並行世界(背景ストーリー) [編集]
背景ストーリーにおいて、ある世界と流れを異にする別の世界のこと、あるいはそれら複数の世界をまとめた総称。パラレルワールドとも。
設定 [編集]
並行世界同士は似通った歴史を辿る。エピソード世界とドラゴン・サーガ世界ではともに「始まりのゼニス」が出現しており、ドラゴン・サーガ世界と新章世界はともにドラゴンが滅亡している。
また、歴史の転換点となる主要なクリーチャーについては、それぞれの世界において同じ役割を担う「パラレル存在」が存在する(「別存在」と呼ばれることもある)。たとえば、《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》と《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》は、ドラゴン・サーガ世界における《「無情」の極 シャングリラ》のパラレル存在に相当する。
並行世界同士では「かなり高い確率で発生する出来事」が存在する。現時点では「オリジンによる起源簒奪」と「《シャングリラ》によるゼニスとオラクル教団の登場」がそれに相当するとされている。
ただし、内容自体も全て同じになるわけではないようで、例えば「オリジンによる起源簒奪」は「発生させるのは蒼狼の一族に限らない(=他のオリジンを持つクリーチャーが起こす可能性がある)」らしく、「《シャングリラ》ゼニスとオラクル教団の登場」は《シャングリラ》に相当する存在が必ず《「無情」の極 シャングリラ》と同格の存在になるわけではないようだ。
しかし、本来はパラレル存在が成り立つ通常のクリーチャーが上位存在のように複数の世界に影響を与える存在に変貌すると、早い段階でその存在が変質や何かしらの理由で退場し、複数の世界に影響を与える同士が干渉しないようにする修正力が働く。
各並行世界は入れ子構造となっており、例えば「TCGデュエル・マスターズの世界」と「デュエル・マスターズ プレイスの世界」は、どちらも「エピソード世界」「ドラゴン・サーガ世界」「新章世界」をそれぞれ内包する。以下で解説するもののほとんどは入れ子の内側にある世界だが、入れ子の外側を構築する大きな世界区分についても稀に語られることがある。
主要な並行世界 [編集]
以下に王来MAXおよびジョー編の商品展開が終了した時点で判明している、各世界の俗称と特徴を示す。なお公式メディア・公式関係者が用いる各世界に対する呼び方はそこまで一貫しておらず、以下の名称は便宜的なものである。
エピソード世界 [編集]
「E3世界」と略記されることもある。
基本セットからエピソード3までの背景ストーリーの舞台となる世界。
ストーリーの主な舞台は「超獣惑星」と呼ばれる惑星。大きさは地球の約2倍で、2つの衛星を持ち、1日は38時間。地軸のズレによって災害が多発している、過酷な自然環境の惑星である。
「謎の大爆発」によって世界が崩壊し、そこから様々な出来事を経て数万年間の時が描かれた。
歴史の転換点でフェニックスが現れることが多く、イデア・フェニックスの影響を特に強く受けている世界であるともされる。
基本セットからエピソード3までは世界線は繋がっているが、物語の舞台となる土地は何度か変わっており、不死鳥編では進化クロスギアの暴走による世界の滅亡を受けて「東方血土」と呼ばれる闇文明の奥地への大移住が行われるが、極神編ではゴッドが東方血土で生まれた新種族とその住処を壊滅させたことにより、アーク・セラフィムの住処に存在していた「スカイライン・ブリッジ」という大橋を渡って生き延びた者が別の土地へと移住した。
エピソード3背景ストーリーで物語は一度完結したものの、O.V.E.R.Evoの起動によるサバイバーの復活、そしてサバイバーとの戦いや「アカシア計画」 の再起動によるメカ・ゴッド・ノヴァOMGとの戦いという後日談が描かれている。
