マフィ・ギャング [編集]
DMRP-01で登場した闇の種族。
同時期に登場した他種族同様、種族内で明確な階級社会が構成されており、大きく以下の3つの階級に分けられる。かつそれぞれの階級は別種族とも思えるほどに容姿や命名ルールにおいて分断されている。その後マスター・ドルスザクや魔導具、ドルスザク、ムーゲッツ、デリートロン、チーム零、レクスターズといった特殊種族を兼ねたものが出現。現在は事実上9つの階級に分かれた種族となっている。
DMSD-16より、水を持つものも登場した。
名称はおそらく「マフィア」+「ギャング」だと思われる。余談だが、墓地を扱う戦略はアウトレイジの得意分野でもあり、「マフィア」も「ギャング」もこの種族を想起させる言葉である。
多種族冠詞は「闇影」。
「影の者」 [編集]
ローブに身を包み、影の身体を持つ階級。ローブの下の顔は黒塗りで、光る眼のみが表情をかたどっている。
命名ルールは、哲学者など実在の人物の名前を使ったものが多い。
ジョルジュ・バタイユ SR 闇文明 (8) |
クリーチャー:マフィ・ギャング 12000 |
コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを4体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードを数える。それと同じ枚数のカードを、自分の山札の上から墓地に置いてもよい。 |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにカードを6枚、自分の墓地から好きな順序で山札の一番下に置いてもよい。 |
「改造医者軍団」 [編集]
「影の者」たちが用意した生物を材料にして凶鬼を産み出すマッド・サイエンティスト達。
命名ルールは「◯◯医+カタカナ名」。カタカナ名は医学・解剖学などの用語から取られている。内蔵や体の部位を表わす単語を使用することもあるので、どことなく焼肉を連想させるネーミングになることも。
魔薬医 ヘモグロ UC 闇文明 (3) |
クリーチャー:マフィ・ギャング 1000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。 |
自分のターン中にこのクリーチャーが破壊された時、そのターンの終わりにこのクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。 |
「凶鬼」 [編集]
「改造医者軍団」が材料をもとに産み出した存在。
冠詞は「凶鬼◯◯(◯には英数字が入る)号 〜(カタカナ名)」。擬音からとった名前が多い。
ホラー映画『武器人間』に登場する武器人間のように、人間と武器や建機といった人工物が融合した外見をしている。
凶鬼33号 ブスート UC 闇文明 (3) |
クリーチャー:マフィ・ギャング 3000 |
このクリーチャーが自分の手札からバトルゾーンに出た時、他のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、そのクリーチャーの持ち主は、それと同じ名前のクリーチャーを1体、自身の墓地からバトルゾーンに出す。 |
ナンバーは《凶鬼27号 ジャリ》のフレーバーテキストでは適当につけているように書かれている一方で、同じ番号の凶鬼同士は「ある秘密」に基づいて殺し合いをしてしまうなど、何らかの重大な意味を持っている可能性も示唆されている。ただし現在ではいくつかの番号で重複が見られる。
なおゲーム中においては自分のクリーチャーを破壊するものは50番代、自分のクリーチャーを蘇生するのが30番代など、きちんとした意味があることが公認グランプリ生放送でのDeadmanの話から示されている。
中でも一桁(00番代)のナンバーは特に優秀な凶鬼に対してつけられるらしく、能力に共通点はないがいずれもベリーレア以上である。
また、《凶鬼09号 ギャリベータ》や《凶鬼07号 ジャバランガ》といった大型凶鬼は種族にデーモン・コマンドを兼ね備えている。
- ドルスザク関連に漫画作品『BLEACH』を思わせる要素があることを考えると、一桁の番号が強い設定は同作品の敵幹部集団《十刃》が元ネタの可能性もある。
ナンバーとゲーム上での特徴 [編集]
魔導具 [編集]
DMRP-04魔より登場した種族。魔導具を併せ持ったクリーチャー達。
詳細は魔導具を参照。
ドルスザク(マスター・ドルスザク) [編集]
魔導具と同じくDMRP-04魔から登場した、魔導具によって描かれる無月の門から蘇った種族:ドルスザクまたはマスター・ドルスザクを併せ持つクリーチャー達。
詳細はドルスザクまたはマスター・ドルスザクを参照。
ムーゲッツ [編集]
DMSD-06から登場したドルスザクの炎から生まれた、種族:ムーゲッツを併せ持つ。
詳細はムーゲッツを参照。
デリートロン [編集]
DMRP-09から登場した、ICチップ型のGRクリーチャー。
詳細はデリートロンを参照。
チーム零 [編集]
DMSD-16から登場した。初めて水あるいは水/闇のマフィ・ギャングが誕生した。
詳細はチーム零を参照。
DMRP-17から登場したレクスターズに所属するマフィ・ギャング。
チーム零とイラスト等に共通点を持つクリーチャーも多く、チーム零が抜けて代わりにそのままレクスターズが入ったような形である。
凶鬼20号 オメデット C 闇文明 (2) |
クリーチャー:マフィ・ギャング/レクスターズ 1000 |
スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) |
実は初めて明確に背景ストーリーにおいて主人公側になったマフィ・ギャング達でもある。
魔導具、ドルスザク、ムーゲッツは既存のマフィ・ギャングとは違った動きを見せている。DMRP-07やDMBD-08では水文明のものが登場しはじめ、マフィ・ギャングの下位分類という立場から離れつつある。
また、《丹眼医 アオゲ》のフレーバーテキストによれば、これらマフィ・ギャングの階級の上には「闇の七王」が存在するようだ。
ゲーム上ではリアニメイトに長けた種族としてデザイン。小型から大型まで幅広く揃っているため、ファンキー・ナイトメアのような大量展開、ドラゴン・ゾンビのような大型コスト踏み倒し、あるいはループコンボなど様々なコンセプトで墓地を利用したデッキが作れる。
墓地利用のサポートとなる墓地肥やしやスーサイドを持つものも多い。また、他のカードに頼らず、自力で墓地から這い上がってくる能力を持ったクリーチャーも複数存在する。
高コスト域にはコスト制限のないリアニメイトもおり、過去のフィニッシャーや墓地肥やしカードと組み合わせる使い方ができる。
最初期には、意図的にマフィ・ギャングでデッキを固める意義はサポートカードが多くない事も相まってやや薄かった。
しかしDMRP-04魔にて魔導具を併せ持つクリーチャーの登場し、それ以降は、無月の門による戦略が主流になりつつある。>【デ・スザーク】
マフィ・ギャングに関連する能力を持つカード [編集]
参考 [編集]