《神帝ヴィシュ》が登場。《神帝スヴァ》は大きなデメリットを持つものの強力な効果を持ち合わせており、選択肢の幅が広がったと言える。この2枚は1ヶ月後に発売されたDMC-55にも収録されている。
更にDMC-57に収録された《大地と永遠の神門》により神帝が強化され、環境入りを果たした。
神王は《神王マクベス》と《神王オセロー》が収録されたことによって4体リンクすることが可能になった。
創世神はそれぞれ単体でも強力な効果を持つが、やはり環境入りには至らなかった。
DMC-58ではマッド・ロック・チェスターが登場。中でも強力なメテオバーンを持っている《邪神M・ロマノフ》は発売前から注目されており、【マッドロマノフワンショット】が成立。エピソード1環境に至るまで猛威を振るい続けた。
《黒月の古城 オリジナル・ハート》の登場で【連神】が広く普及した。一方で新たに登場した起源神はリンクが非常に困難なため、環境で使われることは無かった。
背景ストーリーにおいて [編集]
背景ストーリーでは、G・リンクによって溢れる生命力により、世界を創造し支配することもできるかに思えるほど強大な力を有するという複合生命体。その力から、文字通り「神」として扱われている。
他の特殊種族と比較してもクローズアップされる機会が多く、デュエル・マスターズの背景ストーリーを語る上で欠かせない種族と言える。
また、エピソード3においてもオラクルの信仰体系に影響を及ぼした。
絶望と希望の不死鳥が対消滅した後、突如「永き眠りから覚める」という形で初登場。荒廃した世界を修復し支配すべく、ロスト・クルセイダーを伴って活動を開始した。
世界を癒すべく活動し平和をもたらしたゴッドに対し、闇の反乱を皮切りに各文明のクリーチャー達が抵抗を開始、後に「極神戦争」と称される「ゴッドvsその他種族」の戦争が勃発する。
- このような経緯から「ゴッドは世界を修復するために現れた味方種族」として扱われることも多いが、実際のところゴッドは「混沌を憎み秩序を好む」という性質に従い世界を再創造していたに過ぎない。その過程でハイブリッド種族の大半を滅ぼすなどしており、完全な味方種族とは言い難い。
オリジン達の本拠オリジナル・ハートより、究極進化獣達によって大きく拡げられた「時空の裂け目」を通して襲来。
「惑星を征服し、オリジンの星を築く」という目的の元にその強大な力を振るい、NEXと幾度となく激突した。
オラクル教団の最上位ヨミによってゼロの魂を吹き込まれ、真の神「ゴッド・ノヴァ」として登場。
秩序と停滞の名の元に平和を求めるオラクルの神として君臨し、自由を求めるアウトレイジと敵対した。
《神人類 ヨミ》がアウトレイジに討たれた後、復讐のため力を蓄えた《イズモ》によって聖邪の感情の力に目覚めゴッド・ノヴァOMGへと覚醒。
世界を揺るがす二つの秘宝、オラクルジュエルとレイジクリスタルもまた《極限右神 オメガ》・《極大左神 マックス》へと変化し、イズモとリンク。カツドン率いる「チーム・エグザイル」と最後の決戦を繰り広げた。
超獣世界の歴史に刻まれし12の「王」、そしてそれらの名が記された書物超獣王来列伝。
そこに名を連ねる「破壊王」と「黒月王」という2体の神の力もまた、それぞれディスペクターによって奪われているのだという。
関連カード [編集]
G・リンク一覧 [編集]
ゴッドに関連する能力を持つカード [編集]
クリーチャー
ゴッドを進化元とするカード [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《カワモリデン/リーフストーム・トラップ》の呪文側を唱えました。自分は《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》を選び、状況起因処理により《龍神ヘヴィ》のみをマナゾーンに置こうとしましたが、この《龍神ヘヴィ》はタップした状態でマナゾーンに置かれますか?
A.はい、タップした状態でマナゾーンに置かれます。バトルゾーンにある時は闇と火の多色クリーチャーでしたので、タップ状態で置かれます。また、置く時点では多色ですが、置いたカードは単色のカードですので、「スペース・チャージ:多色」はトリガーしません。
+
| | (総合ルール 803.1b)
| - 803.1b
- リンクしたゴッドは、1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
|
引用元(2021.7.16)
Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《執拗なる鎧亜の牢獄》を唱えました。自分はリンクしている《龍神ヘヴィ》を手札に戻し、手札からは《龍神メタル》が捨てられました。この場合、どうなりますか?
