閃光(せんこう)精霊(せいれい)カンビアーレ》 [編集]

閃光の精霊カンビアーレ SR 光文明 (8)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 13000
革命0:このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加えた時、自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーを自分の手札からコストを支払わずに召喚してもよい。
ブロッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のエレメントを1つ選び、シールド化してもよい。

DM24-RP2で登場したエンジェル・コマンド

cipでの相手全フリーズと、アタックトリガーでのシールド送り方式のエレメント除去を放つ8コスト13000ブロッカー。

さらにシールドチェック時にコストを支払わずに召喚を予約する使用宣言ができて、革命0を達成しているならそのまま召喚ができる。実際に召喚するタイミングは公式Q&AでS・トリガー獣cipと同じタイミングとアナウンスが出ている。(2024.6.21

ほぼS・トリガーと同じだが「S・トリガー」能力そのものではないため《無双恐皇ガラムタ》などのS・トリガー指定のロックには引っ掛からない。同じ理由で《魔獣星樹ギガゲドー》のようなS・トリガーを使えない方式のシールド回収暴発できるのも利点。

コスト7以上のブロッカーエンジェル・コマンドなので特に【白緑巨大天門】ではまさしく無数と言って良いサポートに引っ掛かる。

諸々の【ヘブンズ・ゲート】仕様のカウンター札で呼び出すことができ、1ターン以上を凌ぐ防御札としても使える。

DM24-SD2の無改造デッキに《閃光の守護者ホーリー》《白騎士の精霊ホワイト・ウィズダム》が相手ターン中の防御札も想定して構築されていたのと同様に、《閃光の精霊カンビアーレ》も山札から引いたからといってすぐにマナチャージには使わず外部カードからの運用も頭の片隅に入れたい。

考えられる裁定 [編集]

デュエマの使用宣言は、それを行う時点でそのための条件を満たしている必要はない。実際、シールドがある状態で《百鬼の邪王門》を宣言するという公式Q&Aも存在する。

《閃光の精霊カンビアーレ》も同様に、あくまでS・トリガーではない誘発型能力であるため、シールドが残っていても使用宣言は可能だと考えられる。

  • 具体例
    • シールドが5つあってW・ブレイクされ、《目的不明の作戦》と《閃光の精霊カンビアーレ》がシールドチェックされた。残りシールドが3つだが、《閃光の精霊カンビアーレ》の「革命0」は使用宣言してもよい。先に《目的不明の作戦》経由で《デビル・ドレーン》など自分のシールドを0にできる呪文を発動させてから《閃光の精霊カンビアーレ》の解決を始めれば、無事このクリーチャーをコストを支払わずに召喚できる。

環境において [編集]

DM24-RP2発売2日目には、これを2枚採用した【白赤カウンター】がオリジナルのチャンピオンシップで結果を出した(100人参加、3位)。【白緑巨大天門】でも往年の《聖霊龍王 バラディオス》のような防御枠として1枚積みされる。

次第に【白青赤ゾージア】【白青天門】【5色蒼龍】と、着実に入るデッキを増やした。特に【5色蒼龍】では1枚積み型がメインだが、《蒼龍の大地》《ブレイン・スラッシュ》で呼び出せる上に単色マナになることから、採用枚数の割には役に立ちやすい。

非ループ型で《アクア・ギャクテンポインター》採用の【シールドプリズン】に、そちらで捲って1ターンを凌ぐための当たり枠として採用される場合がある。

その他 [編集]

  • 「カンビアーレ」(Cambiare)とは、イタリア語で「変わる」を意味する。不利な状況を変える革命らしい名前であろう。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]