【5色蒼龍】 [編集]【5色フェアリー・ミラクル】を《蒼龍の大地》に寄せた専用デッキ。
主要カード [編集]
候補クリーチャー [編集]コスト8以上の大型 [編集]コスト7以下の中型・小型 [編集]
候補呪文 [編集]
候補ツインパクト [編集]
超次元ゾーン [編集]重量級のサイキック・クリーチャー [編集]コスト5以下の光のサイキック・クリーチャー [編集]《超次元ホワイトグリーン・ホール》で呼び出すとシールド追加。 コスト5以下の自然のサイキック・クリーチャー [編集]《超次元ホワイトグリーン・ホール》で呼び出すとマナ回収。
その他コスト5以下のサイキック・クリーチャー [編集]
超GR [編集]
このデッキの回し方 [編集]最初にマナブーストで《ニコル・ボーラス》あたりをコストを支払うことにより召喚できる8マナまでには到達しよう。 あとはひたすらマナを伸ばしながら《蒼龍の大地》でクリーチャーを呼び出し、打点を揃えてから《古代楽園モアイランド》のロックやシールド焼却、《偽りの名 ゾルゲ》を使ったループなどが行える。 《偽りの名 ゾルゲ》と《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》または《姫様宣言プリンプリン》でループにはいれば、ほぼ勝ち確定。《ロールモデルタイガー》のバズレンダを12コスト払って2回使って、2体を一気に踏み倒したいところ。《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》を出す場合、他にクリーチャーがいない状態からでも、《ロールモデルタイガー》と《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》をバトルさせてループに入れる。《姫様宣言プリンプリン》は、そのままでは《ロールモデルタイガー》に勝てないが、cipで《天運の覚醒者ライトニング・ファイブスター》を出せば勝てるようになる。 【ミステリー・キューブ】系列の常として、構築費用は高い。2大高額カード《ニコル・ボーラス》《偽りの王 ヴィルヘルム》がそれぞれ複数枚採用される上、各種ファッティや《怒流牙 サイゾウミスト》などシングル価格の高いカードが多く、気軽に組めるとは言い難い。 長所 [編集]マナが伸びる上に《異端流し オニカマス》を除去する手段に事欠かないのでコスト踏み倒しメタには強い。自分のターン中であれば《異端流し オニカマス》でバウンスされるのを承知でバトルに勝った時のシールド焼却を目当てに《蒼龍の大地》で《古代楽園モアイランド》を呼び出すのもアリ。最悪《支配のオラクルジュエル》でタップキルしたり《ドキンダム・アポカリプス》で封印したりできるので、プレイそのものを邪魔されないのであればシステムクリーチャーにはあまり神経質になる必要はない。 カードパワーで圧殺できるため地雷耐性は高い。意外性のあるデッキが個人戦に比べて多いチーム戦では活躍してくれることも多い。 S・トリガーが上質なので、捲り運次第では苦手な対面にも対処しやすい。 Q・ブレイカー級のパワーを持つクリーチャーも採用するので、《ドンジャングルS7》の攻撃対象固定能力もパワーで乗り越えられる。 「DMGP-8th」開催前後にあたる2019年4月頃には速攻も減少傾向であり、このデッキが動きやすい状況となっていた。 短所 [編集]始動が遅いのでとにかく《音奏 プーンギ》などの軽量呪文メタには弱い。マナが伸びきる前に《ジャミング・チャフ》でロックされるのもまずい展開。ただし、唱えること自体をロックされでもしない限りS・トリガーで何とかなる面もある。 ある程度マナが増える前に頭数で押し切るデッキには非常に不利。1ターンを確実に凌げるS・トリガーが、入って2枚程度の《支配のオラクルジュエル》ぐらいしかない。だが、このデッキが話題になった「DMGP-8th」開催前後の環境では、《謎帥の艦隊》がフルスペックを発揮する前に物量で圧倒するデッキ自体が少なく、だからこそ環境で結果を残すようになったと言える。 アドバンテージの取りにくい軽量カードはなるべくカットされた構築であり、一見相性の良さそうな《フェアリー・ライフ》や《白米男しゃく》などのマナブースト、マナ回収は枠潰しとみなされあまり採用されない。その影響で、特に軽量のマナ回収手段には窮乏しがちで、デッキの中で最も軽いものが6コストの《コクーン・シャナバガン》というケースもざら。 しかし何と言っても《天使と悪魔の墳墓》に対して脆弱。15マナ以上に達することも多いこのデッキでは《天使と悪魔の墳墓》対策は《古代楽園モアイランド》の呪文ロックで雑に封じる程度しかない。 環境において [編集]当初はDMR-22で登場した《蒼龍の大地》による【ミステリー・キューブ】のリペアとして考案された。 DMGP-8th開催前後の数ヶ月間、何件かチャンピオンシップ4位以内入賞も果たした実績のあるアーキタイプと言える。 DMBD-10で《天災 デドダム》を獲得。これにより《天災 デドダム》→《トップ・オブ・ロマネスク》といった具合に3→5→8と動けるようになった。しかもこの場合、呪文メタに引っ掛からずメインデッキの多色比率もいたずらに下げずに済む。 しかし、当時の初動は《フェアリー・ミラクル》と《獅子王の遺跡》の双璧が根強いシェアを集めていたため、《天災 デドダム》を入れた構築はあまり多く見られなかった。 DMRP-11期以降はミッツァイル・マスターズと揶揄される環境含め、十王篇まで他のビッグマナと共に一時は環境から姿を消した。 2020年2月のデュエマフェス大会では、《偽りの名 ゾルゲ》の効果バトルと《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》を組み合わせたジョルゲループ型の優勝報告がかろうじてあがった。 2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂を機に、数例ほど十王篇1ブロック構築での上位入賞が報告された。 DMEX-12では、《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》が登場。無色にもかかわらず、高速デッキ対策としてそれがデッキに投入されるようになる。無色が入ったことにより、マナ基盤の確保が難しくなったため、それを埋めることができる《天災 デドダム》が《フェアリー・ミラクル》のスロットを奪って投入されるようになる。 