エピソード1背景ストーリーまでは、パンドラ・スペースを介して後述のドラゴン・サーガ世界と繋がっていた。パンドラ・スペースとの接触はエピソード1背景ストーリーが初めてだが、戦国編背景ストーリーの時点でパンドラ・スペースの使者がこちらの世界に来ていたことが明かされている。
- この世界における「古代の軍勢」と呼ばれる種族としてオリジンが存在する。
- 「戦歴」という暦が使われている設定があり、「謎の大爆発」を0年として全方位カードファイルなどでは闘魂編の時期まで詳細な年表やタイムラインなども設定されていたが、やがて使われないようになって現在では死に設定と化している。
- 全方位カードファイルの年表では1つのシリーズの間でも数十年~数百年の規模で時系列が進んでいることが読み取れる。また、「謎の大爆発」以前の時期の暦の設定があるのかは不明。
ドラゴン・サーガ世界 [編集]
「DS世界」と略記されることもある。
ドラゴン・サーガ、革命編、革命ファイナルの背景ストーリーの舞台となる世界。
ただし、革命編~革命ファイナルは「ランド大陸」と呼ばれる土地が舞台となっており、ドラゴン・サーガとは同じ世界線だが舞台となる土地が異なる。
エピソード世界に似ているが、ドラゴンの力(=龍幻郷との繋がり)がより強い世界。
ドラゴンやドラゴンをサポートする種族以外の種族にとっては生存が厳しいらしく、バーサーカーなどは外見をドラゴンに擬態することで生き延びていた。ただし、革命編の舞台となるランド大陸では特にドラゴンと結びつきが無い種族も多数登場している。また、エピソード世界との歴史の違いによってトライストーンなどの種族も生き延びている。
エピソード世界とはパンドラ・スペースを介して繋がっており、2つの世界は似た歴史を辿っていた。しかしパンドラ・スペースの崩壊(→《偽りの名 13/種族選別》)を境に、2つの世界はかけ離れた歴史を辿ることになる。
この世界には禁断と呼ばれる存在がおり、太古の昔より様々な根深い影響を与えている。
最終的に「最終禁断」の襲来、そしてドギラゴンとの死闘の果てに、この世界からは全てのドラゴンが消滅。モルトを始めとした他のクリーチャーもドラゴンの力を失った。
しかしそれから20年後、ありえないはずの「龍解」を起こしたグラッサ&タレットと、それに目をつけたミロクによる新たな物語が始まることが示唆されている。
新章世界 [編集]
新章デュエル・マスターズから王来MAXまでの背景ストーリーの舞台となる世界。
文明の中心にそびえ立つ、「世界をつなぐ柱」によって各文明が繋がれた階層型の構造となっている。
ドラゴンは新章デュエル・マスターズ背景ストーリーの開始時点から遥か昔に「鬼」によって滅ぼされており存在しない。
宇宙の果てには龍頭星雲があり、その向こう側には「鬼の世界」が広がっている。
超天篇背景ストーリーまでは「漫画/アニメ『デュエル・マスターズ』の影響を強く受ける」性質を持っていた。切札 ジョー(ジョーカーズのマスター)によって創造されたジョーカーズの活躍が顕著な例であるが、それ以外にも漫画/アニメで「クリーチャー世界の出来事」として描かれた事件や戦闘は実際に、背景ストーリー上でも全く同じものが発生している。
逆にいえば漫画/アニメ『デュエル・マスターズ』の展開は、背景ストーリーをなぞったものになっていた。
しかし零龍の出現を境に世界の性質(あるいは世界線)が変わり、「(デュエル・マスターズのプレイヤー達が住む)現実世界の影響を強く受ける」ようになっている。特に王来篇背景ストーリーはその性質が色濃く現れたものとなっている。
デュエチューブの表現では世界線が分岐したかのような表現で世界観設定が解説されているが、その場合は「十王篇ではない方向に分岐した世界線」が存在することになるはずなのだが、現時点ではそちらの世界線については触れられていない。
