EVENOMIKOTO(イブノミコト) [編集]

EVENOMIKOTO SR 自然文明 (10)
スター進化クリーチャー:イブユニット/デモニオ/鬼レクスターズ 18000
タマシードから進化するなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
スター進化:レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。
Q・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。
相手がこのクリーチャーを選んだ時、進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。

DMRP-21で登場した自然イブユニット/デモニオ/鬼レクスターズスター進化クリーチャー

コストは10と非常に重い。タマシードから進化する場合はコスト軽減されるが、それでもコスト8と重い。
運用に際しては大量のマナブーストが必要になるだろう。

アタックトリガーは、自身のパワーを参照した上での全体除去ということで、大抵のクリーチャーをマナ送りにできる。
進化クリーチャーであるため出したターンに全体除去を使うことができ、何もできないまま除去されてしまう事は少ない。
特に素でパワー18000もあるので、除去耐性を持たない限り、ブロックすることもままならない。

また、選ばれた時進化クリーチャーマナゾーンからコスト踏み倒しできる。
相手依存なのでコスト踏み倒しとしてみるのではなく、条件付きの選ぶ除去に対する耐性と考えた方がいいだろう。
選ぶタイプの除去であれば後続を出せるため、除去された場合のディスアドバンテージが少ない。

出すクリーチャーには進化クリーチャー以外の制限は無いため、条件を満たす進化元さえあれば何でも出せる。除去された際に2体目の《EVENOMIKOTO》を出すことで、もう一度除去耐性を獲得することもできる。
除去からの踏み倒しによって、スター進化で場に残しておいた進化元を、再び進化させる事も容易だろう。

問題は実質8コストと考えても重いわりに、フィニッシャ-性能が高くない事。
《「終」の極 イギー・スペシャルズ》にも言われていたが、例え相手のクリーチャーを全てマナ送りにさせても、ブレイクされたシールドと増えたマナから逆転される恐れは十分考えられる。
スピードアタッカーからのプレイヤーへの攻撃も防ぐ事もできない点も重い。

それら両方の問題を解消できる《流星のガイアッシュ・カイザー》とは相性がよい。
コスト軽減になるのはもちろん、《流星のガイアッシュ・カイザー》スピードアタッカーなどからの反撃を防ぎ、相手が半端にクリーチャーを並べても《EVENOMIKOTO》にマナ送りにされるという状況を作れる。
また、《サッヴァーク-MAX》ならこのクリーチャーが選ばれた際の後続打点として活用できる他、このクリーチャーを進化させるべくタマシードを使う都合上相手ターン中のコスト踏み倒しが成立しやすく、此方もスピードアタッカーに対する回答として機能する。

総じて、膠着状態を打開するのに向いたアタッカーと言えるだろう。
除去展開してくる相手に強いため、スピードアタッカー進化クリーチャーを封じる手段と合わせて殴り切ってしきってしまいたい。

背景ストーリーにおいて [編集]

《終来王鬼 ジャオウガ》《神ナル機カイ「亜堕無」》と共に超獣世界に送り込んだ、最強の鬼レクスターズ
創聖と蒼世の力によって「停滞と退廃のエデン」と称される新世界を生み出す能力を持ち、ブランド達レクスターズをその中に取り込んだ。
この世界に閉じ込められた者は「亜堕無」とEVENOMIKOTOへの攻撃そのものを考える事すらできなくなり、朽ち果てるまでエデンで暮らし続ける事になる。

しかし、世界の危機を察した超獣世界がタマシードを生み出したことで、超獣世界の歴史という無限の成長エネルギーがエデンに送り込まれ、S-MAX進化に覚醒したレクスターズ達が脱出し、エデンが内側から爆発する。そして、「亜堕無」とEVENOMIKOTOに対峙したレクスターズ達は各文明の絆が込められた一撃を食らわせ、「亜堕無」とEVENOMIKOTOを撃破した。

だが、ジャオウガによりの力を与えられ、鬼S-MAX進化果たす

アニメにおいて [編集]

  • 一方、漫画『キング』では強化後の《EVE-鬼MAX》は登場したが、このクリーチャーは登場しなかった。

その他 [編集]

  • 「鬼の王の歴史」における《創聖神 EVE》ディスペクターから解放されて鬼レクスターズ化した姿のようだが、縄文土器をモチーフとしたクリーチャーであり《EVE》とは全く似ていない。
    • 縄文土器がモチーフなのはアニメ『キングMAX』での使用者であるヒミコが意識されているのだろう。
  • 20thレア版のイラストでは人形のような部分の胸にXX(20)が描かれており、これは強化後の《EVE-鬼MAX》も同様になっている。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 4つ目の能力について

Q.自分の《EVENOMIKOTO》《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》がバトルゾーンにいる状況で、《EVENOMIKOTO》が攻撃しました。先に《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》の「アバレチェーン」を解決してから《EVENOMIKOTO》の「攻撃する時」の能力を解決した場合、パワーが36000より小さい相手のクリーチャーをすべてマナゾーンに置きますか?
類似例:《グレート・グラスパー》の「攻撃する時」の能力
A.はい、パワーが36000より小さい相手のクリーチャーをすべてマナゾーンに置きます。「攻撃する時」の能力がトリガーした時点でのパワーではなく、効果として解決した時のパワーを参照するためです。
また、《EVENOMIKOTO》の能力を先に解決した場合は、パワーが18000より小さい相手のクリーチャーをすべてマナゾーンに置きます。
引用元(2022.4.22)