《ミラクル・ホーリー・スパーク》 [編集]

ミラクル・ホーリー・スパーク VR 光文明 (5)
呪文
G・ストライク
G・ゼロ:自分のエンジェル・コマンド・クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。

DM24-EX2で登場した呪文

《ミラクルストップ》と比べるとG・ゼロ元の種族の範囲がエンジェル・コマンドまで緩和されているかわりに、エレメント指定からクリーチャー指定にカードタイプの縛りが厳格化されている。
そしてメイン効果は同じで、コストが1増えているかわりにG・ストライクが付いている。

カード名《ホーリー・スパーク》カテゴリなので、エンジェル・コマンドクリーチャーである《神聖の精霊アルカ・キッド》とは相性抜群。
例えば【白青黒退化】などの系の退化デッキ《白騎士の精霊HEAVEN・キッド》が確定で採用されるため、そちらをG・ゼロ元とするという手がある。こちらの呪文ロッククリーチャーによるカウンターを封じる退化先、リーサルを組むための打点があれば、原則勝ったも同然である。

【白青赤ゾージアミラダンテ】でも《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》と組み合わせてビートダウン、あるいはワンショットすれば大体勝負が決まってしまう。
とはいえ、そちらでは主に《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》革命チェンジしたり《ジャミング・チャフ》を撃つ都合上、呪文ロックは間に合っていることが多く過剰であることが殆どである。

《聖霊王アルカディアス》《聖霊王アルファディオス》と併用する場合、以外の呪文を追加で止められるが呪文ロックとしては過剰であり、《聖霊超王 H・アルカディアス》にいたってはロック範囲が完全に被っている。
このカードを活用するなら、《ホーリー・スパーク》カテゴリ+《神聖の精霊アルカ・キッド》をメインに据えるか、呪文ロック以外を行う《聖霊王エルフェウス》《聖霊王エルレヴァイン》などの聖霊王達、後述のようにメカ・エンジェル・コマンドを一部持つ【白黒メカ】などと組み合わせるのが強力だろう。
エンジェル・コマンドファッティには呪文ロックを行うクリーチャーが多く役割が競合するため、極力それら以外のエンジェル・コマンドと組み合わせるのが最大限カードパワーを発揮できる。

【白黒メカ】では、《ドラン・ゴル・ゲルス》《ウィリデ・ゴル・ゲルス》から唱えられる。《鎧機天 シロフェシー》と違い《警鐘の聖沌 n4rc0》では回収できないが、超化獣軸なら《光器カタリナ》で回収できる。
その場合《シロフェシー》が使えず呪文ロックができなかった《ハイパー・エン・ゲルス》の救済になるだろう。

環境において [編集]

DM24-EX2での登場直後は、やはり呪文ロックの役割が大型フィニッシャーらと競合することが多く特に活躍の場はなかった。
しかし、DM24-RP4にて《陽炎の精霊メルキウス》が登場したことにより評価が一変した。

《陽炎の精霊メルキウス》cipによる呪文回収の対象となり、《陽炎の精霊メルキウス》エンジェル・コマンドクリーチャーであるためこのカードG・ゼロ条件を即座に満たすことができる点で再評価され、一躍【白青天門】の採用候補へ挙がるようになった。
併せて《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を採用し、1度唱えたこのカード墓地回収して再度呪文ロックを掛ける動きも強力であり、【青白マーシャル】が台頭していたDM24-RP4期の環境では、呪文ロックによりループを封じ《ヘブンズ・ゲート》を撃つまでの時間稼ぎや安全な詰め手段として採用されることもあり、大会でも結果を残している。
《ヘブンズ・ゲート》《光開の精霊サイフォゲート》といったS・トリガーを封じられると対抗手段がなかった【ヘブンズ・ゲート】デッキに、G・ストライクという防御手段が増えた点も地味ながら大きい。

DM24-EX3発売前最終週末辺りから、《金天使 エン・ゴルギーニ》とこれを同時採用することで詰めプランを強化した型の【白青赤BAKUONSOOO】が流行。若干《無限合体 ダンダルダBB》でのJトルネードにおける融通性は低いが、そちらで無料で唱えることができるのも利点。

DM24-EX4期時点では【白青赤ゾージアミラダンテ】もこれを呪文ロック呪文に使用した型が主流化。
この時点ではデッキにエンジェル・コマンドシナジーがあれば基本的に他の呪文ロック呪文と総入れ替えとなり、それどころか少なからずエンジェル・コマンドをわざわざ採用するケースも見られる状況である。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]