ディスペクターの襲来を経たのち、「鬼の歴史」からジャオウガ率いる鬼レクスターズが出現した事により、「世界をつなぐ柱」が崩壊し鬼の歴史と一つになって押し潰されそうになるが、モモキングがジャオウガを取り込んで自らが礎となった新たな「世界をつなぐ柱」を誕生させた事により世界の均衡が保たれた。
- 超天篇→十王篇移行期は、以上のように背景ストーリー上で「《零龍》の出現によって世界が分岐」したタイミングだった。これと同時期に、漫画/アニメ『デュエル・マスターズ』(ジョー編)の進行も大きく転換している。
それまでは切札 ジョーが各文明を1年ずつかけて冒険しており、そのまま進行して5年目に闇文明のゼーロと決戦するかに思われた。しかし予想に反して彼との決戦は超天篇期(ジョー篇3年目)に完了した。
- 松本しげのぶ氏が語ったところによると新章デュエル・マスターズ以降のシリーズの売上不振によって漫画版の当初の予定が変更されたとのこと。背景ストーリー上でも未回収のまま放置された設定などが存在しており、世界線が分岐したという設定も路線変更を反映したメタ的な意味が込められたネタやパラレルワールドにすることによって辻褄の合わなくなった設定を無視できるようにしたと考えられる。
- エピソード世界やドラゴン・サーガ世界とはパラレルワールドの関係のはずなのだが、王来篇背景ストーリーからは十王篇背景ストーリーにおいて上述のように世界線が切り替わった影響なのか、歴代の背景ストーリーの出来事や各世界の設定などがまとめて新章世界の過去にも存在したかのような歴史として語られるようになっている。加えて新章世界の過去の歴史も断片的な情報しかないため、関係性や設定が非常に複雑なことになっている。
ゴッド・オブ・アビス世界 [編集]
ゴッド・オブ・アビスの舞台となる世界。
この世界にも5つの文明があるが、そのあり方は大きく異なっている。
また、この世界の光文明は《サファイア・ウィズダム》の、火文明は龍幻郷の影響を強く受けていることが示唆されており、上位存在との関わりが強い世界と思われる。
この世界に「深淵」と呼ばれる穴が突如発生し、アビスロイヤルたちがそこから復活した所から物語が始まっている。
DM26-RP1「逆札篇 第1弾 逆転神VS切札竜」の背景ストーリーの舞台となっている世界。
天高くそびえる塔の我竜塔が存在し、そこに居座る謎の支配者「Z」と彼から名前を与えられた「A」から「Y」の使徒によって支配されて闘いの心が失われている世界とされており、歴史の裏側のような世界とも語られている。
ところが闘いへの意志を維持していた《逆札神ヘヴィ・メタル》が異世界の存在である《謎の存在 メモッタ》のサポートを得て我竜塔の攻略に挑み、最終的に「Z」の魂が宇宙空間への撤退を選択したことで我竜塔は崩壊し、その代わりにEP世界の終末魔導兵器を連想させるような5つの城が姿を現す世界に変貌した。
- この世界に登場するクリーチャーは覚醒編までの種族が殆どを占めるが、デュエチューブによると覚醒編の事件が起きるよりも前に「Z」の支配が起きた世界とされることからEP世界に近い世界観だったと思われる。
- 覚醒編背景ストーリーに相当するイベントが起きなかったことによって「超次元の穴」が出現せずに覚醒の力の発現やパンドラ・スペースへの接続も起きていないようだ。そして、並行世界同士の歴史への干渉のルールにより、覚醒の代替手段としてZラッシュの力が強制的に目覚めることになった。
- 上位存在の《サファイア・シュタイン》は「Z」によるこの世界の支配を好意的に見守っており、《メモッタ》出現の際に介入を決意したがあまりにも我竜塔の陥落が早すぎたことで間に合わなかった。
DM26-RP2「逆札篇 第2弾 燃えろ禁断!逆転のドギラゴン革命!!」の背景ストーリーの舞台となっている世界。
「端的に言えば違和感がある世界」と表現されており、革命編背景ストーリーに似た世界観にエピソード1背景ストーリー~エピソード3背景ストーリーに似た世界観も混在しているというEP世界とDS世界が混在した異様な状況となっている。
