《ニアピン・モスキート》 [編集]

ニアピン・モスキート R 自然文明 (3)
クリーチャー:ジャイアント・インセクト 6000
S・トリガー・プラス(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、 コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える)
P−このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。このターン、それらのクリーチャーは自分を攻撃できない。
このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンのカードを1枚手札に戻してもよい。
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

DM23-RP2で登場した自然ジャイアント・インセクト

cipマナ回収できるS・トリガー獣S・トリガー・プラスにより、最大3体にプレイヤーへの攻撃ロックを放つ。

プラス効果を除けば、パワーが大幅に上がって攻撃できなくなった《カブラ・カターブラ》である。

同弾の《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》で1マナまで軽減でき、手札補充しながらジャイアントを並べられる。エクストラウィンのためにターンを返す際、高パワーによる場持ちの良さが光る。

無論マナ回収をメインとして採用するのはあまり得策ではない。
《白米男しゃく》に代表されるマナ回収インフレもあるが、《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》の登場により、そもそもマナからカードを動かさずにプレイすることが容易になったのが大きい。

また、攻撃制限があり《S級原始 サンマックス》侵略できないため、《カブラ・カターブラ》《ぱくちーたー》に輪をかけてcipを使った後置物になりやすい。

優れた受け札であり同時にマナ回収であるという、両者の要素を活かしてこそ活躍に繋がるだろう。

環境において [編集]

登場からしばらくこれといった環境における採用先が無かったが、2024年11月初頭から【白青黒マーシャル】におけるループパーツの1つとして使われるようになった。

2024年11月後期には【緑零ゼニス・セレス】での採用が見られるようになった。その採用枚数は0枚or2枚程度とまちまち。
採用理由は言うまでもなく「緑単マナ」「その色としては優秀な防御札」「マナ回収効果で腐る場面が少ない」の3点となる。除去系トリガーとは《DARK MATERIAL COMPLEX》への延命性能で差別化される。

枠の都合でマナ回収札に2種もの枠を割くことはできず、受け札は搭載せず《ピクシー・ライフ》を採用するか、受け札に枠を割いて《ニアピン・モスキート》を入れるかは基本的にトレードオフとなる。
デッキの特性上多色が入らないため唱えれば確実に実質1マナ消費で無色カードをマナ回収でき、序盤は初動・終盤は回収でいつ手札に来ても役立つのが《ピクシー・ライフ》の強み。一方《ニアピン・モスキート》はS・トリガー・プラス時は相手の足止めをしながら、次に迎える自分のターンに使える手札が潤う攻防一体のリターンが強み。正規召喚はロスいがこちらは《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》cipでも拾える。

その他 [編集]

  • ニアピンとはピンが近い(near)ことを指す和製英語。日常会話では「惜しい」「もう少し」といったニュアンスで用いられる。スナイプ(狙い撃ち)の類語かつゴルフ用語ということで選ばれたのだろう。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]