極神編 [編集]
デュエル・マスターズ6番目のシリーズ。
「極神編」と書いて「バイオレンス・ヘヴン」と読む。
目玉として新たに登場したのは、ゴッドという合体能力G・リンクを持つ種族。
同時に多色カードも大々的に復活。ゴッドは大抵それぞれのコンビが違う文明に属しているということも合わせ、聖拳編以来の多色推奨シリーズとなった。
リスト全体の多色カード比率は全シリーズ中トップ。
とは言っても、意外と単色カードにも目玉が揃っており、特にベリーレア以上のフォイル系にはエキスパンションを代表するようなものも多数。
また、他シリーズに比べて新規キーワード能力が非常に少ないことも特徴。
このセットに当てはまるエキスパンションは、
の4つ。
多色カードは基本スペックが単色カードより高いこともあり、それを大量に盛り込んでいるどのエキスパンションも全体的に派手な収録。エキスパンションを重ねるごとに多色化が進み、ハイスペックなカードが増えていった。
特に登場直後にプレミアム殿堂コンビ措置がとられた《龍仙ロマネスク》やプレミアム殿堂となった《聖鎧亜キング・アルカディアス》の存在は際立つ。
多色専用種族ロスト・クルセイダーが登場。聖拳編時代の多色専用種族スピリット・クォーツも再来し、光を含む物も遂に登場。
売り上げと人気に関して [編集]
年間の売り上げは不死鳥編の52億円から極神編の64億円へと復活を遂げており、後の戦国編(109億円)でもその勢いは留まらなかった。
- DM-26の発売時期には、売り上げが聖拳編後期の過去最高の値に並んだ。ある意味で展開終了も囁かれたほどのDMの衰退を救ったシリーズである。聖拳編と共に、多色の人気を売り上げで示している。
- 前シリーズの不死鳥編で売り上げと人気が低迷した要因はいくつか考えられるが、まず挙げられるのが旧種族の排斥である。既にDM-22でドラゴンを復活させているが、本シリーズでは本格的に幅広く旧種族を復活させている。
- カードパワーのインフレも売り上げを復活させた要因の一つである。強力で人気の高かった多色カードを多数収録させることにより、ユーザーの購入意欲を高まらせた。
- 拡張パックだけでなく、豪華な再録や完成度の高い構築を誇るスーパーデッキ・ゼロは、カジュアルユーザーからコアユーザーまで幅広い層から評価された。
このシリーズに発売された商品 [編集]
※= ブロックマークなし
参考 [編集]