さらに《烈しき切札 ドギラゴン逆》がこの世界に飛来して禁断のカレーパンを振りまいたことで「熱血」と「ビクトリー」という概念を強制的に植え付けられたことにより、ごく一部のクリーチャーを除いて殆どの強大なクリーチャーが《ドギラゴン逆》とハムカツ団の支配下に置かれている。
やがてカレーパンの支配を逃れて対抗できる唯一の勢力だった禁断とイニシャルズWに加えてこの世界に漂流した《メモッタ》の加勢により、《ドギラゴン逆》は撃破されてカレーパンの支配が解かれたことで《ドギラゴン逆》の飛来以前の世界に戻ったようだ。
- セレス世界と同じように本来なら1万年のブランクがあるはずのエピソード2とエピソード3のクリーチャーが同時期に登場しているが、そちらと同様に物語が早回しで進むことになってしまったが故の修正力なのかは現時点では不明。
- DM26-RP2の世界では《ゾロスター》は《ドギラゴン逆》の支配を免れ、別のクリーチャーに変貌した末に《神人類 ヨミ》を撃破したことやオラクル教団を作り替えてゼニスを生み出すに至るも結局倒される末路を歩むが、これはセレス世界における《ゾロスター》の動向とかなり類似している。こういった歴史の流れから察するに、DM26-RP2世界はEP世界と言うよりはセレス世界に近いのかもしれない。
- 《ドギラゴン》に相当する存在はどんな世界でも禁断から世界を護る英雄となっている運命のはずなのだが、この世界に関しては禁断と戦っている点こそは共通している一方で護るような行動はしているようには一切見えない。
- 一応、この世界において《ドギラゴン逆》は殆どの勢力をカレーパン中毒にしたことで気力や戦闘力を失わせて事実上の独裁体制を敷きながら世界の支配者として抵抗勢力の禁断を迎え撃っているため、ある意味かなり歪んだ状態として「禁断から世界を護る英雄」とは見れなくもない。
- また、《ドギラゴン逆》は《燃える革命 ドギラゴン》とは違って《燃えるメラッチ》から進化した存在ではなく、異世界から突如として出現してきたような描写があるため、そもそも各世界の《ドギラゴン》としてもかなりイレギュラーな存在の可能性もある。
デュエル・マスターズ プレイスの背景ストーリーの舞台となっている世界。
TCG版の背景ストーリーの世界全てを内包した上位世界とのパラレルワールドである。
世界観はTCG版とほぼ同一で、エピソード世界やドラゴン・サーガ世界、新章世界などに相当する並行世界を内包している。
それぞれの世界が辿った歴史も似ているが、サバイバーの出現時期、ウェーブストライカーや五大王の役割など、少なからぬ差異がある。
デュエチューブによるとエピソード世界やドラゴン・サーガ世界の歴史から欠けてしまった要素が多いが、パラレル存在に関するルールの影響で欠けた要素を補うための仙界による世界への干渉が多くなっているらしい。
その他の世界 [編集]
以下は主軸となる背景ストーリーの舞台にはなっていないが、その存在が確認されている世界。その殆どは少数のカードのフレーバーテキストのみで言及されており、その数も非常に多い。
フレーバーテキスト内で詳細に言及されているものや、デュエチューブで解説されたものは個別に解説する。
「ドラゴンを愛した者たちの心の中にある」とされる世界。初出はDMBD-05。
多くのドラゴンが住む龍の楽園。「龍幻」の称号を手にした唯一の龍である《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》によって治められている。
ドラゴン・サーガ世界と強い関わりを持ち、ドラグハートはこの世界から顕現したものとされている他、《龍世界 ドラゴ大王》はこの世界そのものが一つのドラゴンとして顕現したものである。
詳しくは、《龍の世界 龍幻郷》を参照。
革命軍と侵略者が入れ替わった世界 [編集]
