【ヘヴィ・デス・メタル】 [編集]DMC-40で登場した《龍神ヘヴィ》、《龍神メタル》、《破壊神デス》を切り札に据えたデッキ。 リンクはそれらの名前集合に含まれる以下のカードでも可能である。
それらのリンク形態についてはこちら→ヘヴィ・デス・メタル
中心となるのは火と闇で、マナブーストの自然か手札交換の水が加えられることが多い。基本的に自由度は高く、プレイヤーによってはサイドカラーとして呪文の扱いに長けた光が加えられることもある。 主要カード [編集]相性のいいカード [編集]
構築について [編集]「ヘヴィ・デス・メタル」の両翼となる《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》はそれぞれが単体で優秀なゴッドである。 《龍神ヘヴィ》はcipで《黒神龍アバヨ・シャバヨ》のような除去を行ったあと1枚ドローできる。確実にカード1枚分のアドバンテージが得られる能力であり、クリーチャーがそれほど並んでいない序盤であれば狙ったクリーチャーを破壊しやすい。 《戦略のD・H アツト》や《解体人形ジェニー》など、cipを使い終わった後に特に仕事がなくなる小型クリーチャーを採用しておくと、この能力を活かしやすいだろう。 現在では4コストとなり、左G・リンクOMGとなった《極限龍神ヘヴィ》が登場している。単純に1コスト軽く、《破壊神デス》や《龍神メタル》以外のゴッドともリンクできるそちらが優先される。ただし完全にお役御免という訳ではなく、G・リンクの成功率を上げるために5枚目以降として《龍神ヘヴィ》が採用される場合もある。 そしてG・リンクしている間、相手クリーチャーに自身への攻撃を強要させるため、ウィニーを一掃できる。 《龍神メタル》とG・リンクすればパワー12000、《破壊神デス》なら16000、《破壊神デスペラード》なら10000、《暗黒破壊神デス・フェニックス》なら14000となる。速攻相手にG・リンクできれば一気に相手のクリーチャーを全滅に追い込める。だが、除去に対する耐性はなく《轟く侵略 レッドゾーン》などに簡単に対処されてしまうこともあるので注意。この隙を補うために《神の裏技ゴッド・ウォール》が採用されることもある。 《龍神メタル》はcipでランデスかクロスギアの除去ができる。こちらも上位互換となる《極限龍神メタル》が登場している。そちらも1コスト減って6コストになっており、cipが1枚ランデスとクリーチャー以外のカード指定除去に強化されている。ランデスはなるべく序盤に撃ち込む方が効果的であり、ウエポン、フォートレス、フィールドも除去できる点からなるべく《極限龍神メタル》を優先して採用したい。 こちらについても《プロジェクト・ゴッド》のようなランダム要素が絡むカードを使う場合などに、コンボの成功率を高める目的で《龍神メタル》を追加で採用するのも悪くない。 迅速にG・リンクを行うためのカードとしては《暗黒破壊神デス・フェニックス》が挙げられる。 早期にリアニメイトできるのは《龍神メタル》のランデスと噛み合う。パワーが大きいクリーチャーに対しては《龍神ヘヴィ》を自爆させて繰り返し除去できる。 これを主軸にする場合は黒赤か青黒赤で組まれることが多い。《戦略のD・H アツト》や《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》などで手札交換しながら《暗黒破壊神デス・フェニックス》の召喚を狙う。闇か火を含む多色やツインパクトを活用すると墓地に進化元を確保しやすい。 《ゴッド・ゲート》も採用の候補となる。山札の上の5枚の中から9コスト以下のゴッド1体をコスト踏み倒しし、手札からそのゴッドとリンクできるゴッドを出せる。《破壊神デス》以外はすべて対応しており、S・トリガーによって相手ターンの展開もできるため、一考に値する。 《破壊神デス》より早めにトライ・G・リンクを狙える《破壊神デスペラード》の能力を目当てに組まれることもある。《破壊神デスペラード》は攻撃時に自身よりもパワーが低い相手のクリーチャーをすべて破壊する全体除去を放つ。 素のパワーは5000しかないものの、G・リンクで底上げしてやることで範囲を一気に広げることができる。《龍神ヘヴィ》なら10000、《龍神メタル》なら12000となるので、大抵のクリーチャーは一気に洗い流してしまえる。 マナコストの都合上、どうしても出せるターンが遅くなってしまうのでマナブーストや何らかの踏み倒し手段は必須となるだろう。 《破壊神デスペラード》の代わりに《破壊神デス》で《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》とのトライ・G・リンクに成功した場合、ゴッド以外を全て破壊した上に、アンタッチャブルとワールド・ブレイカーを得る。さらに、パワーが23000になったところに攻撃を強要させるので、その時点でほぼ勝利が決定したような状況となる。 ただし、《破壊神デス》単体では10マナのスピードアタッカーにすぎないため、少々頼りない。だが、オーバーキルなほどの破壊力と決定力は魅力的なので、一長一短と言える。 《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》は《大地と永遠の神門》や《インフェルノ・サイン》でコスト踏み倒しできるが、8マナを超える《破壊神デス》と《破壊神デスペラード》は少々取り回しが難しい。《黒神龍ドボルザーク》でサーチしたり、《魔龍バベルギヌス》でリアニメイト、また《ゴッド・オブ・ゼット》や《ゴッド・ゲート》で手札から踏み倒すなど、スムーズな運用に努めたい。 例えば、盤面に《龍神ヘヴィ》(《極限龍神ヘヴィ》)・《破壊神デス》(《破壊神デスペラード》、《暗黒破壊神デス・フェニックス》)・《龍神メタル》(《極限龍神メタル》)のいずれかがいる時に、《プロジェクト・ゴッド》を発動して残りのパーツをうまく捲る事ができれば、一気にトライ・G・リンクを完成させられる。《ブレイン・ストーム》などの山札操作ができるカードを入れてみても良いだろう。 このデッキの弱点 [編集]G・リンクを前提とする以上、それを妨害されやすい。 また、《破壊神デスペラード》で攻撃してタップ状態だと《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》で狙い撃ちされやすい。相手の超次元ゾーンに見えたら要注意である。 その他 [編集]
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