双極篇環境 [編集]
新戦力カード
【ジョーカーズ】は《ガンバトラーG7》を獲得し、3ターンキルを容易に行えるようになった。また、《ジョバート・デ・ルーノ》は後に登場する《ジョット・ガン・ジョラゴン》と相性が良好かつ貴重なS・トリガーであるため【ジョット・ガン・ジョラゴン】に採用される。
DMRP-05期(発売日 2018年3月31日(土)) [編集]
新戦力カード
【デ・スザーク】は《堕魔 ヴォーミラ》の獲得により本格的に環境入りした。《蒼き団長 ドギラゴン剣》や【ジョーカーズ】に滅法強い上に無月の門が《異端流し オニカマス》を無視できることが活躍の一因と言える。
【ジョーカーズ】は、この弾で獲得した《ジョット・ガン・ジョラゴン》を使った軸が強力であり、ジョラゴン・ビッグ1によるプラン形成の多様さは目を引く。>【ジョット・ガン・ジョラゴン】しかし、環境がすすんで以降は《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》や《“乱振”舞神 G・W・D》によってピンポイントな対策を打たれるケースも多く見られた。
【赤青ドギラゴン剣】は《龍装者 バルチュリス》を獲得。《ドギラゴン剣》全体としては《プラチナ・ワルスラS》を主軸としたウィニープランやそれに付随するリソース確保による1ショットキル補助、《異端流し オニカマス》による【ドギラゴン剣】封殺などから、環境入りしたアーキタイプの中でも手の付けられないデッキタイプとなっていた。
次いで《“乱振”舞神 G・W・D》などの除去札が豊富な【赤黒ドギラゴン剣】や【ドルマゲドンX】、メタが豊富な【白青黒超次元】、安定感のある【青黒ハンデス超次元】が存在していた。ハンデス系統や呪文へのメタが少ないのもこの頃の環境の特徴である。
【ロージアミラダンテ】は《煌龍 サッヴァーク》の導入によってカードパワーが大きく高められた。赤白レッドゾーン(>【レッドゾーン】)も《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》と《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の登場によって強化されたアーキタイプの一つだろう。
【メタリカサザン】では《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の登場で《音精 ラフルル》に並ぶ呪文封殺を獲得。
コスト踏み倒しメタ兼展開要員としても優秀。
【ジャバランガループ】は《龍素知新》の殿堂入りを受けて、《パイレーツ・チャージャー》→《黒神龍ブライゼナーガ》→《唸る鉄腕 ギリガザミ》などで暴発する動きが一般化した。
さらにそれらに次ぐアーキタイプとしては【5色ドギラゴン剣】、【青黒緑シャコガイル】、【墓地ソース】、【青黒退化】、【ゲイル・ヴェスパー】があった。
【赤青レッドゾーン】は【速攻】性能では【赤青ドギラゴン剣】に劣り、詰めの性能でも赤白レッドゾーンと比べると一段落ちるとされたことに加えそれらとは《異端流し オニカマス》と禁断解放戦略を両立できる点で差別化する必要があり没落した。
【青黒緑シャコガイル】は【速攻】に対しては充実した受け札で対処、ループやコントロールに対しては《ロスト・ソウル》の採用で対策する型が普及した。
【ゲイル・ヴェスパー】は今弾及びDMRP-04裁、DMRP-04魔のカード群によって十分にカードプールは補強されたものの《ガンバトラーG7》が《タマタンゴ・パンツァー》を貫通するため、相対的にメタゲームでの立ち位置は厳しいものとなった。
2018年4月21日に開催された「デュエル・マスターズグランプリ-6th」は3人の1チーム制で行われた。
ベスト64入賞者192人の中で【ジョーカーズ】が使用率1位を記録。
優勝は【青黒ハンデス超次元】、【白青黒ミラダンテ】、【5色フェアリー・ミラクル】を使用したチームであった。【デ・スザーク】はベスト4進出12人中4人が使用した勝ち組デッキとなった。
この大会では【トゥリオドギラゴン剣】が著名になり、【成長ミラダンテ】もこの大会を機に確立した。
同時に《龍装者 バルチュリス》や《ワ・タンポーポ・タンク》が高い評価を得るようになった。
DMRP-06期(発売日 2018年6月23日(土)) [編集]
新戦力カード
この弾のマスターカードである《“轟轟轟”ブランド》が登場するやいなや、2ターンキルが可能な赤単速攻【“轟轟轟”ブランド】が構築された。
【白青緑ミラダンテ】からは《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》による呪文のコスト踏み倒し戦略を取り入れた派生形【チェンジザダンテ】が生まれた。
