巨進の超人(ジナブリ・ジャイアント) [編集]

巨進の超人  SR 自然文明 (4)
クリーチャー:ジャイアント 5000
G・ストライク
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚をタップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
各ターンに一度、自分の他のクリーチャーが召喚によって出た時、それと同じ名前のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。

DM24-RP1で登場した自然ジャイアント

G・ストライクマナ加速マナ回収を行うcip、そして他のクリーチャーが召喚された時にカード名が同じクリーチャーを呼び出す能力を持つ。
注目すべきはやはり3つ目の能力だろう。実質対象のクリーチャーを倍にできるようなもので、強力なcipを持つ《五番龍 レイクポーチャー ParZero》や数が増えるほど効果も重複する《アシステスト・シネラリア》などを呼び出せば更なる展開が狙える。
これを使うにはマナゾーン手札に特定のカードが必要なため、狙うなら《レインボー・ストーン》などで下準備しておきたい。取り敢えずマナに同名クリーチャーを2枚置ければこのカードのcipで片方を回収して次のターンに召喚ということができる。
また、《雲の超人》のようにある程度大量のマナ加速ができるクリーチャーを召喚すると準備が整っていなくても山札の上から同名カードが落ちてそのまま呼び出せることもありえる。

このようにうまく機能すると強力な能力だが、除去耐性のないクリーチャーの隣に更に特定の条件を満たしたクリーチャーを召喚、というのは安定して行えるとは限らない。
それでもcip能力は殆ど《白米男しゃく》相当でありマナブーストにもマナ回収にも優れ、上述のようにこのクリーチャーの能力の下準備にも役立つものであるため、腐ることはないだろう。

  • 元ネタは恐らく漫画『進撃の巨人』及び、その作中で実行された巨人により世界を破壊する計画「地鳴らし」。
    ルビの「ジナブリ」も、大地を(なぶ)る→「地嬲り」を捩ったものでないかと考えられる。
  • また他に元ネタと考えられる作品として、スタジオジブリの製作する映画『風の谷のナウシカ』に登場する「巨神兵」が挙げられる。こちらもルビの「ジナブリ」とスタジオ「ジブリ」とで類似がみられる。

環境において [編集]

DM24-RP1期、オリジナルCSで上位入賞した【青黒緑ミカドレオ】、【青黒緑ゼニス・セレス】に採用されていた。

フレーバーテキスト [編集]

  • DM24-RP1(S10/S10)
    街も村も人も消え、静寂だけが残る。
  • DM24-RP1(TR8/TR11)
    その巨人たちが通った跡は、全く同じ轍がいくつも残る。

収録セット [編集]

参考 [編集]