《エルメテウス・雷撃・ドラゴン》 - デュエル・マスターズ Wiki

《エルメテウス・雷撃(らいげき)・ドラゴン》 [編集]

DM-25で登場したアーマード・ドラゴン。

自分のシールドが無くなるor無い場面で機能する様々な能力を持ち、劣勢下で力を発揮するクラッチのような能力を持つ。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》や《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》とコンボも可能。
他にも、《スローリー・チェーン》や《海王龍聖ラスト・アヴァタール》 などと相性がいい。

2つ目や3つ目の能力が誘発する時は、召喚酔いが次の自分のターンに解けていることが多く、スピードアタッカーと噛み合わない場面もある。

《ツインキャノン・ワイバーン》などとデッキのスロットを争うことになりそうなカードであるため、あちらがインフレを受け淘汰されていることを考えると、適当に入れただけでの活用は難しい。火単色では珍しい防御型のフィニッシャーなので、そこが生きるデッキで居場所を見つけたい。再録されたDMC-43にシールドを捨てる能力を多く持つ闇エンジェル・コマンドを加えて異色のデッキを作るのもひとつの手。

• 2番目と3番目の能力は、「他のカードの効果によってシールドが移動する際、その効果を解決する直前に相手のクリーチャーを破壊する処理を割り込ませる」継続的効果を生成する。
• これらの能力によって、シールドを移動させる効果の発生源は変更されない。シールドブレイクの発生源のクリーチャーが持つブレイク置換効果やキリフダッシュは使用できる。参考
• シールドを「手札に加える」と書かれている能力は、「ブレイク」として扱わない。よって2番目の能力は使用できない。参考
• 《神人類 ヨミ》などによってシールドがブレイクされない時、ブレイクしようとすることができないため、2番目の能力は使用できない。同様に、《キズグイ変怪》の鬼タイムによって、シールドカードが離れない時、シールドカードを移動させようとすることができないため、2番目または3番目の能力は使用できない。
• 同時に複数のシールドが移動する場合、能力は1度だけ使用できる。
  例えばT・ブレイカーなどによって、シールドが3つから0枚になる場合、相手のクリーチャーを1体だけ破壊する。参考
• 移動されるシールドの中身を見る前に、相手のクリーチャーを選んで破壊する。
• 破壊されたクリーチャーのpigなどは、シールドをブレイクし、S・トリガーなどの解決を終えた後、その結果誘発したcipなどを解決するタイミングで解決する。参考
• これらの能力は、シールドをブレイクしようとした時点、または墓地に置こうとした時点で使用する。それらのイベントが置換効果によって別のイベントに置換される場合も使用する。置換元のイベントを行う前に処理を行うため、総合ルール609.4.の影響は受けない。参考
  • 例えば、相手の《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》がシールドをブレイクする際、相手のクリーチャーを1体破壊してからシールドを山札の下に置く。
  • 例えば、自分の《極幻空 ザハ・エルハ》がいて、相手が《闘うべき時!!》を唱えた時、実際にはシールドは移動しないが、相手のクリーチャーを1体破壊する。
• 置換効果を適用した結果、これらの能力の適用条件を満たした場合も、能力を使用する。参考
  • 例えば、相手の《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》のブレイク置換効果によって自分のシールドがブレイクされる時、相手のクリーチャーを1体破壊する。これが相手のターン中であれば、相手の《ジョギラスタ》のマスターJGRによって場に出たGRクリーチャーを破壊できる。自壊cipを持ったGRクリーチャーを破壊すれば、そのcipの使用を阻止することができる。
  • 例えば、EXライフの除去置換効果によって「EXライフ」シールドが墓地に置かれる時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
  • 相手の《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》のブレイク置換効果により、シールドブレイクがシールド焼却に置換される場合、2番目の能力と3番目の能力が両方適用され、クリーチャーを1体破壊する処理を2回行う。
  • シールド・ゴー持ちクリーチャーが他のカードの効果でシールドゾーンから墓地に置かれる時、シールド・ゴーの置換効果によって墓地に置かれるため、3番目の能力を2回行う。