《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》を主軸とした【轟破天九十九語】は、《ドルツヴァイ・アステリオ》の登場によって呪文メタクリーチャーの除去が容易となり、メタゲームに進出した。
【5色ドギラゴン剣】は《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》と《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》の登場によって墓地回収能力とコスト踏み倒しメタへの対処能力が高まった。また、デ・スザーク対策として《地獄門デス・ゲート》を投入するケースも見られるようになった。
ほかの《蒼き団長 ドギラゴン剣》系統の中でも、ロングゲームを目指しメタカードプレイとドローを繰り返す【トゥリオドギラゴン剣】《タイム1 ドレミ》と《タイム3 シド》の運用性を活かした【白青赤ドギラゴン剣】は相対的に強化されたといえる。
強化されたデッキのカウンターとして《奇石 ミクセル》《制御の翼 オリオティス》によってにらみを利かせる【サザン・ルネッサンス】のCS上位入賞数が増加。
また、トゥリオドギラゴン剣は《奇石 ミクセル》と《絶対の畏れ 防鎧》の最大8枚体制を武器とするなど、反応した際に山札の下に送るタイプのコスト踏み倒し対策カードがメタとして注目を集めた。
同じコストの踏み倒しメタでも《異端流し オニカマス》はcipの再利用をし易い手札へ送るタイプであることやマッハファイターの普及によって登場当初ほどのシェアは保てなくなっている。
殿堂レギュレーション(2018年7月14日より殿堂入りになるカード) [編集]
特に《勝利のアパッチ・ウララー》と《プラチナ・ワルスラS》の殿堂入りは大きく【赤青ドギラゴン剣】を始めとする既存の《蒼き団長 ドギラゴン剣》系統が大打撃を受けた。
これ以降は《蒼き団長 ドギラゴン剣》とファイナル革命先のサイキックリクルーターで6打点を形成するためには、より汎用性の低い《勝利の道標レティーシャ》で妥協せざるを得なくなった。
【霊峰ドギラゴン剣】は《次元の霊峰》の殿堂入りによって消滅した。
【ジョーカーズ】は《ガンバトラーG7》を軸にしたデッキが流行していたが、打点形成が《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》ワントップであったために殿堂入りで勢いが衰え【ジョット・ガン・ジョラゴン】が主流になった。
DMEX-02期(発売日 2018年7月14日(土)) [編集]
新戦力カード
《ミステリー・キューブ》の調整版である《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》が登場し【チェイングラスパーループ】が強化される。
《最強虫 ナゾまる》の登場もあり【チェイングラスパーループ】が注目されるようになった。
《ポクチンちん》は墓地利用妨害と山札切れ回避に役立てられ、無色であることも相まってあらゆるデッキに投入されてた。そのため、墓地を利用する【墓地ソース】や【ジャバランガループ】の使用数が減少した。
新戦力カード
《トライガード・チャージャー》は《黒神龍ブライゼナーガ》に繋ぎつつスーパー・S・トリガーを仕込むことができるため【ブライゼシュート】に採用される。これは【ダーツデリート】の確立にもつながった。
DMRP-07期(発売日 2018年9月22日(土)) [編集]
新戦力カード
新能力Jチェンジを持った自然のジョーカーズが登場。Jチェンジでマナブーストとともにビートダウンする【緑ジョーカーズ】が成立。
《次元の嵐 スコーラー》が登場。【ゴクガサイクル】が環境入りした。
DM・双マーク2ブロック構築というフォーマットで開催された「デュエル・マスターズグランプリ-7th」では、【サッヴァーク】が優勝を飾った。サバキZの発動、《サッヴァークDG》からの《煌世主 サッヴァーク†》のコスト踏み倒し、《ジャミング・チャフ》と《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》によるごり押し等対応力を発揮した。
上位陣の使用率は《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》を軸に据えた【クラッシュ“覇道”】が1位となっており、ベスト32進出者中2人が純正の【クラッシュ“覇道”】を、6人が派生形の【チェンジザ覇道】を使用していた。
DMEX-03期(発売日 2018年10月20日(土)) [編集]
新戦力カード
《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》が登場。クリーチャー面を軸に《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》を採用した【VVギガタックジョリー】が構築される。