A.手札に戻したクリーチャーは《龍神ヘヴィ》ですので、《龍神メタル》が捨てられた場合、何も起きません。
A.その場合でも、シールドを1つ選び、墓地に置きます。リンクしているゴッドは両方の名前を持っていますので、《龍神ヘヴィ》か《龍神メタル》のどちらが手札から捨てられたとしても、シールドを墓地に置きます。
引用元(2021年9月10日更新)
Q.リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》と、《龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《天使と悪魔の墳墓》を唱えました。この場合、どうなりますか?
A.リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》と、《龍神ヘヴィ》が破壊されます。リンクしている《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》は、《龍神ヘヴィ》の名前も持っていますので、《天使と悪魔の墳墓》の効果で破壊されます。
引用元(2021.7.16)
Q.リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》がバトルゾーンにいる状況で、《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンに出ました。リンクは解除されますか?
A.いいえ、解除されません。リンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》のコストは12です。
+
| | (総合ルール 803.1b)
| - 803.1b
- リンクしたゴッドは、1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
|
引用元(2021.7.16)
Q.相手のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》の呪文側を唱えました。「G・リンク」で《神帝ムーラ》《神帝マニ》のコストは合計され、7になっていますが、《神帝ムーラ》を選んで墓地に置けますか?
A.はい、墓地に置けます。リンクしているゴッドのうち1枚を効果で選ぶ場合、その選んだカードの持つ特性のみを参照します。
+
| | (総合ルール 109.2a)
| - 109.2a
- 能力や効果によってカードを選ぶ場合、選ばれるのはそのカード自身のみです。複数枚のカードで構成される進化クリーチャーやシールド・プラスされたシールドであっても、指定されたカードのみが直接影響を受けます。
|
引用元(2021.8.6)
Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》と、《赤攻銀 マルハヴァン》、《アクア・ガード》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》を唱えました。相手が効果で《神帝ムーラ》を選び、破壊する際、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時」の置換効果を適用し、《アクア・ガード》を破壊できますか?
A.はい、破壊できます。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。破壊される《神帝ムーラ》はコスト7のクリーチャーですので、《赤攻銀 マルハヴァン》の置換効果を適用して《アクア・ガード》をかわりに破壊できます。
+
| | (総合ルール 803.1b)
| - 803.1b
- リンクしたゴッドは、1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》と《赤攻銀 マルハヴァン》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》を唱えました。相手が効果で《神帝マニ》を選び、破壊する際、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト4以上のクリーチャーが破壊される時、かわりに」の置換効果を適用し、リンクしている《神帝ムーラ》を破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。リンクしているゴッドは1体のクリーチャーとして扱います。効果でクリーチャーを参照する際、リンクしているゴッドのうち片方の特性のみを参照することはできませんので、《赤攻銀 マルハヴァン》の置換効果で《神帝ムーラ》のみの破壊はできません。
+
| | (総合ルール 803.1b)
| - 803.1b
- リンクしたゴッドは、1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンクしている《神帝ムーラ》《神帝マニ》と、タップ状態の《赤攻銀 マルハヴァン》がいる状況で、相手は《トーチング・パニッシュ》を唱えました。相手が効果で《神帝ムーラ》を選び、《神帝ムーラ》が破壊された時、《赤攻銀 マルハヴァン》の「自分のコスト3以下のクリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。墓地に置かれた《神帝ムーラ》はコスト3のクリーチャーですが、破壊される時点ではコスト7のクリーチャーでしたので、《赤攻銀 マルハヴァン》の能力はトリガーしません。
+
| | (総合ルール 803.1b)
| - 803.1b
- リンクしたゴッドは、1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《破壊神デス》と《ダーク・ルピア》がバトルゾーンにいる状況で、相手は《デーモン・ハンド》を唱えました。効果で《龍神ヘヴィ》《破壊神デス》を破壊する際、自分はそのうち《破壊神デス》のみを墓地に置きましたが、《ダーク・ルピア》の「自分のドラゴンが破壊された時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。リンクしているゴッドは、それぞれの特性をすべて持っています。墓地に置かれた《破壊神デス》はドラゴンを持ちませんが、リンクしていた《龍神ヘヴィ》はドラゴンを持ちますので、《ダーク・ルピア》の効果で相手のクリーチャーを1体破壊できます。
+
| | (総合ルール 803.1b)
| - 803.1b