初出はDMEX-12。
ランド大陸においては侵略者であったレッドゾーンと革命軍であったドギラゴンの立ち位置が入れ替わり、革命軍のレッドゾーンと侵略者のドギラゴンが存在する世界。
しかし両者の役割はそれでも変わらず、《レッドギラゾーン》は禁断の使徒として、《レッドギラゴン》は禁断に立ち向かう者として、両者は争う定めにある。
禁断同士の戦う世界 [編集]
初出はDMEX-18の《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》/《蒼き覚醒 ドギラゴンX》。
この世界では多くの「禁断」が存在し、それぞれが使徒を従えて覇権を争っている。この世界のレッドゾーンは「光の禁断」、ドギラゴンは「水/闇の最終禁断」の使徒となっており、自身の持つ文明も主に合わせてDS世界のそれとは変化している。だがこの世界においても、レッドゾーンとドギラゴンはやはり争う運命にある。
またこの世界には革命編に登場した様々なクリーチャーがそれぞれの「禁断」に仕えており、禁断同士の争いが繰り広げられている。
- 禁断が覇権を争っている世界観だが革命軍やハムカツ団などは存在しており、《ドギラゴン》の運命を考えると結局この世界においても禁断は最終的に撃退されると思われる。
鬼の王の歴史 [編集]
存在が発覚したのは十王篇、用語自体の初出はDMEX-18。
《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》を始めとしたデモニオたちがやってきた、龍頭星雲の向こう側にある複数の並行世界群の総称。「鬼の歴史」「鬼の世界」とも。
この世界においてはドラゴンではなく、デモニオがその力を振るっている。ドラゴンの歴史であるこちら側の並行世界群は「龍の歴史」とも呼ぶ。
「鬼の王の歴史」には「龍の歴史」の各並行世界と似た歴史を持つ並行世界が含まれており、たとえばそのうちひとつの並行世界では、新章世界のようにディスペクター襲来が発生している(そちらでディスペクターを創造したのは《龍魂珠》のパラレル存在である《鬼魂珠》となっている)。そこではジャオウガが「鬼レクスターズ」として覚醒し、邪鬼王来烈伝に記された王たちのディスペクターを撃破していった。
「龍の歴史」でモモキングに《Volzeos-Balamord》が撃破された時、「鬼の歴史」でもジャオウガによって《Volzeos-Balamord》が撃破されていた。その衝撃で二つの世界は接続し、そして再度襲来したジャオウガの手によって「龍の歴史」と統合されかける。だがモモキングの手によってその計画は阻止され、新たな「世界をつなぐ柱」によって二つの世界は再び隔たれた。
- ミスティ・レポートによれば、ジャオウガが鬼の支配を始める以前は「彼らなりに楽しく暮らしていた」と言う。十王篇では4つの王国がジャオウガの支配を受けていたが、デモニオら当人にとってもジャオウガの支配は苛烈なものだったと見える。
- デュエチューブでは鬼の歴史における《Volzeos-Balamord》の合体素材が五龍神ではなく五大鬼王と呼ばれるクリーチャー群だったことが語られており、推測するに鬼の歴史の太古における支配者かつ五龍神のパラレル存在だと思われる。
- 後述の鬼の歴史の設定を考えると、五龍神のパラレル存在である五大鬼王は「デモニオの世界」のみの存在なのか、それとも鬼の歴史に属する複数の並行世界の太古の支配者が基本的に五大鬼王になるのかは不明。
- 《ヨウガン竜鬼の封》では革命軍のマークが確認出来たり、闇の七王のパラレル存在がいるなど、歴代の背景ストーリーと類似した物語や世界観が存在していたことが示唆されており、後のデュエチューブでも明言されている。