【赤白“轟轟轟”ブランド】は後攻1ターン目にクリーチャーをプレイせずとも《ナゾの光・リリアング》がいれば手札を使い切ることが出来るようになり安定した速度を手に入れた。
【クラッシュ“覇道”】では《印鑑D》が活躍。《“乱振”舞神 G・W・D》のシェアを奪った。
新戦力カード
DMBD-07 「超誕!!ツインヒーローデッキ80 Jの超機兵 VS 聖剣神話†」
DMBD-08 「超誕!!ツインヒーローデッキ80 自然大暴走 VS 卍獄の虚無月」
《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》と《コンダマ/魂フエミドロ》、《虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め》が登場。これらのツインパクトカードを基盤に採用したデッキが組まれるようになった。主なもので【白緑ツインパクト】、【ツインパクトゴクガサイクル】など。
《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》が登場。1コストでドロー出来る呪文が《ガード・グリップ》と合わせて8枚体制になったことから、【青単スコーラー】が成立。間もなく環境入りする。《堕呪 ギャプドゥ》は後の【青魔導具】で採用された。
魔導具でなかったものの、《ソー☆ギョッ》もビートダウン型【デ・スザーク】の名脇役として活躍。
《ニルバーナー》で【緑ジョーカーズ】は最低限の自然の除去S・トリガーを獲得。
《集結ノ正裁Z》や《天門ノ裁キ》も《煌メク聖戦 絶十》型の【サッヴァーク】に採用され、激しい手札消費の問題を解決できるようになった。
DMRP-08期(発売日 2018年12月21日) [編集]
新戦力カード
マスターカードの新しい派生レアリティである、マスター・ハザードカードが登場。《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》、《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》、《天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》、《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》、《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》各5種類が一つのパックに封入されている。
同じ弾で登場した《始虹帝 ミノガミ》や、DMBD-08で登場した《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》、《コンダマ/魂フエミドロ》、《虹出づる繭 ミノガミ/帝の目覚め》などを基盤に【バラギアラループ】が組まれる。
《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》と《卍 新世壊 卍》が登場し、【青魔導具】が成立。水の魔導具が環境入りする。
《超煌ノ裁キ ダイヤモン将》《凶鬼02号 ドゴンギヨス》《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》《ヴァム・ウィングダム/ソニック・ダンス》は既存のアーキタイプを底上げした。
《オラマッハ・ザ・ジョニー》が登場。【緑ジョーカーズ】や、《ソーナンデス》、《ドンジャングルS7》と共に【チェンジザダンテ】に採用されるようになる。
【赤白“轟轟轟”ブランド】【チェンジザダンテ】などの呪文メタを採用したデッキが強化され、それらに弱い【ブライゼシュート】の数が減少。新しくメタゲーム入りした【ゴクガサイクル】【青魔導具】や【チェンジザダンテ】のメタである《拷問ロスト・マインド》を採用した【白青黒超次元】【青黒ハンデス超次元】や【ダーツデリート】の数が増加した。
殿堂レギュレーション(2019年1月21日から殿堂解除、2019年3月1日から殿堂入り) [編集]
第一回殿堂発表から10年以上殿堂入りしていた《アストラル・リーフ》が殿堂解除される。2コストの進化クリーチャーでありながら3ドローという膨大なアドバンテージを叩き出すカードであるが、メタゲーム中ではインフレもあり当時ほどの活躍が出来たとは言い難い。殿堂解除を受け《時の法皇 ミラダンテXII》をフィニッシャーにした【リーフミラダンテ】が構築されるが、フィニッシャーである《時の法皇 ミラダンテXII》が間もなく殿堂入りしてしまったために構築が困難になった。
《ミステリー・キューブ》が殿堂解除されて【ミステリー・キューブ】が再び構築可能となった。
主流デッキ(通常環境) [編集]
既存の有力カード [編集]
参考 [編集]