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蒼龍の大地 R 火/自然文明 (8) |
呪文 |
S・トリガー |
自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい、進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。それが火または自然のクリーチャーなら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。 |
従来までの《母なる大地》系統呪文とは異なり、バトルゾーンからマナゾーンへの移動がなくなり、自分のマナゾーンにあるカードの枚数より小さいコストのものを出す効果になっている。
コスト踏み倒しの一種だが、リアニメイト等とは異なり早出しとしては使えない。
そして、単純計算では自分のターンにコスト6以下のクリーチャーを《蒼龍の大地》で出すなら、《ローラー雪だるま》でクリーチャーをマナ回収後、残ったマナで普通に召喚したほうが基本的にお得。
ところがコスト9を《蒼龍の大地》で出したら通常より1マナお得、コスト10を出せば2マナお得……となっていく。
あくまでターボと組み合わせてこそ効力を発揮するカードであることを忘れてはならない。
早めにS・トリガーで引いてしまうと基本的に腐る。ただし序盤にマナに置いた《終末の時計 ザ・クロック》などを踏み倒せれば防御トリガーとして利用できる。火か自然のクリーチャーなら効果バトルを行えるので、《両断のスカルセドニー》や《襲撃者ディス・ドライブ》などスレイヤー持ちのクリーチャーを踏み倒すのもおもしろいだろう。《剛勇傀儡ガシガシ》を出してバトルさせれば置換効果は連鎖しないルールにより解除・龍回避持ちや《終焉の禁断 ドルマゲドンX》すら葬り去る事ができる。
相性の良いカード |
革命ファイナル環境では【5色ジャックポット・エントリー】における5枚目以降の《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》として使われた。
革命ファイナル環境から新章デュエル・マスターズ環境にかけては、【モルト「王」】におけるカウンター札としても需要があった。
【5色コントロール】などビッグマナでも登場以降使われた。
そして「DMGP-8th」のDay2(殿堂レギュレーション)ベスト8に【5色蒼龍】が入賞したことによって脚光を浴びた。
王来篇環境の中心に【5色コントロール】が据わった当初、過剰なマナブーストが必要ないデッキに仕上がったことから非主流カード化していたが、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》と《Disアイ・チョイス》の登場により、過剰マナブーストからS・トリガー呪文を使ってソリティアする型が環境に進出し、このカードもそのパーツとして復権。《砕慄接続 グレイトフル・ベン》による墓地からの大量マナブーストと相性の良い《水上第九院 シャコガイル》を呼び出すことが多くなった。
DMBD-19・DMBD-20期辺りから【5色ディスペクター】折衷型の【5色マッド・デッド・ウッド】で《水上第九院 シャコガイル》をマナ回収する感覚で1枚積みされるケースが目立つようになった。自身がマナ落ちした時でさえも、《Disアイ・チョイス》でアクセスすれば大丈夫。
DMR-22に収録されたコスト6以上の多色S・トリガー呪文。光/水には代わりに《賢者の紋章》が収録されている。
Q.自分の《薫風妖精Re:コートニー》がバトルゾーンにいる状況で、《蒼龍の大地》を唱え、マナゾーンから《悪魔龍 ダークマスターズ》を出しました。マナゾーンにあった時はすべての文明を得ていたので、「それが火または自然のクリーチャーなら」の効果で相手のクリーチャーを1体選び、バトルできますか?
A.いいえ、できません。《蒼龍の大地》の効果はバトルゾーンに出た後の特性を参照します。マナゾーンではすべての文明を得ていましたが、バトルゾーンに出た後は闇文明しか持たないので、バトルできません。
引用元(2021.12.17)