- この世界でも《煉獄大帝 キング・ロマノフ》は出現したが、早期にジャオウガによって撃破されてしまったという。そして龍の歴史側のキング・ロマノフが複数の世界に影響を与える存在と化したことによって世界のルールに干渉されたらしく、《鬼魂珠》は《龍魂珠》と同じく煉獄送りになったが、キング・ロマノフに回収されるイベントが起こらなかったようで煉獄で誰の所有物にもならずに放棄されていることから危険な状況にあるという。
- 後にデュエチューブで解説されたところによると、「龍の歴史」「鬼の歴史」とは「新章世界」「エピソード世界」よりも一つ上の、言うなれば「TCG世界」「デュエプレ世界」に近い関係性であり、「鬼の歴史」と呼ばれる中に複数の並行世界が存在している模様。また、鬼札覇王連合の中には「デモニオの世界」とは異なる並行世界に存在する「王国」もある。
上述した歴代背景ストーリーを想起させる鬼の歴史のクリーチャーの存在も、「EP世界やDS世界と同様の物語が起きていた世界が鬼の歴史に存在していた」ことで説明できる。
- デュエチューブによると王来篇背景ストーリーにおいて龍の歴史と鬼の歴史は初めて明確に分岐したとされるほど酷似した歴史を歩んでいたようだが、これはジャオウガは鬼の歴史における《龍世界 ドラゴ大王》的な立場だったはずが、ドラゴ大王と違ってジャオウガは自ら別の世界に出張して侵略していく手段を取っていた影響であり、ジャオウガが鬼の歴史に不在している期間があることで表面的には龍の歴史に属する世界と似た歴史を歩んでいたとのこと。
- 後述の月光王国の世界のように、この歴史に属する並行世界は龍を排除しようとする傾向が強いらしい。ただし、鬼の歴史でもDMRP-22版《龍世界 〜龍の降臨する地〜》のフレーバーテキストによると龍を愛する者の心と龍幻郷は通じるらしい。
月光王国の世界 [編集]
初出はデュエチューブの「【背景ストーリー】《ジョリー・ザ・ジョニー》はジョーが生み出す前から存在したの!?視聴者からの質問にデュエマ開発者が答えます!」。
上述の鬼の王の歴史側に内包されているパラレルワールドの一つであり、月光王国が元々存在していた世界。鬼の歴史側に属するパラレルワールドなので「龍を排除しよう」という傾向が強いらしい。
龍を排除しようとする世界の法則も関与してDS世界におけるゼニス頂神殿出現と似たような働きで《「無情」の極 シャングリラ》のパラレル存在として《月と破壊と魔王と天使》が誕生しているが、この《魔王と天使》は前身となる魔王を「勇者」と呼ばれる存在が滅ぼしかけた歴史がある。
《魔王と天使》はこの世界の《シャングリラ》のパラレル存在だったが、ゼロの力に覚醒できずに存在する全ての矛盾を破壊しようとして世界の全ての破壊によるリセット「ラグナロク」と呼ばれる事件を起こした。
ラグナロク後も《魔王と天使》の矛盾は解決せず、やがて「自身の破壊行為を詩とすることで創造の糧とする」という結論に至って《黒歴史の白詩集》を作り、月光王国と呼ばれる存在が生まれた。
ところがその後にこの世界にジャオウガが出現したらしく、鬼札覇王連合を構成する王国の一つとして組み込まれた。
セレス世界 [編集]
初出はDMR-16極。当初は「オラクルが支配した世界」であることと遊撃師団の存在だけが語られていたもの[1]。
それからしばらく経ったDM23-EX3にて、その顛末が語られた。「水晶世界」と呼ばれることもある。
基本的な要素はエピソード世界のエピソード2~エピソード3の時期と同一だが、2つの点によって大きく異なる世界へと変貌している。
1つ目はゼロの力の根源である《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》が、「自らを無にする」という手段で矛盾を解消したため、ゼロの力とそこから生まれたゼニス、それらを信奉するオラクル教団は存在するが、彼らには目的が一切無い点。
2つ目は外部の世界から《クリス=タブラ=ラーサ》が介入し、自らの都合の良いようにオラクルたちを操った点で、世界はオラクル・セレスによって支配されており、反抗勢力も全て駆逐され、「終斗(ピリオド)」としてオラクルに取り込まれてしまっている。
