戦国編 [編集]
デュエル・マスターズ7番目のシリーズ。
新種族として「サムライ」「ナイト」「シノビ」「オリジン」と各文明に「モンスター」が登場。また、新たな種類のカード「城」が現れた。
その内、サムライの主力武装として転生編以来のクロスギアに焦点が当てられている。
極神編とはうって変わって、新規キーワード能力の宝庫でもある。
全体的にシールド関連の能力を持ったカードが多く、このシリーズの裏テーマとなっている。
文明同士の戦争は終わり、エンターテイメント、つまりは武道会で真の覇者を決める戦いという設定になっている。
このセットに当てはまるエキスパンションは、
の4つ。
このエキスパンションから目に見えて単色カードのカードパワーが上昇(オーバースペック化)した。
多色シリーズが押しなべて強いデュエル・マスターズの傾向や、全体的にやや弱めだった不死鳥編の事から考えると、単色カードはむしろこのレベルのスペックが妥当と言えなくもない。
- Magic:The Gatheringの神河ブロックの流れを受け継いでいると思われる。和風、西洋風といった古風現実世界を題材にしている点において近い(WoCのデザイナーたちも、神河ブロックで日本のサムライやニンジャといった文化をかなり勉強したらしく、それが反映されている可能性大)。また、未来予知やローウィンの一部コンセプト(要塞化や種族を持った呪文・クロスギア)を受け継いでいる面もある。
- 後に2018年にMTGで特殊セット「バトルボンド」が登場したが、同特殊セットの舞台となる次元である「ケイレム/Kylem」は戦闘行為が競技化した世界となっており、戦国編の世界観をオマージュしたと言えなくもない。
- 種族ごとの戦略がはじめて明確になったシリーズでもある。
以降のシリーズでも、勢力ごとの戦略が明確化されており、それに合わせる形でデッキ構築の難易度も下がった。
例:サムライ・・・侍流ジェネレートをはじめとするクロスギアとの連携
ナイト・・・ナイト・マジックといった、呪文との組み合わせ
シノビ・・・ニンジャ・ストライクの踏み倒しによるカウンター
- シリーズの特徴として、後半から環境のビートダウン化を狙ってるような収録が顕著になり、同時に旧種族の復活も目立つようになった。また、エキスパンション毎に「モンスター」種族が各文明必ず1枚ずつ収録されている。
- 戦国編のCMをよく観るとそれぞれ繋がっている。公式サイトで視聴できるので、興味があれば覗いてみると良いだろう。
このシリーズに発売された商品 [編集]
※= ブロックマークなし
参考 [編集]