《ミステリー・キューブ》 [編集]
《ホーガン・ブラスター》と同じく、山札のシャッフルの後に踏み倒せる呪文。踏み倒せるのがクリーチャーだけになっており、他のカードタイプは全てマナゾーンに置かれる。 強力なコスト踏み倒し呪文の《ホーガン・ブラスター》の調整版といったスペック。そちらの強みであった、効果によって《ホーガン・ブラスター》が出てもそれを唱え直すことで再度コスト踏み倒しを狙うことはできなくなっている。この変更は大きく、デッキにもよるがコスト踏み倒しの成功率は低下している。 だが、本家の最大の武器とみなされた大型クリーチャーの踏み倒しについては問題なく可能である。運次第ではあるが《勝利宣言 鬼丸「覇」》や《偽りの王 ナンバーナイン》など、ゲームセット級のクリーチャーを呼び出せることには何ら変わりは無い。ゲームの中盤に《偽りの王 ヴィルヘルム》を出すだけでも非常に大きなアドバンテージを稼ぐことができる。 また、クリーチャー以外のカードはマナゾーンに置かれるおかげで少なくともマナブーストはできるため、このカードを単なる重めのマナブーストカードのように扱い、そこから大型クリーチャーの召喚に繋げるという挙動も可能。 本家とは違い自然であり、水の入らないデッキへの採用も見込めるようになったほか、水の入るデッキにおいても《ドンドン吸い込むナウ》でのサーチによるバウンスが可能になった。 【ミラクルとミステリーの扉】の台頭を受けてDMR-09発売当時すでに《ミラクルとミステリーの扉》が殿堂入りしており、さらに同エキスパンション発売に前後して《ホーガン・ブラスター》も殿堂入りしたため、これら2つのファッティ踏み倒しカードのリペアとして活躍した。(>【獰猛ブラスター】) それ以外にも、クリーチャーの数が多く、また自然を絡めやすい【連ドラ】をはじめとする様々なデッキで、コスト踏み倒し兼マナブーストの手段として多用された。 本家同様、強力なカードであることは間違いない。相手にした時は《解体人形ジェニー》などで速やかにハンデスしたり、《早撃人形マグナム》や《ウソと盗みのエンターテイナー》で踏み倒しそのものを牽制することで対処したい。 《デュエマの鬼!キクチ師範代》はクリーチャーの踏み倒しをcipやpigもろとも封殺し、失敗時のマナブーストさえできなくするため、強力な対抗手段となる。 環境において [編集]《ホーガン・ブラスター》が殿堂入りに指定されるのと同日に発売したDMR-09にて登場。登場後すぐに【獰猛ブラスター】にリペアとして投入され、案の定猛威を振るうこととなった。デッキに採用するならば4投推奨であり、大型弾のレアかつDASHゴールデンリスト枠で相場が高止まりするのが明らかだったことから資産ゲー化の助長を懸念する声も大きく、このカードに関する悪評は多く聞かれた。また、踏み倒してしまえば《ホーガン・ブラスター》と何ら変わりのないアドバンテージを稼ぐ点や、水の入らないデッキに投入可能になったせいでむしろ強化された点などでも否定的な意見も見られた。 運が良ければ5コストで《偽りの王 ヴィルヘルム》が出てくることから、この呪文は「超次元ヴィルヘルム・ホール」と揶揄された。 調整を受けてもなお本家同様、あるいはそれ以上の活躍を見せた結果、最終的に殿堂入りとなって見かける頻度は減ったが、ファッティが多いデッキでは《ホーガン・ブラスター》とともに1枚差さっていることも多い。依然として油断はできない状況であった。 しかし、革命編から5マナ以下で一気に決着をつけにいく動きができるカードの増加し、環境の高速化が激化していったこと、新章デュエル・マスターズ以降のコスト踏み倒しメタの増加したことを踏まえてか、調整版として同様のコスト踏み倒し能力を持つ《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》が登場。だが、あちらも【チェイングラスパーループ】程度でしか使われなかったことから、環境を荒らさないと判断されたためか2019年1月21日に殿堂解除。誰もが納得の殿堂入りを果たしたカードが、たったの4年で殿堂解除されるというまさかの出来事に、プレイヤー界隈は騒然とした。 殿堂解除後は大した活躍はしておらず、【チェイングラスパーループ】や【ミステリー・キューブ】の環境での復権も果たすには至らないほど弱体化している。このカードでランダムの踏み倒しをするよりも、充実したマナブーストとマナ回収でファッティを手打ちする方が強いという状況であった。 それでも、【ミステリー・キューブ】の愛好家自体はアビス・レボリューション時点でも多く、地雷として断続的にチャンピオンシップ上位入賞する程度の力はある。またドラゴン基盤の成熟により、《メンデルスゾーン》から2→5と繫いで最速先攻3ターン目に巨大ファッティを押し付けることも現実的となった。 その他 [編集]
ヒント [編集]B かリー こたえ 6□5 デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]
コストが6に上がり、表向きにしたカードがクリーチャーであれば強制で出すようになった。
【バルガライゾウ】とは非常に相性が良い。強制で出さなければならないという変更があっても、【ライゾウ】には出したくないクリーチャーはほとんど入っておらず、外れても山札から非クリーチャーをマナ送りにしたマナブースト兼山札圧縮になる。 関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]
収録セット [編集]デュエル・マスターズ [編集]
デュエル・マスターズ プレイス [編集]
参考 [編集]タグ:
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