ターン・プレイヤー [編集]

現在ターンを進めているプレイヤーのこと。2015年7月にリリースされたデュエル・マスターズ総合ゲームルールで使われるようになった正式な呼び方。
よく「アクティブ・プレイヤー」と呼ばれたりもするが、これは俗称[1]。また、「ターンプレイヤー」(中点なし)と表記揺れすることも、公式媒体でも多い。

自分のターンなら自分がターン・プレイヤーとなる。
相手のターンなら相手がターン・プレイヤーとなる。
ターン・プレイヤーでないプレイヤーのことを、非ターン・プレイヤーと呼ぶ。

  • 公式Q&A内では基本的に"そのターンのプレイヤー"と表現されている。
    非ターン・プレイヤーはそれに続けて、"もう一方のプレイヤー"と表現されている。

ルール [編集]

基本的に、効果の解決はターン・プレイヤーが先に行われる。これをターン・プレイヤー優先権と呼ばれる。

ターン・プレイヤー優先権が適用される処理 [編集]

  • 各プレイヤーのカードの置換効果が複数同時に発生した場合、ターン・プレイヤー側の効果から先に処理する。
    • ただし呪文自身がカードの移動先を決める場合はそれが最優先される。
  • S・トリガーS・バックが各プレイヤーが同時に使用宣言した場合も、ターン・プレイヤー側から先に解決する。
  • カードの効果によって、お互いが同時にバトルゾーンに封印以外のカードを出すことになった場合、特に出す順番が指摘されていなければ、ターン・プレイヤー側から1枚ずつ出す。
    • 《轟破天九十九語》の効果で各プレイヤーがマナゾーンにあるすべてのクリーチャーを出す場合、《轟破天九十九語》をどちらが唱えたかは関係なく、ターン・プレイヤーがマナゾーンのクリーチャーをすべて出した後に、非ターン・プレイヤーがマナゾーンのクリーチャーをすべて出す。
    • 《ドキンダム・アポカリプス》の効果で封印としてカードを出す場合は、それらがすべて同時に出る。
  • カードの効果でお互いがドローする時、特に順番が指摘されていなければ、ターン・プレイヤーが先にドローし、それから非ターン・プレイヤーがドローする。(総合ルール114.2a)

そうではないもの [編集]

  • 《チャージ3回、フリーエントリー!》のように「クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。その後、相手はクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。」としっかりとどちらが先に出すか明記されてあれば、その指示に従う。
  • カードがバトルゾーンに出る、またはドローする以外で、各プレイヤーのカードが同時にゾーンを移動する時、お互いのカードがすべて同じタイミングで離れる。もちろん、移動する際に置換効果、S・トリガーS・バックなどの効果が発生する場合、まずターン・プレイヤーから置換効果を処理する。

参考 [編集]


[1] Magic:The Gatheringで同様の概念をこう呼ぶことが由来と考えられる