Dis(ディス)コットン(アンド)Dis(ディス)ケラサス》 [編集]

Disコットン&Disケラサス UC 光/自然文明 (3)
クリーチャー:オラクル/アウトレイジ/ディスタス 1500
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それが多色カードなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。

DM23-BD1で登場した/自然オラクル/アウトレイジ/ディスタス

cipで1マナブーストし、それが多色ならもう1マナブーストできるブロッカー。何食わぬ顔で攻撃できない制限もないため、打点にも使える。

《ボルシャック・栄光・ルピア》多色版に近い性能。
40〜36枚をドラゴンにしても破綻しないデッキが組めるそちらとは異なり、ほぼフル多色で組んだデッキは基本的に回らない[1]欠点があるものの、ブロッカーを持つ点は速攻対面でも召喚の隙を埋める明確な利点となる。
デュエマにはブロッカーを参照する除去という裏目はあるものの、環境でブロッカー破壊《烈火大聖 ソンクン》といった一部のカードしか使われておらず、当の《ソンクン》にはコスト火力があるためコスト3以下の時点でブロッカーの有無に関係なく「簡単に破壊できるクリーチャー」なのは変わらない。よっぽど環境で《ポッポーポップコー》《叡智の聖騎士 スクアーロ》などが日常的に使われる状態でもないとブロッカー持ちはデメリットにならない。

初出のDM23-BD1での扱われ方を見るに、【5色コントロール】《天災 デドダム》召喚できなかった場合のサププランとして使うことを想定されているのだろう。少ない文明で召喚できるが決して性能で劣るわけではなく、状況によっては《デドダム》より強力な効果となる。
逆に《デドダム》を全抜きして《フェアリー・ミラクル》とこのカードで6マナ帯に最大限厚くした構築も考えられる。

cipの性質上、無理なくデッキの多色率を高められるキング・セル伝説呪文サイクルとは相性が良い。
DM23-BD1にはキング・セルに加えて《妖精 ミンメイ-1》《覇王 スカール-1》が採用されており、多色カード36枚というこのカードの運用に特化した構成だった。

なお、このカード自体に5色を強要するような能力はないので、もちろん4色以下のデッキでも活躍できる。
3色デッキに土地同然のキング・セルを入れて良いとこ取りを狙う運用もある。

【5色コントロール】【獅子王ヴォルゼオス】【5色ガイアハザード退化】を中心に、今後様々なデッキの初動として使われていくであろう1枚。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

少なくとも2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂直後の時点では【5色バラモルド】【4色ディスペクター】で細々入賞する程度である。思いの外2ブーストの達成条件が厳しく、多色大量投入基盤における5枚目以降の《天災 デドダム》という感覚で使われるということか。【5色ザーディクリカ】でも単色メインデッキの3割程度を数えるので採用は稀。

それでも、【5色グレンモルト】では《最終龍覇 ロージア》へと3→6と繋ぎ、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》への侵略を利用しつつ装備した《銀河大剣 ガイハート》龍解を狙い、シールド回収などでシールドが4枚以下になった相手にワンショットを狙うというプランが、このカードの登場によって加わった。

その他 [編集]

  • 2023年8月8日にDeadmanはデュエチューブの動画で「ドラゴン基盤における《ボルシャック・栄光・ルピア》の【ディスペクター】版をいつか作りたいと思い、そこで出来上がったのがこのカードであった」という趣旨の、開発者のコメントを読み上げている。参考

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 流石に引けなかった場合が弱すぎて実行には移せないだろうが、2ターン目に多色カードでブーストし、3ターン目にキング・セルなどで2→4を可能にしながら《獅子王の遺跡》を唱えてマナを大幅に伸ばすことで、デッキの36枚を多色にしつつ4ターン目には7マナ支払える状態にできる。