- リンクしたゴッドは、1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《暗黒破壊神デス・フェニックス》《龍神メタル》がバトルゾーンにいる状況で、その《暗黒破壊神デス・フェニックス》の進化元に《ボルシャック・ドラゴン》がいます。この《暗黒破壊神デス・フェニックス》のみが離れ、再構築により進化元の《ボルシャック・ドラゴン》が残る際、《龍神ヘヴィ》と《ボルシャック・ドラゴン》、《龍神メタル》はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、それぞれバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。
また、この場合、《破壊神デス》がバトルゾーンを離れているので、リンクが外れた後、《龍神メタル》の「このクリーチャー、《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》の3体がリンクしていて、《破壊神デス》が離れた時」の能力で、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》を再び「G・リンク」させることができます。
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《暗黒破壊神デス・フェニックス》がバトルゾーンにいる状況で、その《暗黒破壊神デス・フェニックス》の進化元に《ボルシャック・ドラゴン》がいます。この《暗黒破壊神デス・フェニックス》のみが離れ、再構築により進化元の《ボルシャック・ドラゴン》が残る際、《龍神ヘヴィ》と《ボルシャック・ドラゴン》はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、どちらもバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。
+
| | (総合ルール 703.4e)
| - 703.4e
- リンクしたゴッドの情報が不適正になった時、そのリンクは外れる。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《暗黒破壊神デス・フェニックス》がバトルゾーンにいる状況で、その《暗黒破壊神デス・フェニックス》の進化元に《龍神メタル》がいます。この《暗黒破壊神デス・フェニックス》のみが離れ、再構築により進化元の《龍神メタル》が残る際、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》はリンクしたままですか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに残ります。リンクしていた《暗黒破壊神デス・フェニックス》の状態定義効果を、《龍神メタル》が引き継ぎます。
+
| | (総合ルール 801.4c)
| - 801.4c
- 再構築されたカードは新たにバトルゾーンに出るわけではなく、すでにバトルゾーンにあったものとして扱います。バトルゾーンに出た時に誘発する効果は発生しません。また、再構築前に受けていた効果があれば再構築後も引き継ぎます。また、それがクリーチャーであり、ターンのはじめから進化クリーチャーの下に存在していたのであれば、新たに召喚酔いしません。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンクしている《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》がバトルゾーンにいる状況で、その上に《ボルシャック・モモキング》を進化してバトルゾーンに出しました。この一番上の《ボルシャック・モモキング》のみが離れ、再構築により進化元のクリーチャーが残る際、下のカードはリンクしたままですか?
A.いいえ、どちらか片方のクリーチャーのみがバトルゾーンに残ります。《ボルシャック・モモキング》を出した時点で、進化元に置くカードの順番を決定する必要があります。《ボルシャック・モモキング》が離れて再構築が行われる際、重ねた《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》のうち、上に置いた方がクリーチャーとしてバトルゾーンに残り、もう一方はその下に重ねられたままになります。
+
| | (総合ルール 801.1b)
| - 801.1b
- 複数のカードを進化元として進化クリーチャーをバトルゾーンに出す場合、進化元となるカードを好きな順番で、その進化クリーチャーの下に重ねて置きます。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のマナゾーンにカードが6枚あり、相手の《獣軍隊 ヤドック》と自分の《龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況です。自分が《インフェルノ・サイン》を唱えて、効果で墓地から《龍神メタル》をバトルゾーンに出す際、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の「G・リンク」と、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果の適用はどちらが先になりますか?&brl類似例:《キャディ・ビートル》
A.置換効果の適用が先です。置換効果によって《龍神メタル》が実際にバトルゾーンに出ない場合、状態定義効果は何もしません。結果的に、《龍神メタル》のみが《獣軍隊 ヤドック》の置換効果でマナゾーンに置かれます。
+
| | (総合ルール 110.4f)
| - 110.4f
- 状態定義効果は、カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更させます。これらは置換効果同様に効果に割り込んで処理をしますが、置換効果として扱わず、複数の効果が同時に存在する場合、それらすべてが適用されます。置換効果によってカードが実際にそのゾーンに置かれない場合、状態定義効果は何もしません。
例: 《永遠のリュウセイ・カイザー》、《緊縛の影バインド・シャドウ》、《「超感覚の聖狗」》、《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のマナゾーンにカードが7枚あり、相手の《獣軍隊 ヤドック》と自分の《龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況です。自分は《龍神メタル》をリンクした状態でバトルゾーンに出す際、このリンクした《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》は《獣軍隊 ヤドック》の置換効果でマナゾーンに置かれますか?