それ以外にも相違点として、「《「終」の極 イギー・スペシャルズ》が存在していない」「ヨミがツラトゥストラの手に掛かったことでオラクルトップに立っておらず、イズモは存在が不明」、「漂流大陸が存在していないか或いは別の形式になっている影響で純粋な意味でのエグザイル・クリーチャーとサバイバーが存在していない[2]」、「テスタ・ロッサとその仲間たちの去就も不明」という点が挙げられている。
最終的には別世界からやってきた《アビスベル=覇統=ジャシン帝》によって、《クリス=タブラ=ラーサ》が撃破されたが、水晶の華にされたオラクル・セレスは解放されなかった。
しかし、彼らはいずれ《「俺獅」の頂天 ライオネル》によって救済され、ライオネルと共に反逆者「終斗」が立ち上がるのだという。
- 上述のようにエピソード世界に近いパラレルワールドのはずなのだが、遊撃師団に関連するクリーチャーはドラゴン・サーガ世界で独自に発生した種族となっている。メタ的には遊撃師団の名称カテゴリが登場したのがドラゴン・サーガ期であり、セレス世界の設定が後付けという事情があるためだが。
- 本来なら1万年のブランクがあるはずのエピソード2とエピソード3のクリーチャーが同時期に登場している。これは、《クリス=タブラ=ラーサ》がこの世界の主要な存在を次々と水晶の華にしてしまい、登場人物が減ったことで世界の修正力が働き、物語が早回しで進むことになってしまったからとされる。
- サバイバーが存在していないことが判明しているため、基本セット背景ストーリーの時期におけるサバイバーの各文明への侵攻が起きていないか別のパラレル存在が似た事件を起こした可能性がある。つまり、実際にはエピソード2以前のかなり前からエピソード世界とは異なる歴史を歩んでいたと思われる。
- パンドラ・スペースは存在しているが、EP世界やDS世界で認識されている《偽りの名 13》が破壊したパンドラとはパラレルであることが明かされている[3]。パンドラの関係者の同格のパラレル存在が成立出来ている理由であるとも考えられる。
野望のカリスマ世界 [編集]
DM26-EX2に収録された《邪眼破壊神R・R・R》が存在する世界。
EP世界などにおけるキング・ロマノフは魔銃マッド・ロック・チェスターの入手と引き換えに代償として3体に引き裂かれ煉獄に囚われ続けていたが、この世界では事前に《暗黒王デス・フェニックス》を魔銃の入手前に懐柔したことで煉獄への封印を回避した。
このことによってゴッドにならなかったはずのキング・ロマノフだったが、盟友のデス・フェニックスがゴッドを生み出していたことが原因で、結局を煉獄を経由しない別の形のゴッドに変貌し、世界征服に乗り出した。
キング・ロマノフが「ゴッド・ガルド」という勢力を作ってこの世界は征服されたはずだったが、支配によって世界の情勢が安定したことによって盟友だったはずのデス・フェニックスが破壊のイデアの精神に基づいて支配を打破するために反逆、結果的にそれぞれのゴッドが争いを繰り広げる世界となっている。
- デュエチューブによるとこの世界では《ヘブンズ・ゲート》が存在していないことからサファイア家の影響がなく、キング・ロマノフが世界征服に成功した一因とのこと。しかし、その影響でこの世界のキング・ロマノフはサファイア家の存在を認識できていない。
覇道のカリスマ世界 [編集]
DM26-EX2に収録された《SSS級侵略 カリスマゾーン》が存在する世界。
《伝説の正体 ギュウジン丸》が《伝説の禁断 ドキンダムX》の支配を狙っていたが、革命編背景ストーリーとは異なって《時の革命 ミラダンテ》の影響力を重く考えたために天災計画の内容を、ランド大陸の住民の侵略者化やミラダンテの利用はせずに《轟く侵略 レッドゾーン》のクローン個体の生産による侵略活動に変更するという歴史に変わった。
