【ジャバランガループ】 [編集]《凶鬼07号 ジャバランガ》の持つ、自軍のクリーチャーが破壊された時にトリガーするリアニメイト能力を利用したループデッキ。《阿修羅サソリムカデ》系統のデッキであり、【グスタフループ】の弱点であった攻撃を必要とするという点を克服しているアーキタイプ。青黒や黒緑で組まれる。
主要カード [編集]
闇の候補カード [編集]
自然の候補カード [編集]
水の候補カード [編集]
超次元ゾーン [編集]
ループの方法 [編集]手札に《戒王の封》1枚、墓地に《阿修羅サソリムカデ》2枚、《凶鬼07号 ジャバランガ》2枚、《堕魔 ドゥポイズ》1枚、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》2枚が必要。
長所 [編集]要は「ループの方法」の11.から14.を繰り返せればよいが、《阿修羅サソリムカデ》と《堕魔 ドゥポイズ》による無限墓地肥やし、《ヴォルグ・サンダー》を《凶鬼07号 ジャバランガ》の能力をトリガーするコストに利用できる点から、ループの知識や技術が無くとも流れでループできてしまうこともある。第一に、このストックの暴力による汎用性の高さこそがこのデッキの利点と言えよう。 デッキの成立背景上当然だが、【グスタフループ】と異なりループにアタックを必要としない。《異端流し オニカマス》と《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》を前提としたサブルートがほぼ必要ないので、余った枠に初動マナブーストなどを多く積むことなどが可能。 【青黒】型の場合はS・トリガーが厚いためカウンターでループすることができる。相手によっては並んだS・トリガー獣と《戒王の封》を活かして《ザビ・ミラ》を2、3回連打しただけで山札を削り切れてしまうこともある。 事前に墓地肥やししておけば手札に《戒王の封》1枚があるだけでループを始動できるため、ハンデスに対して異常に強い。 短所 [編集]ループの起点となる《阿修羅サソリムカデ》は《戒王の封》を手打ちできる5ターン目あたりでないと安定してリアニメイトできないため、言い換えるとこれより速いデッキは苦手。新章デュエル・マスターズ環境終期には【赤青ドギラゴン剣】など容易に3ターンキルを達成できるデッキも多いため、下手すれば墓地肥やしすらままならずS・トリガーの発動機会を得た《戒王の封》が腐るケースもある。 黒緑型はデッキボトムには干渉できず、《カラフル・ナスオ》による不確定でマナゾーンに仕込む場合を除いて《戒王の封》はほぼ素引きで調達しなければならないため、ループパーツが揃わずループが頓挫することもある。《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》で盾落ちはケア可能だが、《凶鬼07号 ジャバランガ》でこれを踏み倒す際の起点となる8コストのクリーチャーが用意できないと盾落ちに泣くこともある。 また、墓地対策カードも厳しい。このデッキの成立以降《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》の導入化が進む中、ダラダラと墓地肥やしを行っていると一気にリソースを妨害されてしまう。 その他 [編集]【知新ジャスティス】が環境に影響を与えた煽りを受けて《龍素知新》が殿堂入りとなった。それでも、このデッキの成立時点で知新ジャスティスへの規制は想定の範囲内であったため、黒緑型が綺麗に残り、この点では打撃にならなかった。 後に【青黒】型も、元々《龍素知新》から《戒王の封》を早打ちするよりも《パイレーツ・チャージャー》で《戒王の封》を手打ちできる6マナに届かせた方が、《戒王の封》を墓地に落とす必要が無い分だけより低い要求値で5ターン目に早打ちできるということから、【青黒】型が主流の座を守る結果となった。 2018年9月5日に「他のクリーチャーが破壊された時」または「自分の○○クリーチャーが破壊された時」というテキストの裁定変更により弱体化。これ以降も断続的にチャンピオンシップ上位入賞報告がされたものの、環境を席巻することはなくなった。 《“魔神轟怒”万軍投》を獲得して以降は最速3ターン目に《七王の円卓》から《阿修羅サソリムカデ》に繋ぎ、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を絡めて《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》をループさせつつ過剰打点を作って1ショットキルすることができるようになった。《ゼロ・カイザー》の能力のストックを貯めてからクリーチャーをバトルゾーンから離し、その能力を解決してシールド0にしてから再展開してダイレクトアタックするようにすると、《スローリー・チェーン》などのクリーチャーに効果が及ぶ方式の攻撃制限を避けることができる。 DM24-BD1・DM24-BD2期には【黒単ゼーロ】型の入賞が報告された(オリジナル、38人参加、4位)。 参考 [編集]タグ:
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