ハンドアドバンテージ [編集]

対戦相手との手札枚数の差。またはその差による優位性。
多くの行動は手札からカードを出すことで行われるため、アドバンテージの中では最も基本概念となるものと言える。

ドロー手札破壊によって差がついた場合、
x(自分が使用したカード、または自分の現在の手札):y(相手が失ったカード、または相手の現在の手札)
などと表記する。
1ターンに取れる行動の幅、数ともに増えるために、山札がなくならない限りは手札が多い方が有利となる。

  • カードを使うことが可能な状態でこそアドバンテージになるので、ロック手段によって動きを封じるのは間接的にハンドアドバンテージを削っているとも言える。例えば《偽りの王 ナンバーナイン》を出されている状況だと、手札呪文は存在しないも同然となる。
  • 手札は、その枚数だけでなく「質」もまた重要な要素である。例えばサーチは手に入るカードの枚数が少ないが、代わりにその時必要なカードを確実に手元に引っ張って来られる。そのため、コンボデッキのように特定のキーカードを必要とするデッキではドローの上位の働きをすることが多い。どのようにしてハンドアドバンテージを得るのが自分のデッキに合っているかを、よく選ぶべきだろう。
  • 手札が尽きて後が続かず、不利な状況に陥ってしまうことを俗に「息切れ」と呼ぶ(例:「赤単手札補充がないので息切れしがち」)。

参考 [編集]