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超音速のジャッカルショット P 火文明 (5) |
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 8000 |
進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。 |
侵略−火のコマンド |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。 |
cipで邪魔なブロッカーを排除しつつビートできる。
侵略で進化元を強化しつつブロッカーの除去も行えるので、言うまでもなくビートダウンに適したスペック。
ビート一筋のソニック・コマンドならではの能力といえる。
しかしながら、同じ侵略条件の除去付きソニック・コマンドと言えば、定番の《轟く侵略 レッドゾーン》がいる。
侵略でバトルゾーンに出すなら、サイズが大きく能力も汎用性の高いあちらが優秀。倒したいブロッカーとなればパワーが一番大きいことも割と多いので、ほとんどの場合は《轟く侵略 レッドゾーン》で事足りてしまう。
ちなみにあちらはアンタッチャブルも破壊できてしまうため、そういう意味でも強い。
また、手打ち5マナのブロッカー破壊として見てもシューティングガイアールに打撃力で劣る。
パワーもそれほど高いとは言えず、些か残念スペックと言わざるを得ない。
しかし、これだけ評価が低くとも、下記のように採用された実績があるのだからデュエマは奥深いとも言える。
DMSD-20・DMSD-21期に【赤緑タマシードアポロヌス】が成立して流行すると、《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》から侵略できるクリーチャーのうち、数少ないcip持ちであることから、まさに5枚目以降の《轟く侵略 レッドゾーン》としての需要が生まれた。
《禁断の轟速 レッドゾーンX》は単色マナにはならず、《熱き侵略 レッドゾーンZ》は《<バトライ.鬼>》から侵略したら準バニラになる。
ブロッカー破壊の刺さりが悪い場合は、cipで相手3000全体火力の《覇王る侵略 ドレッドゾーン》と差し替えたい。
アビス・レボリューション期にはその流行も既に過ぎている。
ヘルボロフカップ最終レジェンドに、このカードを2枚採用した【赤単レッドゾーン】の使用者がいた。
何らかの方法で《お騒がせチューザ》を出しており、召喚酔いが解けている時点でメインステップの素召喚から《聖龍の翼 コッコルア》など《チューザ》が負けてしまうブロッカーを処理、安全に《チューザ》から初めの1点を入れることが可能という利点を挙げている。
2t《一撃奪取 トップギア》→3t《お騒がせチューザ》と動いた場合、4ターン目に《轟く侵略 レッドゾーン》で除去をするには手札にSA赤コマンドも含めた2枚が必要になる上、侵略時には《チューザ》がアンタップ状態のままなので呪文ロックなしでシールドブレイクしなければならない。同条件なら《トップギア》を進化元にコストを支払って《ジャッカルショット》を出すことでこの弱点を埋めることができるのがメリット。