ところがギュウジン丸がオリジナルのレッドゾーンの個体の「カリスマ性」を計算しなかったことによってクローン勢がオリジナルに懐柔されてしまったことで天災計画は制御不可能となって本来の想定が破綻、更にS級侵略者を取り込んだオリジナルのレッドゾーンはカリスマゾーンへと変貌する形で計画が完成する。
最終的にギュウジン丸もミラダンテの介入もなかった革命軍もレッドゾーン達に対抗できずに撃破され、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》の襲来前にドキンダムXとレッドゾーンによるランド大陸の支配が完成されたため、ランド大陸はレッドゾーンが使用するサーキットに改造されている。
- 禁断勢力が完全勝利を収めた世界だが、どんな世界でも禁断から世界を護る英雄となる《ドギラゴン》の運命はどのように処理されたのかは不明。
覚悟のカリスマ世界 [編集]
DM26-EX2に収録された《世界竜皇 ボルシャック・ヒカリスマ》が存在する世界。
ゴッド・オブ・アビス背景ストーリーに近い世界観だが、初代暴竜爵の時代に《アビスベル=ジャシン帝》とは異なるアビスが出現し、初代暴竜爵が犠牲になる形で封印したことから暴竜爵の血筋が残らずにその名前を利用することも禁じられることになったが、各文明において暴竜爵への敬意が強いことからGoA世界よりも暴竜爵のカリスマ性が強くなっている。
この世界でもGoA世界と似たような流れで古のアビスが再度復活し、長年平和だったことで対抗できる力をこの世界の住民は持っていなかったことで危機に陥るが、初代暴竜爵がボルシャック・ヒカリスマとして復活、。各文明のリーダーも覚悟のアピールのためにボルシャックの肩書を名乗り、共闘でアビスを再度封印することに成功。
これらの事件を受け、アビスの再度の復活の可能性に備えて復活した暴竜爵を頂点とした社会体制を構築している。
その他 [編集]
解説されたフレーバーテキスト数が少なく、デュエチューブ等でも触れられた事がない世界。
背景ストーリーをベースにしたメディアミックス作品については、一部異なる設定や描写があることもあってベースになった背景ストーリーの並行世界とも解釈できる。
特に漫画『デュエル・マスターズ紅蓮』はデュエチューブにおいて《爆剣士グレンモルト剣》の紹介と共に「《蒼き団長 ドギラゴン剣》の剣を《グレンモルト》が託される世界」と解説されており[4]、この作品は明確に革命編背景ストーリー及び革命ファイナル背景ストーリーの並行世界と考えられた。
ところが実際の漫画は上述の展開が起こらないどころか革命ファイナル背景ストーリーに相当する話が描かれないまま連載が終了する結末を迎えたことやその理由についても現在まで触れられていないことから、現時点で『デュエル・マスターズ紅蓮』がデュエチューブにおいて語られた並行世界の設定を当てはめられるのかということや背景ストーリーにおいて「《爆剣士グレンモルト剣》が誕生する世界」が設定上存在しているのかは断言できない。
また、漫画・アニメ内で描写される「クリーチャー世界」[5]も、フレーバーテキストや全方位カードファイル等で展開されている背景ストーリーと食い違うことが多々あり、それらもある種の並行世界と言える。
ただし、先述の通り新章デュエル・マスターズ〜超天篇の時期は、漫画・アニメで描かれるクリーチャー世界と背景ストーリーとが設定上一致していることが公式に宣言されている。ただしそれでも細かい差異は存在する。
ほか、デュエル・マスターズ プレイスのメインストーリーでは、本筋の背景ストーリーをベースとしつつも細部の異なる「クリーチャー世界」が描かれている。
こちらにも複数の世界線があるようだが、その一部はデュエマシティを通じて繋がっており、複数の世界のクリーチャーが一同に集うシーンも時折見られる。
その他 [編集]
参考 [編集]