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勝熱と弾丸と自由の決断 VR 無色[ジョーカーズ] (4) |
呪文:ジョーカーズ |
G・ゼロ:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計7枚以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。 |
次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい) |
▶︎バトルゾーンにある、コスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の山札の下に置く。 |
▶︎このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる。 |
▶︎相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの能力をすべて無視する。 |
ジョーカーズレベル7でG・ゼロを得るパーフェクト呪文。
コスト3以下のカード1枚を山札送り、自分のクリーチャー1体に相手プレイヤーへの攻撃する能力の付与、相手クリーチャー1体の能力を無視の3つのうちから2つを選ぶモードを持つ。
カード指定除去は、《超英雄タイム》よりコストが重いが、山札の下送りになり、相手側だけでなく自分側も指定できる。
特にコスト2かつジョーカーズである《禁断英雄 モモキングダムX》の退化に使うことも可能。
2つ目の相手プレイヤーへの攻撃付与は、この呪文をG・ゼロで唱えるために揃えたクリーチャーに使うことで打点を強化できる。
同じくジョーカーズレベルでG・ゼロを得る《ジョジョジョ・マキシマム》と合わせて使うのも良いだろう。
コスト4なので、《龍装艦 チェンジザ》を即攻撃可能にして革命チェンジを狙うのも面白い。
3つ目の能力無視は、この呪文において目玉と言えるものであり、S-MAX進化やEXライフといった除去耐性や置換効果を使えなくすることができる。
特に離れないであったり、ブロッカーや速攻メタなどこちら側の攻撃を受けなくする能力などにも強く刺さる。
《零龍》や《終焉の禁断 ドルマゲドンX》にも効果的だが、この呪文を無力化してしまう《∞龍 ゲンムエンペラー》や《伝説の禁断 ドキンダムX》は苦手なので注意。
また変わった使い方としては、コスト踏み倒しメタやロッククリーチャーに使う事で一時的に無力化し、大型ジョーカーズの踏み倒しを強引に通すというものもある。《自然の四君子 ガイアハザード》や《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》がいても、この呪文で無視してしまえばそのターン中なら踏み倒し放題。【ジョット・ガン・ジョラゴン】などは無視している間に1ショットキルやメタクリーチャーの除去が容易に行えるため、覚えておいて損はない。
《ジョリー・ザ・ジョニー Final》の登場を機に、オリジナルで【Finalジョーカーズ】のパーツとしてポツポツと入賞するようになった。《ガヨウ神》に疑似スピードアタッカーを付与しつつメタクリーチャーを無力化して《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》に革命チェンジするのが理想のパターンの1つ。
白青の【ナウ・オア・ネバーループ】にも汎用除去として1枚積みされる場合がある。
他にも、【ゼーロガシャゴズラ】や【青黒赤緑邪王門】に着地置換効果方式のコスト踏み倒しメタへの対策として入ることもある。【青黒赤緑邪王門】においては《龍素記号wD サイクルペディア》によって墓地から唱えることでそちらを疑似スピードアタッカー化するという使い方もある。2022年11月の終わり頃には、1枚積みのこちらや殿堂入りカードをサーチするために、《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》が1枚積みの形で同時採用されるようになった。
12月に入ると【青黒緑キリコチェイングラスパー】にもコスト踏み倒しメタ対策として投入されるようになった。《エンペラー・キリコ》の濁りになるといけないことからループに関係の無いマッハファイターが採用できない上に文明の管理が若干難しいそちらのデッキにとって、無色かつ呪文の汎用除去であるこちらはピッタリである。クリスマスシーズンには【青黒緑有象夢造】に投入されるケースも見られるようになった。
《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂解除を機に環境に復帰した【無色ジョーカーズ】でも使われる。最初は1枚から2枚の採用がメインであったが、DM24-RP3期あたりから3枚から4枚がデフォルトになり、DM24-EX2期ではすでに4枚積みが当たり前となった。環境に増えるにつれてデッキが露骨に対策されるようになり、そうしたメタカードに能力無視が刺さるようになったため必然と採用枚数が増えたものと見られる。
Q. 相手の《流星のガイアッシュ・カイザー》がバトルゾーンにいる状況です。
自分は《勝熱と弾丸と自由の決断》を唱えて、「このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる」を選びました。
このターンに出た自分のクリーチャーを効果で選んだ場合、そのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できますか?
類似例:《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》の「相手のクリーチャーが出た時」の能力、《奇天烈 シャッフ》の「出た時または攻撃する時」の能力
A.いいえ、攻撃できません。この場合は「攻撃できない」効果が優先されます。「攻撃できる」という効果と「攻撃できない」という効果が同時にある場合、「攻撃できない」という効果が優先されます。
(総合ルール 101.2) 引用元(2023.6.9)
Q. 自分は《勝熱と弾丸と自由の決断》を唱えて、「このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる」を選びました。
「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない」や「このクリーチャーは攻撃できない」を能力に持つクリーチャーを効果で選んだ場合、そのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できますか?
A.いいえ、攻撃できません。この効果は、元々攻撃できないクリーチャーが攻撃できるようになる効果ではありません。「攻撃できる」という効果と「攻撃できない」という効果が同時にある場合、「攻撃できない」という効果が優先されます。
(総合ルール 101.2) 引用元(2023.6.9)