ネタカード [編集]
プレイヤーの間で話や笑いの種になりやすいカードのこと。
以下の特徴を持つカードはネタカードと呼ばれやすい。
ネタカードには大きく3つのパターンに分かれる。
公式ネタカードの場合 [編集]
いわゆる「狙ったネタカード」のこと。
詳細はジョークカードを参照
対戦カードゲームとして適した性能ではない場合 [編集]
例えば、《メテオレイジ・リザード》、《アクア・マスター》などのゲームでの実用性の低さは言うまでもないが、その弱さが愛され、ネタとして人気を博してしまう場合がある。
フレーバーテキストで強そうに書かれている《暗黒の騎士ザガーン》や《残虐覇王デスカール》も同様で、DMX-12でわざわざ再録されるという、ネタカードとしての厚遇を受けた。
弱小バニラの代表格である《シザー・アイ》に至っては、なんと【シザー・愛】なるファンデッキまで作られるようになった。まさしく弱さが愛された代表格と言えるだろう(こちらについては後に、派生カードの《シザー・ラヴ》も登場している)。
これらに含まれるカードは大体がハズレアか下位互換のバニラ・準バニラである。
そうではない場合は不安定・不確実・オーバーキルが原因でのロマンカードである。
一方で《剛撃戦攻ドルゲーザ》や《天海の精霊シリウス》などのように、発売当初はサポートが乏しくネタ扱いされていたカードでも、相性のいいカードの出現が評価が見直された例もある。これもカードゲームの醍醐味と言えるだろう。
ゲーム中の強さ・弱さ以外の何らかの原因でネタ扱いされてしまう場合 [編集]
環境で活躍したグッドスタッフでも、何らかの要素があればネタ扱いされることもあり、いくつか例がある。
- 《超竜バジュラ》と《英霊王スターマン》
《バジュラ》はパワー13000もあるにもかかわらず、パワー9000の《スターマン》に背景ストーリーでやられてしまっている。
バジュラは殿堂入りを果たした知名度の高いカードだけあって、多くのプレイヤーにネタにされる。
デュエル・マスターズ プレイスで《スターマン》が登場した際は、このストーリーの再現とでも言わんばかりにすべてのバトルに勝つ能力が追加された。
- 《ボルシャック・ドギラゴン》と《伝説の禁断 ドキンダムX》
背景ストーリーでは敵対関係の2体だったが、実際のデュエルでは同じデッキに入るほどかなり相性が良く、バトルゾーンで普通に共闘することもあるため、ネタにされる。背景ストーリーでは、《ボルシャック・ドギラゴン》が禁断解放した《ドキンダムX》によって封印された同志を救うために駆け付けたとされるが、実際のデュエルでは《ボルシャック・ドギラゴン》は《ドキンダムX》の禁断解放を手伝っている。そのため、背景ストーリーで《ドキンダムX》が禁断解放されたのは、《ボルシャック・ドギラゴン》が駆け付けたためではないかという推測を交えて、ネタにされる。
- 《封魔ヴィレ・アポストロ》
誤植でグランド・デビルではなく、グラン・ドデビルと書かれてしまっている。
これについてはエラッタが出されたが、この誤植でドデビルという愛称が定着し、現在でも使用されている。
他にも実用性はあるが、ネタにされたカードは沢山ある。
プレイヤーが集まれば会話が付きものであり、その時にちょっとしたネタを提供してくれるようなカードは、ありがたい存在と言える。
公認グランプリやチャンピオンシップ、店舗大会等での競技性を重視した真剣勝負以外にもデュエル・マスターズを楽しむ要素はいくらでもあるため、時にはゲームに関係ない点に注目してみるのも楽しいだろう。
その他 [編集]
- ジョークエキスパンションとしての要素も持つブラックボックスパックは、まさしくネタカードの宝庫である。
- ネタカードのみで組まれたファンデッキも存在する。基本的に実戦を想定していないため、友人同士でのカジュアル戦に使うのが無難だろう。
- ネタカード扱いと言っても、ほとんどは軽い冗談の類であり、そのカードを悪く言うものではないことが多い。ただし、性能の低さをネタとする場合もあるため、過剰なネタ扱いを嫌うプレイヤーもいるので話題にする際には多少注意が必要。
- 逆にジョークカードや公式からのネタカード扱いそのものを嫌うプレイヤーもいる。こちらに関しても単なる苦言・クレームになることが多いため発言には注意すること。
参考 [編集]