【5色ジョリー】 [編集]【5色コントロール】を除去に特化させ、《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》をフィニッシャーとしたアーキタイプ。《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》が登場したDMR-23に成立し、新章デュエル・マスターズ環境で活躍した。
主要カード [編集]
候補クリーチャー [編集]
候補コマンド [編集]
候補呪文 [編集]
候補ツインパクト [編集]
候補超次元 [編集]
候補GR [編集]
候補オーラ [編集]
このデッキの回し方 [編集]基本的には多色マナ武装4にたどり着けるように序盤は積極的に多色をマナチャージ。《裏切りの魔狼月下城》が無制限であったころは4ターン目に唱えるのが定番の動きであった。 中盤はS・トリガーに防御を任せてさらにマナブーストしたり、除去で妨害したりしつつ、マナ回収によって必要パーツを集めたりする。 《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でエクストラウィンを決める方は何通りかある。
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でフィニッシュできない場合はアンタップマナを生成するクリーチャー、《時の秘術師 ミラクルスター》、《謎帥の艦隊》で《超次元ホワイトグリーン・ホール》をループさせ、《超覚醒ラスト・ストーム XX》でのフィニッシュを狙おう。《姫様宣言プリンプリン》を使うのもいいだろう。 《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》、《超次元ホワイトグリーン・ホール》が全て盾落ちしてしまった場合は、アンタップマナを生成するクリーチャー、《時の秘術師 ミラクルスター》、《謎帥の艦隊》、《無双と竜機の伝説》で《怒流牙 サイゾウミスト》のシールド回収をループさせる。 長所 [編集]何と言っても除去が豊富なので【レッドゾーン】などの除去すれば止まるデッキには強かった。全体除去も豊富でありクリーチャーのコスト踏み倒しも主軸にはないので《異端流し オニカマス》に対しても強固であった。 クリーチャーを残す必要が基本的にはないので相手の除去を腐らせやすい。 カードパワーの高さを優先した構築なので、終盤に近付けば近付くほど強くなる。 新章デュエル・マスターズ環境当時としては、【モルトNEXT】対面の場合、閣ループをされない場合なら、相手の攻撃を捌いてから適当に打点を形成しつつ《超次元ホワイトグリーン・ホール》による防御で保険を掛けながらワンショットすることで勝てる場合があった。 短所 [編集]多色が多い上に軽量級の初動は最低限しかないため、5ターン目にゲーム最初のアクションが行われるケースも珍しくない。 呪文軸の場合は《ヴォルグ・サンダー》に脆弱。《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》で対策はできるが、《アクア・ベララー》で山札操作されると事実上貫通されてしまう。 純粋な手札補充がほぼ無いのでハンデスに弱い。《時の秘術師 ミラクルスター》でケアできるかどうかにゲームが懸っていると言っても過言ではない。 新章デュエル・マスターズ環境の頃には、【モルトNEXT】に大量展開にも手を焼く場合があった。そのまま殴り切られる場合は当然の事、よしんばターンがこちらに渡ってもあまりの頭数に《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でのエクストラウィン条件を満たすまでに至らない場合も厄介であった。 《煌龍 サッヴァーク》などの除去耐性のある敵も面倒。デッキ40枚のうち10枚を単純な除去に費やすことがざらなので、この手の相手は厳しい。 最大の弱点は呪文メタ。しかし新章デュエル・マスターズ環境では《タイム3 シド》などの呪文コスト増加手段が減少しており、だからこそ環境で活躍したのだと言える。 環境において [編集]革命ファイナルカップエリア代表決定戦中部大会ベスト4入賞を果たした【謎帥ループ】がその原型。 環境では2番手程度の実力を発揮し、中速ビートダウン、速攻に対しては概ね有利であった。 デッキ成立当初から《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》、各種サイキック・クリーチャーが揃っており、ワンショットプランも最低限取れた。 DMBD-01でクリーチャーによる1ショットキルというサブルートが強化され、DMBD-02の《怒流牙 サイゾウミスト》で防御性能が上がった。 「デュエル・マスターズグランプリ-5th」ベスト64(いわゆる【4色ジョリー】と呼ばれる構築)、「デュエル・マスターズグランプリ-6th」(3人1チーム戦)ベスト8などの実績を残している。 2018年3月1日に《裏切りの魔狼月下城》が殿堂入りし、早期の妨害は若干不自由になった。 その後、多色でデッキを固める必要がある点が祟り、双極篇で登場したツインパクトを今一つ組み込めない状況になり、相対的に弱体化。そうでなくとも速攻とランデスを両立する【“轟轟轟”ブランド】の成立、《天使と悪魔の墳墓》の導入化など、【サッヴァーク】の環境入りなど、双極篇環境では向かい風を受けた。 DMEX-03で《ナゾの光・リリアング》が登場し、トップメタの【赤白“轟轟轟”ブランド】に入るカードとして双極篇環境、超天篇環境に定着すると、フィニッシュそのものが封じられることが多くなった。このクリーチャーを除去する為に、バウンスやパワー低下を積んで対処する事が今後は必須であろう。一応《ドキンダム・アポカリプス》で処理できるが、自分のブロッカーまでスポイルしてしまうので一長一短。 DMRP-11期には、比較的流行した型デッキを火と闇のコスト5以上のコマンドと《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》に寄せた【5色ジョルマゲドン】とも呼ばれる型が誕生。この基盤は【5色ドルマゲドン】に引き継がれることとなる。 DMBD-13、DMBD-14期には、《姫様宣言プリンプリン》を2枚投入した型が、優勝したという報告が上がっている。 十王篇環境序盤には【5色ジョリー】の亜種であり、白抜き4色で組まれる【4色万軍投ジョリー】が比較的流行していた。その型は、《“魔神轟怒”万軍投》と重量級マナドライブでアドバンテージを稼ぎ、《斬罪 シ蔑ザンド》などを活かして除去し、最後に《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でフィニッシュするという内容のデッキであった。 王来篇環境になるとEXライフが登場したため、爆発的に【5色コントロール】系統が強化された中でこのデッキは致命的に弱体化。ただ、通常の【5色コントロール】に入るようなグッドスタッフを利用することができ、《ドキンダム・アポカリプス》さえ着地すれば相手のEXライフも貫通するため、全く上位入賞しない訳ではない。 その他 [編集]
参考 [編集]タグ:
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