• 極神編で登場した《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の流れを汲む漢字2文字を含むサムライ風ドラゴンなのだが、豊富なサポートカードを持つ《ボルメテウス・武者》や《爆竜 GENJI・XX》登場までSA持ちW・ブレイカーとして活躍した《ボルシャック・大和・ドラゴン》と比べるとやや知名度が低い。
  大和ほど単体での使い勝手が良くなく、武者との併用を意識した能力もやや限定的なのも理由の1つだろう。

• 漫画「FE」では世界大会で切札 勝舞が難波 金太郎戦で使用。《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の能力でコンボを決めて《剛勇王機フルメタル・レモン》を破壊し、更にスピードアタッカーとなってダイレクトアタックを決め、そのデュエルのフィニッシャーとなった。
  世界大会中の引小森 章太郎戦でも使用。《予言者マリエル》にロックされたが、《マリエル》の破壊後はフィニッシャーの1体となった。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

最新バージョンの性能 [編集]

DMPP-09で実装。レア度はレアに下がって入手しやすくなり、能力とパワーが強化されている。

パワーが2000上昇し、自分のシールドが無くなった際の能力が「相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊」から「相手のパワー5000以下のクリーチャーをすべて破壊」に変更されるなど、全体的に大幅な上方修正がされた。
ささやかな部分では《ヤット・パウル》や《ラッキー・ダーツ》などの手段で最後のシールドが離れた場合にも火力が発動するようになっている。

デメリットというほどでもないが、破壊されるクリーチャーの対象が広がり、強制全体除去であるためpigを発動されたくないクリーチャーも破壊してしまうことがあるぐらいか。

とはいえ、スピードアタッカーがあるドラゴンが欲しいなら、はじめからスピードアタッカーを持っている《ボルシャック・大和・ドラゴン》、あるいは《雷撃・ドラゴン》よりも容易に達成できる《ガルベリアス・ドラゴン》が存在している。

相手のダイレクトアタックを防ぐシステムクリーチャーには、色が全く違うがコストが同じ《海王龍聖ラスト・アヴァタール》が対抗馬となる。【連ドラ】で捲れて嬉しい防御札なら《ラスト・アヴァタール》が優勢で、《龍仙ロマネスク》入りドラゴンビッグマナなら《ラスト・アヴァタール》の色がマナ基盤になる。

• 元はサムライ種族がなかったが、2021年8月26日メンテナンスから追加された。

アップデート履歴 [編集]

2021年5月27日に使用可能になってから、2021年8月26日実施のメンテナンスまでの91日間、種族にサムライを持っていなかった。

フレーバーテキスト [編集]

• DMPP-09
  電光石火の一撃が、敵陣を打ち砕く！

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

• illus.Shishizaru
  • DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」（1/55）
  • DMC-43 「ネバーエンディング・ヒーロー」（19/37）（新規イラスト）

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

• CV:岡井カツノリ
• illus.Shishizaru
  • DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」

参考 [編集]

• アーマード・ドラゴン
• クラッチ
• スピードアタッカー
• シールド
• ブレイク
• 火力
• シールド焼却
• W・ブレイカー

公式Q＆A

• 2つ目の能力について

Q.自分の《エルメテウス・雷撃・ドラゴン》がバトルゾーンにいる状況で、《煌龍 サッヴァーク》の「ドラゴン・W・ブレイカー」で最後のシールドをブレイクする場合、どうなりますか？
類似能力：マスター・W・ブレイカー
A.まず、ターン・プレイヤーの《煌龍 サッヴァーク》の「ドラゴン・W・ブレイカー」の効果を解決します。次に《エルメテウス・雷撃・ドラゴン》の「自分の最後のシールドがブレイクされる時」の能力でパワー4000以下のクリーチャーを破壊してから、選ばれたシールドを《煌龍 サッヴァーク》がブレイクします。
引用元（2021.10.22）