類似例:《キャディ・ビートル》
A.いいえ、マナゾーンに置かれません。バトルゾーンに出る《龍神メタル》はコスト7のクリーチャーです。《獣軍隊 ヤドック》は実際に出るクリーチャーの情報のみを参照しますので、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果は適用されません。
+
| | (総合ルール 803.1d)
| - 803.1d
- ゴッドがバトルゾーンに出る際に、置換効果やG・リンク以外の状態定義効果が適用される場合、そのゴッドがリンクして1体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出るカードの特性を参照します。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のマナゾーンにカードが7枚あり、相手の《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》と自分の《龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《龍神メタル》をリンクした状態でバトルゾーンに出しました。このリンクした《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》は《奇石 ミクセル》の「相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時」の能力で山札の一番下に置かれますか?
A.いいえ、山札の一番下に置かれません。バトルゾーンに出た《龍神メタル》はコスト7のクリーチャーです。《奇石 ミクセル》の能力は実際に出たクリーチャーの情報のみを参照しますので、《奇石 ミクセル》の能力はトリガーしません。
+
| | (総合ルール 803.1c)
| - 803.1c
- ゴッドがバトルゾーンに出ることでカードの能力が誘発する場合、そのゴッドがリンクして1体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出たカードの特性を参照します。
|
引用元(2021.9.7)
Q.《緊縛の影バインド・シャドウ》と自分のアンタップ状態の《龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《龍神メタル》をリンクした状態でバトルゾーンに出しました。このリンクした《龍神ヘヴィ》《龍神メタル》はタップ状態になりますか?
A.いいえ、アンタップ状態です。バトルゾーンに出る《龍神メタル》は火のクリーチャーです。《緊縛の影バインド・シャドウ》は、実際に出るクリーチャーの情報のみを参照しますので、《緊縛の影バインド・シャドウ》の状態定義効果は適用されません。
+
| | (総合ルール 803.1d)
| - 803.1d
- ゴッドがバトルゾーンに出る際に、置換効果やG・リンク以外の状態定義効果が適用される場合、そのゴッドがリンクして1体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出るカードの特性を参照します。
|
引用元(2021.9.7)
Q.自分のリンク状態の《極限究極神アク》《極限超絶神ゼン》がバトルゾーンにいる状況で、相手が《テック団の波壊Go!》を唱えて、「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。」を選択し、効果を解決した場合、どうなりますか?
A.結果的に、自分は《極限究極神アク》《極限超絶神ゼン》のうち、好きな方を手札に戻します。
リンク状態の《極限究極神アク》《極限超絶神ゼン》はコスト8のクリーチャーですが、カードとして参照される場合にはどちらもコスト4のカードであるため《テック団の波壊Go!》の効果で両方が同時に手札に戻ろうとします。その際、状況起因処理によって自分は《極限究極神アク》《極限超絶神ゼン》のうち1枚を選び、手札に戻します。
+
| | (総合ルール 803.7)
| - 803.7.
- ゴッドがバトルゾーンを離れる場合、そのうちの1枚のみがバトルゾーンを離れます。これは状況起因処理であり、置換効果ではありません。
|
引用元(2021.10.22)
Q.相手のリンク状態の《極限龍神ヘヴィ》《神人類 イズモ》がバトルゾーンにいる状況です。
《ザーク・砲・ピッチ》の「出た時」の能力で、リンクしている2体のうち《神人類 イズモ》の方を選んで破壊できますか?
A.いいえ、選べず、破壊できません。
2体でリンクしているゴッドは、2枚の特性が合わさった1体のクリーチャーとして扱います。そのため、そのうちの片方だけをクリーチャーやエレメントを選ぶ効果で選ぶことはできません。
今回の例の場合、リンク状態の《極限龍神ヘヴィ》《神人類 イズモ》は、コスト7のクリーチャーとして扱います。
+
| | (総合ルール 803.1b)
| - 803.1b
- リンクしたゴッドは、1体のクリーチャーとしてそれを構成する各ゴッドの名前、能力、文明などの特性をすべて持つものとして扱います。ただし、それを構成する各カードの個別の特性を変更させるものではなく、集合体として1体のクリーチャーとして扱うことに注意してください。
|
引用元(2023.4.14)
ゴッド(種族カテゴリ) [編集]
テキストに登場する「ゴッド」という語は、名前に「ゴッド」とつく種族全体を指す。元々は「ゴッド」という種族のみを指す用語だったが、アウトレイジのエラッタの影響とゴッド・ノヴァの登場によりカテゴライズされ、新たな概念として生じた。
「ゴッド」とある種族 [編集]
参考 [編集]
ゴッド (デュエプレ) [編集]
種族としても存在しているが、それとは別に「ゴッド(カードタイプ。ゴッド・カード)」と「ゴッド・クリーチャー(特殊タイプとしてのゴッド)」も存在している。
それらはTCG版とは大きく異なるため「ゴッド・カード」に記載。
参考 [編集]