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卍月 ガ・リュザーク 卍 SR 闇文明 (9) |
クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 11000 |
無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。 |
相手のターンのはじめに、相手は自身のマナゾーンのカードを3枚までしかアンタップできない。 |
W・ブレイカー |
「すべて見えているぞ!」 SR 水文明 (5) |
呪文 |
S・トリガー |
次の自分のターンのはじめまで、相手は各ターン1度しか、クリーチャーで攻撃もブロックもできない。 |
DM23-EX2で登場した闇のマスター・ドルスザク/マフィ・ギャングと水の呪文のツインパクト。
闇単色だった《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》の呪文側が変わり、カード全体では水/闇の多色になった。
クリーチャー側は《卍月 ガ・リュザーク 卍》と全く同じ。呪文側はコスト1重くなり、S・トリガーが付いた《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》。
呪文側はS・トリガーを持つおかげで《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》などを介さずに防御札として使える。
相手のターン中にシールドブレイクでトリガーした場合は、相手は1回でも攻撃を行っていた時点で「1度しか」の制限に引っかかり、もう攻撃できなくなる。2度目以降の攻撃で《「すべて見えているぞ!」》を唱えることになった場合でも問題なく適用される。
魔導具ではないので虚無月の門、夢幻無月の門を誘発させたり《卍 新世壊 卍》でドローすることはできない。また、呪文としてはドルスザクではないので《卍 新世壊 卍》がいても唱えられなくなる効果を無視できない。これは《卍・獄・殺》も同じだった。
《卍・獄・殺》と違い無条件のS・トリガーなので《サイバー・I・チョイス》などで参照できる。カードを選ぶのとカードを使うのが別判定ならクリーチャー側としても出せるというささやかな利点もある。
《調和と繁栄の罠》にも言えることだが、すでに攻撃を開始している相手には攻撃の中止にはならない。《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》など一部のクリーチャーには貫通されてしまうので注意。
《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》と比べると【青黒デ・スザーク】や【青黒魔導具】において、呪文側の《卍・獄・殺》は実際のゲームで使われるのは極めて稀であり、その側が汎用性の高いS・トリガーになったことで、カードパワーはかなり上がっている。
手打ちしやすいコストの呪文側が付いたことで《卍月 ガ・リュザーク 卍》を墓地に用意しやすくなり、【青黒デ・スザーク】や【青黒魔導具】との親和性も高まった。
一方でカードとしては多色なので色事故の危険もある。デッキと相談して採用したい。
登場から青黒緑基盤の【アカシック3】と【青黒魔導具】と【青魔導具】に1枚積み(偶に2枚採用)枠として採用されている。【アカシック3】には呪文側をフィニッシャーとして利用されているぐらいであり、ワンショットプランの際に唱えるフィニッシャー呪文がこれだけでも大体勝負が決まる。
一部の【5色蒼龍】など、中には魔導具、ドルスザク、呪文といったシナジーを完全に無視して、両側を純粋なフィニッシャーとして利用するビッグマナも存在する。
2024年のゴールデンウィーク中には、クリーチャー側を《エンペラー・キリコ》の当たりの部類と見做し、【青黒緑キリコチェイングラスパー】に2枚積んだ型が見られた。同年5月中旬には、これをフィニッシャーとして1枚積みした【青黒COMPLEXコントロール】も見かけられた(オリジナル、53人参加、3位入賞)。