《ゴッド・ブリンガー》 [編集]
ゴッド・ブリンガー P 光文明 (10) |
呪文 |
バトルゾーンにある自分のゴッドを数える。自分の山札の上から、その数と同じ枚数のカードを、新しいシールドとしてシールドゾーンに加える。その後、自分のシールドをすべて見る。その中から好きな数のゴッドを選び、バトルゾーンに出してもよい。 |
DMC-57で登場した光の呪文。
自分のゴッドの数だけシールドを追加、その後自分のシールドを見てその中から好きな数のゴッドをコスト踏み倒しできる。
10コストと非常に重いが、《創造神サガ》の能力でゼン&アクのG・リンクを外せばタダで唱えることができる。
その場合、分離した《ゼン》と《アク》で最低2枚シールドが増え、さらに運よく2枚目の《ゼン》か《アク》が出れば再びG・リンク出来、戦闘力を落とさずにクリーチャーを展開出来る。
ただしシールドの中身は不確定なので、うまく狙ったゴッドが出てくるかは運次第。あらかじめ出したいゴッドを仕込んでおくこともできるが、シールドはマナや墓地と比べて相手が触れやすく自分は触れにくいゾーンであるため、《ゴッド・ブリンガー》のためだけにそれを行うのはリターンが少ない。
デッキ内のクリーチャーをゴッドで固めてもよいが、素のコストが非常に重く、デッキの内容も縛られるのでこれも難しい。
そもそも相手にシールドを割られてしまうと《ゴッド・ブリンガー》の性能は大きく下がってしまう。
不安定な上にビートダウンにも弱く、少なくとも《ゴッド・ブリンガー》のためだけにコンボデッキを組むのは得策ではないといえる。
ここまでだとあまりに用途が不明瞭なカードに思えるが、《ゴッド・ブリンガー》の存在意義としてシールド送りメタとして働くことが挙げられる。
破壊やマナ送りなら《大地と永遠の神門》で容易に出しなおせるがシールドはそうもいかず、《究極神アク》のモヤシも機能しない。DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」ミラーの場合《魂と記憶の盾》を《魔光王機デ・バウラ伯》で何度も使いまわされるため、ゼン&アクを延々とシールドに埋められて積んでしまうケースが容易に起こりえる。
そういったときに《ゴッド・ブリンガー》を使えば、すべて出しなおした上で、状況によってはG・リンクして即反転まで出来る強烈なカウンターが可能となる。
【除去コントロール】が相手ならシールド送りの連発は十分想定出来、積極的なブレイクもない。覚醒編では《超次元ガード・ホール》も登場しており、それらにゴッドデッキで対抗するのであれば十分意義のあるカードとなる。
総合的に見て、フィニッシャーの位置ながら相手を選ぶ非常に尖ったカードである。
ただ能力は十分爆発力があり、神化編以降も度々ゴッドが登場しているため、ゴッドとシールドを上手く絡めることが出来れば十分化ける可能性はあるといえる。
後に登場した《妖精左神パールジャム》や《極限超絶神ゼン》はマナブーストできるゴッドであり、ゴッド・ノヴァのG・リンクのシステム上デッキのゴッドの比率をあげられるため相性がいい。《黄泉秘伝トリプル・ZERO》もシールドを増やせる潤滑油であり好相性。
- 2体以上のゴッドがG・リンクしていても枚数にかかわらず1体と扱うので、シールドは1枚しか増やせない。
- 創世神などの進化ゴッドも踏み倒せる。その場合、元々場にいたクリーチャーだけでなく、同時に踏み倒したゴッドの上に(進化条件を満たしていれば)進化することもできる。
- 漫画「SX」番外編にて、ミカドが勝舞戦で使用。《創造神サガ》で踏み倒し、シールド追加後《超絶神ゼン》《究極神アク》を踏み倒し、サガの能力で解除された《ゼン》《アク》とリンクすることで2組に増やした。
単一のカードとしては存在せず、《創造神サガ》の効果でのみ唱えることができる。レアリティに意味はないが、《創造神サガ》から継承されてスーパーレアである。
また、効果が少し変更された。
ゴッド・ブリンガー SR 光文明 (10) |
呪文 |
自分の山札の上から、自分のゴッドと同じ枚数のカードをシールド化する。その後、自分のシールドゾーンからランダムなゴッド2枚をバトルゾーンに出す。(それがカードタイプがゴッドであるカードなら、リンクした状態でバトルゾーンに出す) |
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]