目的不明(もくてきふめい)作戦(さくせん) [編集]

目的不明の作戦 P(R) 水文明 (7)
呪文
S・トリガー
自分の墓地にあるコスト7以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱える。唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。
※殿堂入り

DMX-21で登場した呪文

墓地からコスト7以下の呪文唱える《龍素知新》S・トリガー版である。

《龍素知新》S・トリガー化したことにより、【天門ループ】など、S・トリガー呪文を大量に踏み倒し続けるデッキで、一度踏み倒した呪文《埋没のカルマ オリーブオイル》《奇跡の精霊ミルザム》を介することなく墓地リセット前に一回だけ再利用できるようになり、大幅な強化となった。

無制限時代当時、事前に墓地肥やしさえすれば《ヘブンズ・ゲート》《ウェディング・ゲート》などのコスト踏み倒し呪文の嵩増しになったのが大きい。

環境において [編集]

効果判明当初から【天門ループ】とのシナジーの大きさを危惧されていた。ただ、当時は環境ループデッキ【イメンループ】【天門ループ】が存在するくらいなものであったため、プレイヤー界隈の盛り上がりは控え目であった。

登場から【天門ループ】の軸として活躍。それ以外では【オールデリート】【5色フェアリー・ミラクル】【白青黒超次元】で使われた。

新章デュエル・マスターズ環境では【知新ジャスティス】でも活躍。

《奇跡の精霊ミルザム》プレミアム殿堂指定後も《幸運の精霊ファイブスター》をリペアにする形で一部のプレーヤーが握っていた【天門ループ】で使われていた上、【知新ジャスティス】の安定性を高めるループパーツとしても需要があったため、2017年7月8日に殿堂入り

殿堂入り後、【青黒ハンデス超次元】において共に殿堂入りを果たした《龍素知新》と2枚体制にすることでピン投の呪文の嵩増しに利用するケースが多くなった。

しかし双極篇環境に入り【知新ジャスティス】規制により環境から姿を消すと、このカードも競技性の高い大会であまり見かけなくなった。

超天篇環境から十王篇環境にかけては【青黒緑デッドダムド】【ナウ・オア・ネバーループ】に入らないことも無かったが採用は稀であった。

DM23-EX2期に【ムザルミ天門】が発祥すると、次第に一部のループ型に採用されるようになった。

その他 [編集]

  • 初出のカードイラストは、謎のロボットが男性の「あの部位」を髣髴とさせるデザインの砲台からレーザーを出そうとしているというもの。有用なカードだが、この卑猥なイラストのせいで使いづらいというプレイヤーもいるかもしれない。
    また、よく見ると所謂「」の部分には「牛」の文字があり、社長正体が示唆されている。
  • アニメに登場した社長とはマントの色など明確な差があり、また原作漫画にはこのキャラクターが登場していないことも加味すると、「もしも社長が原作漫画に登場していたら」という設定で書き下ろされたパラレルワールドのキャラクターとも解釈できる。
  • DMX-24版のフレーバーテキストは《アクア大佐 アルキメデス》(カード未登場)による演説。「機動戦士ガンダムUC」の登場人物「フル・フロンタル大佐」を彷彿とさせる文章になっている。パロディ元準拠で《アルキメデス》はニュートン本人ではない様子。

アニメ・漫画において [編集]

  • アニメ「VSRF」第16話において、でんぢゃらすじーさんが「ワシの切り札」として使用。採用理由はイラストが下ネタテイストだからだろうか。今引き演出まで用意されたが、なんとぶっちゃけの鼻に腕を突っ込んでこのカードをドローした。勝太山札からしかドローできないことを指摘されると再びぶっちゃけの鼻にねじ込まれた。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMX-21
    悪夢開始ー!! ---謎の社長
  • DMX-24
    ここから先は通さんと言っておこうか…。私は「器」だ。みながニュートンだと言うのなら、ニュートンになろう。奇跡はまた繰り返すのだよ! ---アクア大佐 アルキメデス

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 2つ目の能力について

Q.《目的不明の作戦》《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の効果で、墓地にある《ライト・ブーメラン》を唱えました。唱えた後、このカードはどのゾーンに移動しますか?
A.マナゾーンにあります。《目的不明の作戦》《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の置換効果は適用されません。

+  総合ルール 609.2

引用元(2020.11.13)