《ブレイン・スラッシュ》 [編集]
モードで3ドロー1ディスカードかコスト8以下のリアニメイトを選ぶS・トリガー。自分のクリーチャーとタマシードによって水と闇の文明が揃えば両方を選べる。 リアニメイトの性能に関しては《襲来、鬼札王国!》と良い勝負と言える。そちらはコスト踏み倒しメタを潰しつつリアニメイトを狙えるのに対し、こちらは上の効果で捨てたカードをそのまま下の効果でリアニメイトでき、墓地がなくても大型クリーチャーを出せる可能性がある。色も青黒と優秀。 《灰燼と天門の儀式》より優先されるデッキもかなり確認されている。単体での防御性能は《灰燼と天門の儀式》に劣るが、《聖魔連結王 ドルファディロム》をはじめとする強力な除去持ちで補えるので問題ない。 条件を満たさない場合、手札補充については《ブレイン・タイフーン》や《サイバー・ブック》と変わらないので極力リアニメイトを選びたい。 ルール [編集]競技イベント運営ルールについて [編集]おそらく、モードについて対戦相手に言いがかりをつけるトラブルが多発したためか、『デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール』が更新された。https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316650/
《ブレイン・スラッシュ》だと、両方選べる条件を満たしている際には、相手に何も言わなくても3ドロー1ディスカードを始めた時点でリアニメイト効果まで使う(強制なので言いがかりの余地がない)ことになった。そうでなくてもループなどで何度も使用される機会があり、そのたびにモードを宣言するという手間が省けるようになったといえる。 逆に、意図的に下の選択肢だけ使いたい場合は相手に伝える必要はない。
他のカード・デッキとの相性 [編集]
環境において [編集]『DMGP2022』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」(アドバンス&オリジナル)で3位入賞した【クイーンサイクル】に投入されていた。同時期【青黒緑有象夢造】における《CRYMAX ジャオウガ》の早出し手段としても実績を残した。 2023年5月には4枚積み型の【5色ザーディクリカ】がオリジナルのCSで2週連続優勝。その結果、【5色ザーディクリカ】においては4枚積みが当然となった。 DM23-SP1期のオリジナルではこれを4枚積みした【星龍ライベルモット】がチャンピオンシップ優勝を果たした。《聖魔連結王 ドルファディロム》や《CRYMAX ジャオウガ》を高速展開してワンショットする型であったが、多色によるマナタップインが命取りになりかねないデッキに4枚積みされる辺りに、そのカードパワーの程が窺い知れよう。 《戦略のD・H アツト》採用型の【青黒緑ゼーロベン】でも採用されるが、S・トリガーとして捲れるかどうか運任せのこちらよりも、《秩序の意志》の方が手札に抱えられる分だけ狙って使用しやすい。 2024年4月にはこのカードを搭載した【5色蒼龍】が流行した。デッキ名こそ《蒼龍の大地》に譲っているが、環境的に通りの良い《聖魔連結王 ドルファディロム》を早期着地させて盤面を制圧したり、《砕慄接続 グレイトフル・ベン》《Disアイ・チョイス》と組み合わせて莫大なリソースを確保したりと中盤の核となっており、キーカードのひとつ。 DM24-RP2期にはこれを軸の1つとして採用した【白青黒超光喜サイクル】なるデッキが結果を出した(62人参加、オリジナル、3位入賞)。 2024年12月中旬頃から、《配球の超人/記録的剛球》とこれを各3枚以上積んで《配球の超人/記録的剛球》を墓地リソース化する型の【青黒緑マルル】が散見されるようになり、《地龍神の魔陣》と《配球の超人/記録的剛球》の地位が入れ替わった。 《偽りの月 インターステラ》登場後は《龍素記号Sr スペルサイクリカ》よろしくお互いが踏み倒し対象に入り墓地に落ちた《ブレイン・スラッシュ》を即座に唱え直せるシナジーから《インターステラ》のお供として【青黒緑マルル】等で活躍している。《ブレイン・スラッシュ》とのシナジーで《配球の超人/記録的剛球》の採用枚数もますます増加傾向にある。 その他 [編集]
サイクル [編集]闇と、他文明で使われていた共通ワードを含む多色呪文。S・トリガー持ちで、モードと条件付きでそれの同時選択ができる。
関連カード [編集]
フレーバーテキスト [編集]収録セット [編集]
参考 [編集]タグ:
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