2021年始に《最終龍覇 グレンモルト》型の入賞が散見されるようになった。2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を経てループ系統が死滅し、カードパワーの押し付けがしやすくなったのが大きい。ただ、【オカルトアンダケイン】は《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》や《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》などで徹底的にメタらないとキツイ。 DMRP-17期に【5色グレンモルト】が流行すると、そちらにその立場を譲った。 DM24-RP1期に《姫様宣言プリンプリン》を《蒼龍の大地》で呼び出してそちらの効果でバトルしてからマッハファイターを使い、一気に《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》を用意する型が120人参加規模のチャンピオンシップで4位入賞。 DM24-BD1で《漢気の2号 ボスカツ》を獲得。 オリジナルにおいて [編集]2021年1月から2月にかけてのオリジナル環境ではトップメタの一角に位置する。DMEX-14期のリモートデュエマ環境では【青黒緑デッドダムド】と【ドギラゴン閃】の2トップを追う立場となった。 その後王来篇環境に入ると他の優秀な型の【5色コントロール】に立場を譲るようになった。 DMBD-19・DMBD-20期に約1年ぶりに上位入賞が報告されたが、そちらは【5色ディスペクター】との折衷型であり、純粋な【5色蒼龍】とは言い難かった。 【絶望神サガループ】の現役時代は手札以外メタの跋扈から非常に不利な立ち位置に立たされていたが、そちらの消滅後は《勝利宣言 鬼丸「覇」》の殿堂解除や《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》の獲得の影響もあって、またポツポツと入賞するようになった。 DM23-BD2・DM23-BD3期には4枚積みの《若き大長老 アプル》でマナ利用、墓地利用対策を行い、初動に《Disコットン&Disケラサス》3枚に加え、5枚目以降の《天災 デドダム》として《Disメイデン》2枚を採用し、他にも《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》を中盤の繋ぎに3枚採用し、デッキカラー自体は5色としつつもメイン基板を青黒緑に寄せた型が108人規模のアドバンスのチャンピオンシップで3位入賞。 2024年1月中旬には、《霊宝 ヒャクメ-4》、《Disアイ・チョイス》といったディスタス、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》や《聖魔連結王 ドルファディロム》といったディスペクターのニュアンスを加えた型がオリジナルのチャンピオンシップで準優勝(ただし実測母数39人規模)。次第に《ディスタス・ゲート》で《Disアイ・チョイス》を呼び出すことで《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》でのハンデスから復帰しやすくした上に、自然に引いたカードが腐りにくくなるよう(元々S・トリガーの割合の高いデッキであるため)にした型も見られるように。また、《Disアイ・チョイス》+《砕慄接続 グレイトフル・ベン》のセットで再利用が容易になったため、キーパーツであるはずの《蒼龍の大地》を2枚に削った型が主流化。 『超CSⅥ in群馬』ベスト128進出者の中にも1人残っている。 2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂により《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》が殿堂入りに指定された影響で【5色ザーディクリカ】が大幅弱体化すると、この改訂により無傷であったこのデッキは同じ【5色コントロール】として相対的に強化され、新殿堂施行初週では入賞が散見された。この改訂によって《ボルバルザーク・エクス》が殿堂解除されたため、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》→《Disアイ・チョイス》→《蒼龍の大地》→《ボルバルザーク・エクス》と繫ぎ、アンタップされた大量のマナでやりたい放題する型も組めるようになった。 同月末には《芸魔王将 カクメイジン》を1枚入れた型が、オリジナルの3人1チーム戦のチャンピオンシップで全勝し、そのチームは優勝している。 DM24-RP1で《哀樹の夜 シンベロム》、《百威と族絆の決断》を獲得。 『DMGP2024-1st』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中8人が使用と予選実績6位。ベスト4の4チーム12人中3人が使用し、ベスト4使用実績は【青赤マジック】と並んで2位。準優勝チームは3人全員が使用。準優勝チームの型は、3面《ブレイン・スラッシュ》を軸の1つとしていたものであった。ベスト8にも使用者が1人残っており、《哀樹の夜 シンベロム》1枚積みで《百威と族絆の決断》2枚積みの型であった。【白緑巨大天門】対面は《聖魔連結王 ドルファディロム》で一掃した後で残党を諸々の地上戦要員で始末すれば、運は絡むが最終的には大体《勝利宣言 鬼丸「覇」》と諸々の打点やロックで圧殺できる。 2024年のゴールデンウィーク中には打開札として《エンペラー・キリコ》とその進化元である《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》を各1枚投入した型がが流行。7月にはメインデッキの半数前後を1枚積みとした準ハイランダー型が散見されるようになり、1枚積み枠の中には《ルシファー》や《閃光の精霊カンビアーレ》といった既存の【5色蒼龍】のイメージを覆すもの、《怒流牙 サイゾウミスト》や《龍仙ロマネスク》などの半ば型落ちでマナゾーンに埋まっているのを見ると相手がプレイング勘を狂わせかねないものなどがあった。8月時点でも準ハイランダー型が主流の型の1つ。 『超CSⅦ in横浜』(オリジナルでの3人1チーム戦)では予選突破のベスト128の384人中2人が使用。 参考 [編集]タグ:
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