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月の死神ベル・ヘル・デ・スカル P(R)(UC) 闇/自然文明 (5) |
クリーチャー:デーモン・コマンド/ビーストフォーク 3000 |
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
このクリーチャーが出た時、カードを1枚、自分のマナゾーンまたは墓地から手札に戻してもよい。 |
DMD-33で登場した闇/自然のデーモン・コマンド/ビーストフォーク。
cipでカードの種類を問わずに1枚マナ回収または墓地回収が出来る。
カードタイプを問わない回収は非常に珍しい。大抵はクリーチャーか呪文の回収に使われることになるが、これ1枚でそのどちらにも対応できる点、マナゾーンと墓地の両方からできるという圧倒的な回収範囲の広さから、カードタイプやゾーンが限られる過去の回収カードとは一線を画す。
また、デーモン・コマンド/ビーストフォークという種族も優秀。
色で言えば、闇や自然でありながら呪文もサルベージできる点が特に重宝される。
DMD-33では《母なる星域》や《大地と悪魔の神域》を拾ってバロムを並べたり、バロムの独壇場を作ったりするギミックが採用されている。当然、序盤に撃った《霞み妖精ジャスミン》《ダーク・ライフ》《トレジャー・マップ》等をサルベージしてもよい。
また、《大地と悪魔の神域》でこのクリーチャーを呼び出した場合、唱えた呪文を回収できるので何度でも使いまわすことができる。強力なcipを持つ進化デーモン・コマンドを毎ターン、片っ端から呼び出せば勝敗は決したも同然だろう。
最初は【天門ループ】のパーツとして利用され、少し経過して【5色ドギラゴン剣】が成立するとそちらのパーツともなった。
【オボロティガウォック】でも双極篇あたりでは使われていた。
全盛期はDMRP-08期から「DMGP-8th」辺りまでで、この頃は【黒緑ドルマゲドン】のパーツとして名を馳せていた。
DMBD-19・DMBD-20期に【青黒赤緑邪王門】が流行すると、そのデッキの1枚積み枠として利用されるようになった。《SSS級天災 デッドダムド》への侵略元になる点も然ることながら、序盤にマナチャージした《百鬼の邪王門》をマナ回収できる点、【我我我ブランド】のウィニー程度なら殴り返しで処理できるという意味で防御S・トリガーとしても最低限機能する点、《百鬼の邪王門》でリアニメイトすればささやかながら3000火力として使える上に墓地回収により《百鬼の邪王門》のおかわりができる点が大きい。