超GR [編集]
GRの特殊タイプを持つカード(=GRクリーチャー)の束または超GRゾーンに置かれる山札のようなカード群のこと。
DMSD-09で初登場した。
超GRに含まれるカードはいずれも従来のカードとは異なる白を基調とした裏面を持ち、ゲーム開始時は山札のように裏向きの束にして墓地の右隣にある超GRゾーンに置かれる。
あくまで「山札のようなもの」であり、厳密には山札ではない。その為カード上で「山札の〜」といった指示があった場合に、超GRを山札と同一視することはできない。ただゲーム中カードの効果以外で順番を変えてはいけなかったり、カードが無作為に束になっている等山札と共通する部分は多い。
ルール [編集]
- 超GRの用意は強制ではない。ただし用意する場合は、過不足なく12枚用意しなければならない。
- 山札と同じく、ゲームが始まる前にシャッフルする。
また、ゲームが始まったら山札と同じくカードの効果以外で超GRの順番を変えたり、再度シャッフルしてはいけない。
- 超GRは非公開情報であり、各プレイヤーはお互いにその内容を確認することができない。ただし、枚数はいつでも数えることができる。
その他 [編集]
- 超次元ゾーンに置かれるカード群とは異なり非公開情報なので、相手が超GRを使うデッキかどうかを判断する程度にしかわからない。もちろん、それを逆手に取って超次元ゾーンと同じくGR召喚を行えるカードが入っていないデッキに超GRを用意しておくブラフも有用である。
- この超GR及び超GRゾーン登場により『超次元も超GRも使わないデッキ』、『超次元は使うが超GRを使わないデッキ』、『超次元は使わないが超GRを使うデッキ』、『どちらも使うデッキ』と非常に読まれにくくブラフを仕掛けやすくなった。
- 後述のジャンボカードを使った超GRは、ゲーム台の物理的な占有率より否が応でも視界に入ってしまう。しかもジャンボカードのカードプールの関係上、本来なら非公開情報である超GRの構成を相手に推測させやすくできる。その実用性はともかく、ブラフとしては非常に強力ではないだろうか。
- 山札と同様にゲーム開始時から非公開情報でありランダム性が求められるため、「素材・サイズが統一されたカード」というフォーマットに沿う事が必要となる。そのため、超次元ゾーンには存在していたメタルカードやジャンボカード、3D龍解のような公式戦でも使用可能な特殊カードは今後登場しないと思われ
るていた。
- ところが『超天篇フルコンプリートBOOK』の付録としてジャンボカード12枚のGRデッキが登場。しかもジャンボカードに統一していれば実際の大会でも使用可能と銘打たれた[1]。
- しかし特大サイズ故のシャッフルのし辛さや卓上のスペースを占有するなどの難点から、競技性の高いチャンピオンシップでは主催側の判断により使用禁止とされるケースも出てきている。
- ジャンボカードを使った超GRの12枚の内訳は以下のカードが0〜2枚になる。ちなみに『超天篇フルコンプリートBOOK』には以下の無色と水文明がそれぞれ1枚ずつ入っているので2冊買えば一通り揃えられる。
- よりによって、環境で活躍しているカード群で揃えられており、中でも高値で取引されている《ゴッド・ガヨンダム》の収録は特筆に値する。通常、これら全てシングルカードで揃えるものなら8000円〜10000円はしてしまうが、『超天篇フルコンプリートBOOK』のジャンボカード版×2ならこれらを1600円〜1800円程度で揃えられてしまう。その為、カード資産の少ない初心者は安価で揃えられる利点を優先し、本当に2冊買っていく人もいる。
- 勿論、他のGRクリーチャーは使えなくなるので、複数冊の購入は計画的に行うのをお勧めする。ちなみに同本には《爆殺!! 覇悪怒楽苦》と《超GR・チャージャー》のプロモーション・カードが入っており、そちらが目当てで複数冊購入する人もいる。
- 『超天篇フルコンプリートBOOK』の前に販売されていた、『超天篇超GRスタートBOOK』の付録に《煌銀河 サヴァクティス》のジャンボカードもある。当初はその形状から使用禁止カードと見られていたが、上記の通り使用可能と明言されたジャンボカードが登場したため、暫定的に使えるものとして記載しておく。同じ素材・サイズ・「公式大会では使用できません」の一文が記載されていないか、要検証。
- 入手して揃えるのがやや難しかった超次元の反省が活かされてか、多くの種類のスタートデッキや100円の安めなパックが発売されており揃えるのは簡単。スタートデッキの超GRゾーンも実用的な品揃えが多い。高レアリティのカードもデッキを選ぶカードが多めである。
参考 [編集]
公式Q&A [編集]
Q.超GRとは何ですか?
A.超GRはGRクリーチャー専用の山札のようなもので、ゲーム開始時に裏向きにしてよく混ぜてからGRゾーンに置いて使えます。超GRには同名のGRクリーチャーを2体まで入れることができ、枚数は12枚ちょうどでなければいけません。
超GRにあるカードは山札からカードを引くように引くことはできません。
引用元
Q.超GRのカードがなくなったらどうなりますか?
A.超GRのカードがなくなっても何も起こりません。
引用元